TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025009285
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023112186
出願日
2023-07-07
発明の名称
情報処理装置、情報処理プログラム、及び情報処理システム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20250110BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ユーザが切り替わった場合に、ユーザ設定値と現在の設定値とのいずれか一方を当該ユーザの設定値として反映させて変更することにある。
【解決手段】ユーザ登録部50aと、現在設定値記憶部50fと、設定差異抽出部50gと、を備えた情報処理装置であって、表示部50kと、設定差異抽出部50gにより抽出された差異がある設定項目と、当該設定項目に対応するユーザ設定値と現在の設定値とを表示部50kに表示しておき、ユーザ設定値を現在の設定値に反映させて現在設定値記憶部50fに記憶させるか否かの選択指示を受け付ける選択部50bと、選択部50bが受け付けた選択結果に基づいて、ユーザ設定値と現在の設定値とのいずれか一方を設定値として反映させて現在設定値記憶部50fに記憶する設定反映部50cと、を備えることを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の機能を実行するための設定項目と当該設定項目に対応するユーザ設定値とをユーザ毎に登録するユーザ登録部と、
前記設定項目に対応する現在の設定値を記憶する現在設定値記憶部と、
前記現在の設定値と前記ユーザ設定値とに差異がある場合に、差異がある設定項目を抽出する設定差異抽出部と、を備えた情報処理装置であって、
表示部と、
前記設定差異抽出部により抽出された差異がある設定項目と、当該設定項目に対応する前記ユーザ設定値と現在の設定値とを前記表示部に表示しておき、前記ユーザ設定値を現在の設定値に反映させて前記現在設定値記憶部に記憶させるか否かの選択指示を受け付ける選択部と、
前記選択部が受け付けた選択結果に基づいて、前記ユーザ設定値と現在の設定値とのいずれか一方を設定値として反映させて前記現在設定値記憶部に記憶する設定反映部と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 2,400 文字)
【請求項2】
前記選択部は、前記設定差異抽出部により抽出された差異がある設定項目と、当該設定項目に対応する前記ユーザ設定値と現在の設定値と、修正についての指示を受け付けるための修正ボタンとを前記表示部に表示しておき、
前記修正ボタンに対して選択を受け付けた場合に、当該設定項目に対応する前記ユーザ設定値と現在の設定値に加えて、変更についての指示を受け付けるための変更ボタンを前記表示部に表示しておき、
前記変更ボタンに対して選択を受け付けた場合に、前記設定反映部は、前記ユーザ設定値を現在の設定値に反映させて現在設定値記憶部に記憶することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記選択部は、前記ユーザ設定値と現在の設定値とは別の設定値を現在の設定値に反映させて現在設定値記憶部に記憶させるか否かの選択指示を受け付け、
前記設定反映部は、前記選択部が受け付けた選択結果に基づいて、前記別の設定値を現在の設定値に反映させて現在設定値記憶部に記憶することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
設定項目と設定値とを表示する設定項目領域と、前記設定項目領域に表示されている設定値を編集する際の選択を受け付ける編集ボタンとを少なくとも1つ以上を表示する設定一覧画面と、
前記編集ボタンの1つが選択された場合に、新規の設定値を追加することを表す追加ボタンを表示する第1のユーザ登録編集画面と、
前記追加ボタンが選択された場合に、設定項目に対応する設定値を入力するための新規の設定項目領域を表示し、かつ新規の設定項目領域が編集された場合の新規の登録を行うことを表す登録ボタンを表示する第2のユーザ登録編集画面と、を操作に応じて表示する一覧表示部を備え、
前記ユーザ登録部は、前記第2のユーザ登録編集画面において、前記登録ボタンが選択された場合に、前記新規の設定項目領域に入力された設定値をユーザ設定値として登録することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記ユーザ登録部は、所定の機能を実行するための設定項目に対して複数の異なるユーザ設定値をユーザ毎に登録可能にすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記第1のユーザ登録編集画面は、前記編集ボタンの1つが選択された場合に、選択された前記編集ボタンに対応する設定項目に対する設定値を全てのユーザ設定値として登録することを表す共有ボタンを表示し、
前記ユーザ登録部は、前記共有ボタンが選択された場合に、選択された前記編集ボタンに対応する設定項目に対するユーザ設定値を全てのユーザに対して登録することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記ユーザ登録部は、前記共有ボタンが選択された場合に、選択された前記編集ボタンに対応する設定項目に対するユーザ設定値を全てのユーザに対して登録するための権限を管理者のみに与えることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記設定反映部は、前記選択部による処理を行わず、前記設定差異抽出部により抽出された、前記現在の設定値と前記ユーザ設定値とに差異がある場合の当該設定項目に対応する前記ユーザ設定値を現在の設定値に反映させて現在設定値記憶部に記憶させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
表示選択モードと、非表示モードとの何れか一方の選択指示を受け付けるモード選択部を備え、
前記モード選択部により表示選択モードが選択された場合に、前記設定差異抽出部により抽出された当該設定項目と、当該設定項目に対応する前記ユーザ設定値と現在の設定値とを前記表示部に表示しておき、前記選択部により、前記ユーザ設定値を現在の設定値に反映させて前記現在設定値記憶部に記憶させるか否かの選択指示を受け付け、前記設定反映部により、前記選択部が受け付けた選択結果に基づいて、前記ユーザ設定値と現在の設定値とのいずれか一方を設定値として反映させて前記現在設定値記憶部に記憶し、
前記モード選択部により非表示モードが選択された場合に、前記設定差異抽出部により抽出された、前記現在の設定値と前記ユーザ設定値とに差異がある場合の当該設定項目に対応する前記ユーザ設定値を現在の設定値に反映させて前記現在設定値記憶部に記憶させることを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
コンピュータに、
所定の機能を実行するための設定項目と当該設定項目に対応するユーザ設定値とをユーザ毎に登録するユーザ登録ステップと、
前記設定項目に対応する現在の設定値を記憶する現在設定値記憶ステップと、
前記現在の設定値と前記ユーザ設定値とに差異がある場合に、差異がある設定項目を抽出する設定差異抽出ステップと、を実行させるための情報処理プログラムであって、
前記設定差異抽出ステップにより抽出された差異がある設定項目と、当該設定項目に対応する前記ユーザ設定値と現在の設定値とを表示部に表示しておき、前記ユーザ設定値を現在の設定値に反映させて前記現在設定値記憶ステップに記憶させるか否かの選択指示を受け付ける選択ステップと、
前記選択ステップが受け付けた選択結果に基づいて、前記ユーザ設定値と現在の設定値とのいずれか一方を設定値として反映させて前記現在設定値記憶ステップに記憶する設定反映ステップと、を実行させるための情報処理プログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理プログラム、及び情報処理システムに関する。
続きを表示(約 3,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複数のユーザが利用する複合機(MPF)などの情報処理装置において、設定項目に対応してユーザが望む設定値をユーザ毎に保存しておき、あるユーザがMPFを利用する際に、設定項目に対応した現在の設定値がユーザ設定値と差異がある場合に、差異がある設定項目を一覧表示しておき、一括で保存したユーザ設定値に変更できる技術が知られている。
特許文献1にあっては、パソコン上に設けられたプリンタドライバにおいて、ドライバの設定項目の初期値とユーザの操作に基づいて変更された設定値の差分を検出し、差分を有する設定項目の情報を表示し、差分を有する設定項目についてユーザがさらなる設定値の変更をするか、または初期値に戻すことを可能とする技術が開示されている。
【0003】
ところで、複数のユーザが1つのMFPを使用する場合に、各ユーザが利用目的に合った設定値に変更することがある。
しかし、MFPに設定される設定値は、当該MFPを作動させるために必要な設定値に設定されることを前提にしているため、例えばユーザAにより変更された設定値が、ユーザBの利用目的に沿ったものではない場合、ユーザBはユーザAが設定した設定値を変更して、ユーザBに最適な設定に変更してから利用する必要がある。
この際、MFPの操作方法を熟知していないユーザにとっては、当該ユーザが利用したい設定値に変更(戻す)する操作が困難になるという問題があった。
このような場合、ユーザ数や、変更した設定項目数が多いほど、ユーザが利用目的に合った設定値に変更(戻す)する操作(作業)に手間がかかっていた。また、各ユーザは自分が利用したい設定値を覚えておく必要があった。
【0004】
また、MFPにあっては、登録された設定値データをバックアップしておき、必要に応じてリストアすることで、設定値データを復元するというバックアップ・リストア機能が一般的に提供されている。しかし、MPFのユーザが変わる度に、リストア機能を実行するには時間も手間もかかるため、作業効率が低下するという問題があった。
従来、複数のユーザが1つのMPFを使用する際に、上述した問題について考慮されていなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の一実施形態は、上記に鑑みてなされたもので、その目的は、ユーザが切り替わった場合に、ユーザ設定値と現在の設定値とのいずれか一方を当該ユーザの設定値として反映させて変更することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、所定の機能を実行するための設定項目と当該設定項目に対応するユーザ設定値とをユーザ毎に登録するユーザ登録部と、前記設定項目に対応する現在の設定値を記憶する現在設定値記憶部と、前記現在の設定値と前記ユーザ設定値とに差異がある場合に、差異がある設定項目を抽出する設定差異抽出部と、を備えた情報処理装置であって、表示部と、前記設定差異抽出部により抽出された差異がある設定項目と、当該設定項目に対応する前記ユーザ設定値と現在の設定値とを前記表示部に表示しておき、前記ユーザ設定値を現在の設定値に反映させて前記現在設定値記憶部に記憶させるか否かの選択指示を受け付ける選択部と、前記選択部が受け付けた選択結果に基づいて、前記ユーザ設定値と現在の設定値とのいずれか一方を設定値として反映させて前記現在設定値記憶部に記憶する設定反映部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ユーザが切り替わった場合に、ユーザ設定値と現在の設定値とのいずれか一方を当該ユーザの設定値として反映させて変更することにある。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1実施形態に係わる情報処理装置と認証サーバとをネットワークを介して接続されたことを示すシステム構成図である。
本発明の第1実施形態に係わる情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
本発明の第1実施形態に係わる情報処理装置に搭載されている機能を示す機能ブロック図である。
(a)は、本発明の第1実施形態に係わる情報処理装置に備えた現在設定値記憶部により管理されているテーブルT1であり、(b)はユーザ登録部により管理されているテーブルT2である。
本発明の第1実施形態に係わる情報処理装置による設定値を保存する際の動作を示すフローチャートである。
本発明の第1実施形態に係わる情報処理装置による設定値の復元時フローチャートを示す。
本発明の第1実施形態に係わる情報処理装置により、ユーザがユーザ登録部に登録した設定値に復元する際の画面の遷移を示す状態遷移図である。
本発明の第1実施形態に係わる情報処理装置により、ユーザの操作を受け付けるための選択画面の一例(その1)を示す図である。
図8に示す選択画面からチェックボックスを取り除いた選択画面の変形例の一例(その2)を示す図である。
本発明の第1実施形態に係わる情報処理装置により、設定一覧画面を経由してユーザ登録を行う際の画面の遷移を示す状態遷移図である。
本発明の第1実施形態の変形例に係わる情報処理装置において、MFP同士で情報を共有する方法について説明するための模式図である。
本発明の他の実施形態に係わる情報処理システムにおいて、認証サーバで情報を共有する方法ついて説明するための模式図である。
本発明の第2実施形態に係わる情報処理装置において、ユーザ登録された情報のうち現在設定値と差異がある設定項目と設定値を一旦表示して、ユーザの了承を得て無条件設定することを示す画面である。
本発明の第1実施形態又は第2実施形態の変形例に係わる情報処理装置において、ユーザ登録された設定値を反映させるためのモード選択画面である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
本発明は、ユーザが切り替わった場合に、ユーザ設定値と現在の設定値とのいずれか一方を当該ユーザの設定値として反映させて変更するために、以下の構成を有する。
すなわち、本発明の情報処理装置は、所定の機能を実行するための設定項目と当該設定項目に対応するユーザ設定値とをユーザ毎に登録するユーザ登録部と、設定項目に対応する現在の設定値を記憶する現在設定値記憶部と、現在の設定値とユーザ設定値とに差異がある場合に、差異がある設定項目を抽出する設定差異抽出部と、を備えた情報処理装置であって、表示部と、設定差異抽出部により抽出された差異がある設定項目と、当該設定項目に対応するユーザ設定値と現在の設定値とを表示部に表示しておき、ユーザ設定値を現在の設定値に反映させて現在設定値記憶部に記憶させるか否かの選択指示を受け付ける選択部と、選択部が受け付けた選択結果に基づいて、ユーザ設定値と現在の設定値とのいずれか一方を設定値として反映させて現在設定値記憶部に記憶する設定反映部と、を備えることを特徴とする。
以上の構成を備えることにより、ユーザが切り替わった場合に、ユーザ設定値と現在の設定値とのいずれか一方を当該ユーザの設定値として反映させて変更することができる。
上記記載の本発明の特徴について、以下の図面を用いて詳細に解説する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
上記の本発明の特徴に関して、以下、図面を用いて詳細に説明する。
【0010】
<システム構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係わる情報処理装置と認証サーバとをネットワークを介して接続されたことを示すシステム構成図である。
図1に示すシステムは、情報処理装置の一例であるMFP1と認証サーバ10とをネットワークNを介して接続されたことを示す。
MFP1は、ユーザによりユーザ名(ユーザID)とパスワードが設定された場合に、ユーザ名とパスワードがネットワークNを介して認証サーバ10に送信され、認証サーバ10による認証を受ける。
認証サーバ10は、MFP1から受信したユーザ名とパスワードの組が前もって登録されている場合に、許可通知をMFP1に返送し、一方、ユーザ名とパスワードの組が前もって登録されていない場合に、不許可通知をMFP1に返送する。
情報処理装置は、一例として画像形成装置(MFP)により構成され、認証サーバ10から許可通知を受信した場合に、ユーザが所望する機能(コピー機能、スキャナ機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能など)をユーザに提供する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
環境音制御方法
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
日本無線株式会社
秘匿通信
2か月前
個人
押しボタン式側圧調整器
2か月前
個人
ヘッドホンカバー
1か月前
株式会社奥村組
通信設備
4日前
キヤノン株式会社
電子機器
6日前
キヤノン株式会社
電子機器
13日前
キヤノン株式会社
電子機器
11日前
オムロン株式会社
通信装置
4日前
BoCo株式会社
聴音装置
1か月前
BoCo株式会社
聴音装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
2か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
3か月前
17LIVE株式会社
サーバ
3か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
12日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
5日前
日本精機株式会社
車両用の撮像装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
5日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
2か月前
キヤノン株式会社
映像表示装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
シート搬送装置
3か月前
株式会社クボタ
作業車両
3か月前
株式会社ベアリッジ
携帯無線機
2か月前
個人
テレビ画面の立体画像の表示方法
2か月前
日本放送協会
無線伝送システム
19日前
リオン株式会社
聴取装置
1か月前
シャープ株式会社
表示装置
2か月前
日本セラミック株式会社
超音波送受信器
2か月前
株式会社アーク
情報処理システム
1か月前
株式会社Move
イヤホン
25日前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
1か月前
株式会社小糸製作所
画像照射装置
19日前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
5日前
株式会社オカムラ
電子機器支持什器
12日前
リオン株式会社
マイクロホン
2か月前
続きを見る
他の特許を見る