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公開番号
2025008639
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023110971
出願日
2023-07-05
発明の名称
情報処理装置、及びプログラム
出願人
東芝テック株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
H04L
67/1021 20220101AFI20250109BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】複数の稼働サーバが設けられたシステムにおいて、稼働サーバに対するアクセスを容易にすることができる情報処理装置を提供すること。
【解決手段】実施形態によれば、情報処理装置は、判別手段、第1アクセス手段、第2アクセス手段を有する。判別手段は、サーバに対するアクセス要求があった場合に、自装置の配置場所が前記配置場所リストに存在するかを判別する。第1アクセス手段は、自装置の配置場所が前記配置場所リストに存在すると判別された場合、前記サーバIPリストファイルから自装置の配置場所に対応するサーバを特定してアクセスする。第2アクセス手段は、自装置の配置場所が前記配置場所リストに存在しないと判別された場合、前記サーバIPリストファイルにIPアドレスが設定された複数のサーバから選択されたサーバにアクセスする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のサーバのIP(internet protocol)アドレスが設定されたサーバIPリストファイルと、前記サーバにアクセスする情報処理装置が配置される配置場所の情報が設定された配置場所リストとを記憶する記憶手段と、
サーバに対するアクセス要求があった場合に、自装置の配置場所が前記配置場所リストに存在するかを判別する判別手段と、
自装置の配置場所が前記配置場所リストに存在すると判別された場合、前記サーバIPリストファイルから自装置の配置場所に対応するサーバを特定してアクセスする第1アクセス手段と、
自装置の配置場所が前記配置場所リストに存在しないと判別された場合、前記サーバIPリストファイルにIPアドレスが設定された複数のサーバから選択されたサーバにアクセスする第2アクセス手段と、を有する情報処理装置。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記第2アクセス手段は、
前記配置場所リストをもとに配置場所一覧を表示させ、前記配置場所一覧から選択された配置場所に対応するサーバを特定してアクセスする、請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記配置場所リストには、配置場所毎に、場所情報、配置場所毎に割り当てられたIPアドレス、配置場所に対応するサーバを示すサーバ情報とが設定され、
前記サーバIPリストファイルには、サーバ毎に、前記サーバ情報、サーバ毎のIPアドレスとが設定される、請求項1記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記配置場所リストには、配置場所毎に、配置場所毎に割り当てられたIPアドレスの使用範囲を示す範囲情報を含み、
前記判別手段は、前記範囲情報が示す範囲の配置場所のIPアドレスと自装置のIPアドレスとの比較により、自装置の配置場所が前記配置場所リストに存在するかを判別する、請求項3記載の情報処理装置。
【請求項5】
コンピュータを、
複数のサーバのIPアドレスが設定されたサーバIPリストファイルと、前記サーバにアクセスする情報処理装置が配置される配置場所の情報が設定された配置場所リストとを記憶する記憶手段と、
サーバに対するアクセス要求があった場合に、自装置の配置場所が前記配置場所リストに存在するかを判別する判別手段と、
自装置の配置場所が前記配置場所リストに存在すると判別された場合、前記サーバIPリストファイルから自装置の配置場所に対応するサーバを特定してアクセスする第1アクセス手段と、
自装置の配置場所が前記配置場所リストに存在しないと判別された場合、前記サーバIPリストファイルにIPアドレスが設定された複数のサーバから選択されたサーバにアクスする第2アクセス手段として機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、情報処理装置、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
クライアントサーバシステムとして、例えばPOS(Point of Sales)システムを管理するための構成がある。POSシステムでは、サーバは、店舗で販売される各商品の商品名、単価等の商品データを記憶した商品マスタを備え、販売された商品の販売データを集計して、店舗全体の売上、在庫等を管理する。クライアントPC(Personal Computer)は、サーバにログインし、サーバにおいて管理されるPOSに関する各種データに対する処理を実行する。
【0003】
複数の稼働サーバによって複数の店舗を管理するシステムの場合、稼働サーバ毎に管理対象とする店舗が決められる。従って、ある店舗のPOSに関する各種データに対して処理する場合には、クライアントPCでは、アクセスが許可されている稼働サーバや、処理の対象とする店舗が何れの稼働サーバにより管理されているかを把握し、処理対象とする店舗に対応する稼働サーバ毎にログイン用のアイコンを作成する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-250537号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、複数の稼働サーバが設けられたシステムにおいて、稼働サーバに対するアクセスを容易にすることができる情報処理装置、及びプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態によれば、情報処理装置は、判別手段、第1アクセス手段、第2アクセス手段を有する。判別手段は、サーバに対するアクセス要求があった場合に、自装置の配置場所が前記配置場所リストに存在するかを判別する。第1アクセス手段は、自装置の配置場所が前記配置場所リストに存在すると判別された場合、前記サーバIPリストファイルから自装置の配置場所に対応するサーバを特定してアクセスする。第2アクセス手段は、自装置の配置場所が前記配置場所リストに存在しないと判別された場合、前記サーバIPリストファイルにIPアドレスが設定された複数のサーバから選択されたサーバにアクセスする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態のクライアントサーバシステムの構成の一例を示す図。
本実施形態における稼働サーバ、集約サーバ、クライアントPCの関係を示す図。
本実施形態におけるクライアントPCの要部回路構成を示すブロック図。
本実施形態における関連ファイルの一例を示す図。
本実施形態における店舗リストファイルに設定される情報(項目名)の一例を示す図。
本実施形態における店舗リストファイルに設定される情報の具体例を示す図。
本実施形態におけるサーバIPリストファイルに設定される情報(項目名)の一例を示す図。
本実施形態におけるサーバIPリストファイルに設定される情報の具体例を示す図。
本実施形態におけるログイン制御プログラムによるログイン制御処理の動作を説明するためのフローチャート。
本実施形態におけるエラーメッセージの表示例を示す図。
本実施形態におけるPOSアイコンの一例を示す図。
本実施形態におけるログイン画面の一例を示す図。
本実施形態における店舗一覧の表示例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態のクライアントサーバシステムの構成の一例を示す図である。図1に示すクライアントサーバシステムは、POSシステムを管理するための構成例を示している。
【0009】
図1に示すシステムは、複数の稼働サーバ10,11,…,1M、集約サーバ20、複数の店舗30,31,…3N、本部40とが、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネットなどのネットワーク5を通じて通信可能に接続される。
【0010】
複数の稼働サーバ10は、それぞれ、少なくとも1つの店舗に設けられるPOSシステムを管理する。集約サーバ20は、本部40に設けられる本部POS402を管理する。稼働サーバ10及び集約サーバ20は、店舗で販売される各商品の商品名、単価等の商品データを記憶した商品マスタを備え、販売された商品の販売データを集計して、店舗全体の売上、在庫等を管理する。
(【0011】以降は省略されています)
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