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公開番号2025006111
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023106705
出願日2023-06-29
発明の名称検査監視装置
出願人日立Astemo株式会社
代理人弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類G08B 21/24 20060101AFI20250109BHJP(信号)
要約【課題】検査の疑わしい状態を検出することが可能な検査監視装置を提供する。
【解決手段】複数の検査項目に亘る検査データに基づいて検査の疑わしさを評価する評価部と、評価部の評価結果に基づいて検査が疑わしい状態になったことを報知する報知部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の検査項目に亘る検査データに基づいて検査の疑わしさを評価する評価部と、
前記評価部の評価結果に基づいて検査が疑わしい状態になったことを報知する報知部と
を備えることを特徴とする検査監視装置。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記評価部は、
所定の評価期間における複数の検査項目に亘る検査データの統計量、異常度及びJensen-Shannon情報量に基づいて前記検査項目毎に所定の評価指標を生成する指標値生成部と、
前後の前記評価期間における前記評価指標に基づいて検査の疑わしさを示す推定値を生成する推定値生成部と、
前記推定値を警報しきい値と比較することにより警報の出力を判定し、当該判定の結果に基づいて警報信号を生成する判定部と
を備えることを特徴とする請求項1に記載の検査監視装置。
【請求項3】
前記指標値生成部は、統計量の変異量、異常度の変異量及びJensen-Shannon情報量の変異量を所定の重み付け係数を用いて合計することにより前記評価指標を計算することを特徴とする請求項2に記載の検査監視装置。
【請求項4】
前記推定値生成部は、全ての前記検査項目に関する前記評価指標の合計値の前後の前記評価期間における差分を前記推定値として生成することを特徴とする請求項2又は3に記載の検査監視装置。
【請求項5】
前記警報しきい値を適応的に設定するしきい値設定部をさらに備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の検査監視装置。
【請求項6】
疑わしい検査装置の正常な検査装置への切替えを指示する切替指示部をさらに備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の検査監視装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、検査監視装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、マルチエネルギー画像データにおいて少なくとも二種類の物質を簡単且つ高精度に分類することが可能な医用画像診断装置が開示されている。この医用画像診断装置は、マルチエネルギー画像データのピクセルまたはボクセルに関連付けられたマルチエネルギー強度情報に基づいて適応的にしきい値を変更する変更ユニットと、変更されたしきい値に基づいてマルチエネルギー画像データが有する複数のピクセルまたは複数のボクセルを、少なくとも二種類の物質のそれぞれに対応するピクセルまたはボクセルに分類する分類ユニットとを備えるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-87469号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記背景技術は、医療分野において二種類の物質を簡単且つ高精度に分類するものであるが、製品製造分野においても製品検査において製品を良品と不良品とに分類することが度々行われている。この製品検査で良品と判定された製品が実際の使用時に不具合が発生する事象が発生することがある。したがって、製品製造分野において、製品検査の疑わしい状態を検出することは極めて重要な技術課題になっている。
【0005】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、製品検査の疑わしい状態を検出することが可能な検査監視装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明では、検査監視装置に係る第1の解決手段として、複数の検査項目に亘る検査データに基づいて検査の疑わしさを評価する評価部と、前記評価部の評価結果に基づいて検査が疑わしい状態になったことを報知する報知部とを備える、という手段を採用する。
【0007】
本発明では、検査監視装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記評価部は、所定の評価期間における複数の検査項目に亘る検査データの統計量、異常度及びJensen-Shannon情報量に基づいて前記検査項目毎に所定の評価指標を生成する指標値生成部と、前後の前記評価期間における前記評価指標に基づいて検査の疑わしさを示す推定値を生成する推定値生成部と、前記推定値を警報しきい値と比較することにより警報の出力を判定し、当該判定の結果に基づいて警報信号を生成する判定部とを備える、という手段を採用する。
【0008】
本発明では、検査監視装置に係る第3の解決手段として、上記第2の解決手段において、前記指標値生成部は、統計量の変異量、異常度の変異量及びJensen-Shannon情報量の変異量を所定の重み付け係数を用いて合計することにより前記評価指標を計算する、という手段を採用する。
【0009】
本発明では、検査監視装置に係る第4の解決手段として、上記第2又は第3の解決手段において、前記推定値生成部は、全ての前記検査項目に関する前記評価指標の合計値の前後の前記評価期間における差分を前記推定値として生成する、という手段を採用する。
【0010】
本発明では、検査監視装置に係る第5の解決手段として、上記第2~第4のいずれかの解決手段において、前記警報しきい値を適応的に設定するしきい値設定部をさらに備える、という手段を採用する。
(【0011】以降は省略されています)

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