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公開番号2025005640
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023105896
出願日2023-06-28
発明の名称遊戯画像撮影装置
出願人株式会社セガ
代理人弁理士法人インターブレイン
主分類G03B 17/53 20210101AFI20250109BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 遊戯画像撮影装置における編集作業を支援する。
【解決手段】 遊戯画像撮影装置は、ユーザを撮影する撮影処理部と、撮影画像に対するユーザからの編集入力を受け付ける編集処理部と、編集後の撮影画像である編集画像を外部媒体に出力する画像出力部と、を備える。編集処理部は、撮影画像(K1)の編集画面に対して、ユーザから保存指示が受け付けられたとき、撮影画像(K1)に映る被写体に対して指定されたメイクセットを保存し、撮影画像(K2)の編集画面に対して、ユーザから適用指示が受け付けられたとき、撮影画像(K2)に映る被写体に対して保存されたメイクセットを適用する。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザを撮影する撮影処理部と、
撮影画像に対するユーザからの編集入力を受け付ける編集処理部と、
編集後の撮影画像である編集画像を外部媒体に出力する画像出力部と、を備え、
前記編集処理部は、
第1の撮影画像の編集画面に対して、ユーザから保存指示が受け付けられたとき、前記第1の撮影画像に映る被写体に対して指定された装飾方法を装飾情報として保存し、
前記第1の撮影画像とは異なる第2の撮影画像の編集画面に対して、ユーザから適用指示が受け付けられたとき、前記第2の撮影画像に映る被写体に対して前記保存された装飾情報に指定される装飾方法を適用する、遊戯画像撮影装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
編集画面においては、撮影画像に含まれる被写体の複数の部位ごとに、1以上の装飾方法を指定可能であり、
前記編集処理部は、
前記第1の撮影画像に対して保存指示が受け付けられたとき、被写体の複数の部位それぞれに対して指定された装飾方法を装飾情報として保存し、
前記第2の撮影画像に対して適用指示が受け付けられたとき、被写体の複数の部位それぞれに対して前記装飾情報に指定される装飾方法を適用する、請求項1に記載の遊戯画像撮影装置。
【請求項3】
前記編集処理部は、
第1の被写体および第2の被写体が映る撮影画像において、第1の被写体が選択された状態でユーザから保存指示が受け付けられたとき、前記第1の被写体に対して指定された装飾方法を前記装飾情報として保存し、
前記第2の被写体が選択された状態でユーザから適用指示が受け付けられたとき、前記第2の被写体に対して前記保存された装飾情報に指定される装飾方法を適用する、請求項1に記載の遊戯画像撮影装置。
【請求項4】
前記編集処理部は、
3枚以上の撮影画像のうち、第1の撮影画像が選択された状態でユーザからの保存指示により装飾情報が保存された場合において、
ユーザから適用指示が受け付けられたとき、前記3枚以上の撮影画像のうちの残りの撮影画像に映る被写体に対して前記保存された装飾情報に指定される装飾方法を一括適用する、請求項1に記載の遊戯画像撮影装置。
【請求項5】
前記編集処理部は、
第1の被写体および第2の被写体が映る複数の撮影画像のうち、第3の撮影画像および第1の被写体が選択された状態でユーザから保存指示が受け付けられたとき、前記第3の撮像画像における前記第1の被写体に対して指定された装飾方法を前記装飾情報として保存し、
ユーザから適用指示が受け付けられたとき、前記複数の撮影画像のうち残りの撮影画像に映る前記第1の被写体に対して前記保存された装飾情報に指定される装飾方法を適用する、請求項1に記載の遊戯画像撮影装置。
【請求項6】
前記編集処理部は、保存指示のための第1入力インタフェースおよび適用指示のための第2入力インタフェースを前記編集画面に表示させ、装飾情報が保存済みであるか否かに応じて、前記第1入力インタフェースおよび前記第2入力インタフェースの双方または一方の表示態様を変化させる、請求項1に記載の遊戯画像撮影装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遊戯画像の編集、特に、被写体の編集内容を管理するための技術に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
プリクラ(登録商標)とよばれる遊戯画像撮影装置は、女子高校生を中心として根強い人気を誇る。ユーザは、自らを撮影し、編集用のディスプレイにて撮影画像にさまざまな装飾を施す。装飾後の画像はシール台紙に印刷される(特許文献1,2参照)。
【0003】
撮影画像においては、ユーザは被写体にさまざまな装飾を施すことができる。たとえば、ユーザは、撮影画像に映る被写体(自分)の様々な部位に対して、マスカラ、ヘアカラー、カラコン(カラーコンタクトレンズ)などに関連する画像調整を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5782873号
特許第6436368号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
複数の撮影画像それぞれに応じて異なる装飾を施す場合において、何枚目かの撮影画像に装飾を施しているとき、最初の方の装飾が上手にできていたため、ユーザとしては装飾中の撮影画像を過去の装飾と同じにしたい場面もある。しかし、複数の撮影画像それぞれの被写体にどのような装飾を施したのか、いいかえれば、自分がどのような編集作業をしたのかユーザ本人にもわからなくなってしまうこともある。特に、装飾の自由度が大きいほど、編集作業の内容を把握することが難しくなりやすい。
【0006】
本発明は、本発明者らによる上記課題認識に基づいて完成された発明であり、その主たる目的は、遊戯画像撮影装置における編集作業を支援するための技術、を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のある態様における遊戯画像撮影装置は、ユーザを撮影する撮影処理部と、撮影画像に対するユーザからの編集入力を受け付ける編集処理部と、編集後の撮影画像である編集画像を外部媒体に出力する画像出力部と、を備える。
編集処理部は、第1の撮影画像の編集画面に対して、ユーザから保存指示が受け付けられたとき、第1の撮影画像に映る被写体に対して指定された装飾方法を装飾情報として保存し、第1の撮影画像とは異なる第2の撮影画像の編集画面に対して、ユーザから適用指示が受け付けられたとき、第2の撮影画像に映る被写体に対して保存された装飾情報に指定される装飾方法を適用する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、遊戯画像撮影装置において、ユーザは自分の施した編集作業を管理しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
遊戯画像撮影システムの全体構成図である。
遊戯画像撮影装置の外観斜視図である。
撮影ブースの外観斜視図である。
遊戯画像撮影装置におけるプレイの流れを示すフローチャートである。
遊戯画像撮影装置を上から見た平面図である。
遊戯画像撮影装置の機能ブロック図である。
メイク分類表のデータ構造図である。
編集画面の画面図である。
第1編集領域の第1の画面図である。
第1パレット領域(マスカラ)の拡大図である。
第1編集領域の第2の画面図である。
撮影画像、被写体およびメイクセットの関係を示す模式図である。
編集領域とメイクセットの関係を説明するための模式図である。
メイクセットの適用方法を説明するための模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本実施形態における遊戯画像撮影装置は、撮影ブース(撮影空間)と編集ブース(編集空間)を備える。ユーザは撮影ブースにて自らを撮影する。以下、撮影ブースにおいて被写体(ユーザ)を撮影した画像のことを「撮影画像」とよぶ。遊戯画像撮影装置は、撮影ブースにおいて肌の美白化、髪のつや出しなどの画像修正を撮影画像に施す(以下、このような画像修正を「事前修正」とよぶ)。本実施形態における遊戯画像撮影装置は、撮影ブースにおいて静止画像だけでなく動画像も撮影する。撮影画像のうち、動画像として取得されるものを「撮影動画像」、静止画像として取得されるものを「撮影静止画像」とよぶ。本実施形態においては、最大6セットの撮影画像(撮影動画像と撮影静止画像のセット)が取得される。
(【0011】以降は省略されています)

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