TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024176533
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023095116
出願日
2023-06-08
発明の名称
電解液体生成装置
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
弁理士法人北斗特許事務所
主分類
C25B
9/63 20210101AFI20241212BHJP(電気分解または電気泳動方法;そのための装置)
要約
【課題】電解部の位置決め精度の向上を図る。
【解決手段】電解液体生成装置は、電解部と、ハウジング2と、位置決め部材(弾性体8)と、を備える。電解部は、一対の電極間に導電性膜5が挟まれるように配置されており、液体を電解処理する。ハウジング2には、電解部が内部に配置されている。位置決め部材は、電解部の位置決めをしている。一対の電極と、導電性膜5とは、電解部の積層方向において並ぶように、配置されている。位置決め部材及び電解部の一方は、凹部59及び第2凸部85Aの一方を有する。位置決め部材及び電解部の他方は、凹部59及び第2凸部85Aの他方を有する。凹部59は第2凸部85Aに挿入されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
一対の電極間に導電性膜が挟まれるように配置されており、液体を電解処理する電解部と、
前記電解部が内部に配置されているハウジングと、
前記電解部の位置決めをしている位置決め部材と、
を備え、
前記一対の電極と、前記導電性膜とは、前記電解部の積層方向において並ぶように、配置されており、
前記位置決め部材及び前記電解部の一方は、凹部及び凸部の一方を有し、
前記位置決め部材及び前記電解部の他方は、前記凹部及び前記凸部の他方を有し、
前記凹部は前記凸部に挿入されている、
電解液体生成装置。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記位置決め部材は、前記凸部を有し、
前記電解部の前記導電性膜は、前記凹部を有する、
請求項1に記載の電解液体生成装置。
【請求項3】
前記一対の電極及び前記導電性膜は、前記積層方向である第1方向と直交する第2方向に沿った長尺状に形成されており、
前記導電性膜の前記凹部は、前記第1方向及び前記第2方向と直交する第3方向に窪んだ形状である、
請求項2に記載の電解液体生成装置。
【請求項4】
前記導電性膜は、導電性膜凸部を更に有し、
前記導電性膜凸部は、前記積層方向に沿った回転軸で前記導電性膜を反転させた場合に前記凹部に挿入可能である、
請求項2又は3に記載の電解液体生成装置。
【請求項5】
前記導電性膜は、前記位置決め部材と前記ハウジングとで位置決めされている、
請求項1に記載の電解液体生成装置。
【請求項6】
前記位置決め部材は、前記凸部を有し、
前記電解部の前記一対の電極の一方は、前記凹部を有する、
請求項1に記載の電解液体生成装置。
【請求項7】
前記一対の電極の前記一方は、陰極である、
請求項6に記載の電解液体生成装置。
【請求項8】
前記位置決め部材は、長尺状に形成され、長手方向が前記積層方向である第1方向と直交する第2方向に沿うように配置されており、
前記位置決め部材及び前記ハウジングは、前記長手方向において前記位置決め部材が前記ハウジングに逆向きに取り付けられることを抑制する抑制機構を有し、
前記抑制機構は、抑制凹部と抑制凸部とを有し、
前記位置決め部材及び前記ハウジングの一方は、前記抑制凹部及び前記抑制凸部の一方を有し、
前記位置決め部材及び前記ハウジングの他方は、前記抑制凹部及び前記抑制凸部の他方を有し、
前記抑制凹部には、前記抑制凸部が挿入されている、
請求項1に記載の電解液体生成装置。
【請求項9】
前記位置決め部材は弾性体であり、
前記電解部は、前記積層方向において前記位置決め部材の上部に配置される、
請求項1に記載の電解液体生成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、一般に電解液体生成装置に関し、より詳細には、液体を電解処理する電解部を備える電解液体生成装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、液体を電解処理する電解部と、電解部が内部に配置されるハウジングと、を備える電解液体生成装置が記載されている。電解部は、互いに隣り合う電極間に導電性膜が介在するように積層された積層体を有する。ハウジングには、通液方向が積層体の積層方向と交差する方向となる流路が形成されている。
【0003】
特許文献1の電解液体生成装置では、ハウジングに対して位置決めされた位置決め部材が配置されている。位置決め部材は、陰極及び陽極のうち少なくとも一方の電極を位置決めしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-127501号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載されているような電解液体生成装置では、電解部が精度良く位置決めされることが重要である。
【0006】
本開示は上記事由に鑑みてなされており、電解部の位置決め精度の向上を図ることができる電解液体生成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る電解液体生成装置は、電解部と、ハウジングと、位置決め部材と、を備える。前記電解部は、一対の電極間に導電性膜が挟まれるように配置されており、液体を電解処理する。前記ハウジングには、前記電解部が内部に配置されている。前記位置決め部材は、前記電解部の位置決めをしている。前記一対の電極と、前記導電性膜とは、前記電解部の積層方向において並ぶように、配置されている。前記位置決め部材及び前記電解部の一方は、凹部及び凸部の一方を有する。前記位置決め部材及び前記電解部の他方は、前記凹部及び前記凸部の他方を有する。前記凹部は前記凸部に挿入されている。
【発明の効果】
【0008】
本開示の上記態様に係る電解液体生成装置によれば、電解部の位置決め精度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態1に係る電解液体生成装置の分解斜視図である。
図2は、同上の電解液体生成装置の導電性膜の平面図である。
図3は、同上の電解液体生成装置の電解部の平面図である。
図4は、同上の電解液体生成装置の要部を示す平面図である。
図5は、同上の電解液体生成装置の別の要部を示す平面図である。
図6は、同上の電解液体生成装置の弾性体の側面図である。
図7は、同上の導電性膜の形状を説明するための説明図である。
図8は、同上の導電性膜の製造過程を説明するための平面図である。
図9は、実施形態2に係る電解液体生成装置の要部を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示に関する好ましい実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態において共通する要素には同一符号を付しており、共通する要素についての重複する説明は省略する場合がある。以下の実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、実施形態(変形例を含む)は、適宜組み合わせて実現されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
他の特許を見る