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公開番号
2024174369
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-17
出願番号
2023092170
出願日
2023-06-05
発明の名称
食肉スライサー
出願人
株式会社なんつね
代理人
弁理士法人いしい特許事務所
主分類
B26D
3/28 20060101AFI20241210BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】厚み調節装置のケースカバーの着脱作業性を向上する。
【解決手段】食肉スライサー100は、機台3の左右一側に立設した丸刃1と、丸刃1の回転面に沿って往復移動する肉箱2と、機台3の左右他側に肉箱2の往復移動方向に沿って立設した当板5と、当板5を丸刃1の回転軸線方向に移動可能に支持する厚み調節装置6とを備え、丸刃1と当板5との隙間からスライス片を得る。厚み調節装置6は、上部が開口した箱型のギヤケース61と、ギヤケース61のケース前側部611、ケース後側部612、ケース他側部613および上部開口を覆うケースカバー62とを備える。ケースカバー62は、ケース他側部613を覆うカバー他側部623がカバー固定ねじ63によってケース他側部613に固定され、カバー固定ねじ63をケース他側部613から取り外すことで左右他側方向へスライド移動させてギヤケース61から取外し可能に設けられている。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
機台の左右一側に立設した丸刃と、
前記丸刃の回転面に沿って往復移動する肉箱と、
前記機台の左右他側に前記肉箱の往復移動方向に沿って立設した当板と、
前記当板を前記丸刃の回転軸線方向に移動可能に支持する厚み調節装置とを備え、
前記丸刃と当板との隙間からスライス片を得る食肉スライサーであって、
前記厚み調節装置は、上部が開口した箱型のギヤケースと、前記ギヤケースのケース前側部、ケース後側部、ケース他側部および上部開口を覆うケースカバーとを備え、
前記ケースカバーは、前記ケース他側部を覆うカバー他側部がカバー固定ねじによって前記ケース他側部に固定され、前記カバー固定ねじを前記ケース他側部から取り外すことで左右他側方向へスライド移動させて前記ギヤケースから取外し可能に設けられている、
食肉スライサー。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記カバー固定ねじは、手回しねじである、請求項1に記載の食肉スライサー。
【請求項3】
前記厚み調節装置は、前記ケース他側部を左右方向に挿通した軸部材と、前記ケース他側部に取り付いて前記軸部材を回転自在に支持するフランジ部材と、前記軸部材の径方向に延びて前記軸部材と一体回転するハンドルと、前記軸部材と前記ハンドルとを連結するハンドルケースとを備え、
前記ケースカバーのカバー他側部は、前記フランジ部材よりも大径で前記フランジ部材の周囲を囲うカバー開口部と、前記ハンドルの軸径よりも幅広かつ前記カバー開口部よりも幅狭で前記カバー開口部と前記カバー他側部の下縁部に開口したカバースリット部とを備えている、
請求項1に記載の食肉スライサー。
【請求項4】
前記ハンドルは、左右他側方向から見て、両端部が前記カバー開口部の外周側に位置する固定位置と、前記両端部のうち一方の端部が前記カバー開口部と重なるようにスライド移動された退避位置とに変位可能に設けられている、
請求項3に記載の食肉スライサー。
【請求項5】
前記ギヤケースは、ケース底部の内壁が前高後低姿勢に傾斜し、かつ、前記ケース後側部にケース内外を連通するケース排出口が形成されている、
請求項1に記載の食肉スライサー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願発明は、食肉スライサーに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、肉塊を保持する肉箱を回転する丸刃の回転面に沿わせて往復移動させる動作と、丸刃に併設した当板で肉塊を受け止めて肉箱から所定量ずつ繰り出す動作とを繰り返すことで、肉塊の先端部を丸刃で切り落としてスライス片を得る食肉スライサーが知られている(例えば特許文献1参照)。この種の食肉スライサーは、当板を丸刃の回転軸線方向に移動可能に支持する厚み調節装置を備えている。スライス片の厚みの調整は、厚み調節装置に設けたハンドルを回転操作して当板を丸刃に対して前後移動させることで、丸刃と当板の隙間量を調節することで行われる。
【0003】
従来の食肉スライサーでは、厚み調節装置の内部に設けたギヤやシャフトのメンテナンスや内部の清掃時に使用するメンテナンス窓を装置上面に設けている。当該メンテナンス窓は、装置上面にねじ固定される窓カバーで塞がれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実公昭60-1998号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の食肉スライサーでは、厚み調節装置上面に設けたメンテナンス窓を塞ぐ窓カバーの取外し及び取付けを行う際に、厚み調節装置の上方に配置された当板や肉箱が窓カバー固定用ねじの締緩操作の障害となるから、作業性に改善の余地があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願発明は、上記のような現状を検討して改善を施した食肉スライサーを提供することを技術的課題としている。
【0007】
本願発明は、機台の左右一側に立設した丸刃と、前記丸刃の回転面に沿って往復移動する肉箱と、前記機台の左右他側に前記肉箱の往復移動方向に沿って立設した当板と、前記当板を前記丸刃の回転軸線方向に移動可能に支持する厚み調節装置とを備え、前記丸刃と当板との隙間からスライス片を得る食肉スライサーであって、前記厚み調節装置は、上部が開口した箱型のギヤケースと、前記ギヤケースのケース前側部、ケース後側部、ケース他側部および上部開口を覆うケースカバーとを備え、前記ケースカバーは、前記ケース他側部を覆うカバー他側部がカバー固定ねじによって前記ケース他側部に固定され、前記カバー固定ねじを前記ケース他側部から取り外すことで左右他側方向へスライド移動させて前記ギヤケースから取外し可能に設けられているものである。
【0008】
本願発明の食肉スライサーにおいて、前記カバー固定ねじは、例えば手回しねじである。
【0009】
また、前記厚み調節装置は、前記ケース他側部を左右方向に挿通した軸部材と、前記ケース他側部に取り付いて前記軸部材を回転自在に支持するフランジ部材と、前記軸部材の径方向に延びて前記軸部材と一体回転するハンドルと、前記軸部材と前記ハンドルとを連結するハンドルケースとを備え、前記ケースカバーのカバー他側部は、前記フランジ部材よりも大径で前記フランジ部材の周囲を囲うカバー開口部と、前記ハンドルの軸径よりも幅広かつ前記カバー開口部よりも幅狭で前記カバー開口部と前記カバー他側部の下縁部に開口したカバースリット部とを備えているようにしてもよい。
【0010】
さらに、前記ハンドルは、左右他側方向から見て、両端部が前記カバー開口部の外周側に位置する固定位置と、前記両端部のうち一方の端部が前記カバー開口部と重なるようにスライド移動された退避位置とに変位可能に設けられているようにしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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