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公開番号2024174153
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-13
出願番号2024172592,2020130025
出願日2024-10-01,2020-07-31
発明の名称タイヤ用ゴム組成物及びタイヤ
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人弁理士法人WisePlus
主分類C08L 9/06 20060101AFI20241206BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】低燃費性及びウェットグリップ性能の総合性能を改善できるタイヤ用ゴム組成物及びタイヤを提供する。
【解決手段】スチレンブタジエンゴム及びイソプレン系ゴムを含むゴム成分と、シリカと、樹脂成分と、カルシウム化合物とを含有し、アセトン抽出量>前記イソプレン系ゴムの含有量であり、前記イソプレン系ゴムの含有量>前記樹脂成分の含有量であり、前記樹脂成分の含有量>前記カルシウム化合物のカルシウム元素換算含有量であるタイヤ用ゴム組成物に関する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項１】
スチレンブタジエンゴム及びイソプレン系ゴムを含むゴム成分と、シリカと、樹脂成分と、カルシウム化合物とを含有し、
アセトン抽出量＞前記イソプレン系ゴムの含有量であり、
前記イソプレン系ゴムの含有量＞前記樹脂成分の含有量であり、
前記樹脂成分の含有量＞前記カルシウム化合物のカルシウム元素換算含有量であり、
前記樹脂成分の含有量／前記シリカの含有量が０．２０以上０．８０以下であるタイヤ用ゴム組成物。
続きを表示（約 430 文字）【請求項２】
前記カルシウム化合物が脂肪酸塩である請求項１記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項３】
前記シリカの平均粒子径が１８ｎｍ以下である請求項１又は２記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項４】
メルカプト系シランカップリング剤を含有する請求項１～３のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項５】
前記ゴム成分１００質量％中、前記イソプレン系ゴムの含有量が２０～５０質量％である請求項１～４のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項６】
前記アセトン抽出量１００質量％中、前記樹脂成分の含有量が５０質量％以上である請求項１～５のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項７】
前記樹脂成分がテルペン系樹脂を含む請求項１～６のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項８】
請求項１～７のいずれかに記載のゴム組成物を用いたタイヤ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、タイヤ用ゴム組成物及びタイヤに関する。
続きを表示（約 790 文字）【背景技術】
【０００２】
従来より、低燃費性を改善する手法や、グリップ性能を改善する手法が種々検討されている（例えば、特許文献１、２参照）。しかしながら、近年では、これらの性能の更なる改善が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０００－３４４９５５号公報
特許第６０３３７８６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明は、前記課題を解決し、低燃費性及びウェットグリップ性能の総合性能を改善できるタイヤ用ゴム組成物及びタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明は、スチレンブタジエンゴム及びイソプレン系ゴムを含むゴム成分と、シリカと、樹脂成分と、カルシウム化合物とを含有し、アセトン抽出量＞前記イソプレン系ゴムの含有量であり、前記イソプレン系ゴムの含有量＞前記樹脂成分の含有量であり、前記樹脂成分の含有量＞前記カルシウム化合物のカルシウム元素換算含有量であるタイヤ用ゴム組成物に関する。
【０００６】
前記カルシウム化合物が脂肪酸塩であることが好ましい。
【０００７】
前記シリカの平均粒子径が１８ｎｍ以下であることが好ましい。
【０００８】
前記ゴム組成物は、メルカプト系シランカップリング剤を含有することが好ましい。
【０００９】
前記ゴム成分１００質量％中、前記イソプレン系ゴムの含有量が２０～５０質量％であることが好ましい。
【００１０】
前記アセトン抽出量１００質量％中、前記樹脂成分の含有量が５０質量％以上であることが好ましい。
（【００１１】以降は省略されています）

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