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公開番号2024173350
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023091707
出願日2023-06-02
発明の名称空気調和装置
出願人ダイキン工業株式会社
代理人弁理士法人ATEN
主分類F24F 11/36 20180101AFI20241205BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】低風量モード(第1運転モード)と高風量モード(第2運転モード)とがある場合において、特に低風量モード(第1運転モード)での冷媒の着火を抑制する。
【解決手段】空気調和装置は、可燃性の冷媒が流れる熱交換器と、ファンと、放電部と、ファン及び放電部を制御する制御部とを備えている。制御部は、ファンを第1風量Q1で運転させる低風量モードと、ファンを第2風量Q2(>Q1)で運転させる高風量モードとを実行可能である。制御部は、低風量モードで放電部を運転させず、高風量モードで放電部を運転させる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
可燃性の冷媒が流れる熱交換器(22)と、ファン(21)と、放電部(31)と、前記ファン(21)及び前記放電部(31)を制御する制御部(100)と、を備え、
前記制御部(100)は、前記ファン(21)を第1風量で運転させる第1運転モードと、前記ファン(21)を前記第1風量よりも大きい第2風量で運転させる第2運転モードと、を実行可能であり、
前記制御部(100)は、前記第1運転モードで前記放電部(31)を運転させず、前記第2運転モードで前記放電部(31)を運転させる、空気調和装置(1)。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記冷媒は空気よりも重く、
前記放電部(31)が前記熱交換器(22)の下端よりも上方に位置する、請求項1に記載の空気調和装置(1)。
【請求項3】
前記制御部(100)は、前記第1運転モードと前記第2運転モードとを選択的に実行する場合において、前記放電部(31)の運転中に前記ファン(21)の風量を前記第2風量から前記第1風量に変更する指令を受けると、前記放電部(31)の運転停止と前記風量の変更とを実行する、請求項1に記載の空気調和装置(1)。
【請求項4】
前記制御部(100)は、前記第1運転モードと前記第2運転モードとを選択的に実行する場合において、前記放電部(31)の運転中に前記ファン(21)の風量を前記第2風量から前記第1風量に変更する指令を受けると、前記風量の変更を実行せずに前記放電部(31)の運転を維持する、請求項1に記載の空気調和装置(1)。
【請求項5】
前記熱交換器(22)が前記ファン(21)の上流に位置する、請求項1に記載の空気調和装置(1)。
【請求項6】
前記制御部(100)は、前記第2運転モードの実行中に、前記冷媒の漏洩を検知すると、前記放電部(31)の運転を停止させる、請求項1に記載の空気調和装置(1)。
【請求項7】
前記第1風量<基準値≦前記第2風量であり、
前記基準値は、吹出口面積から定まる、請求項1に記載の空気調和装置(1)。
【請求項8】
前記第1風量<基準値≦前記第2風量であり、
前記基準値は、空調能力と設置空間に関する値とのいずれかから定まる、請求項1に記載の空気調和装置(1)。
【請求項9】
前記第1風量<基準値≦前記第2風量であり、
前記基準値は、冷媒充填量から定まる、請求項1に記載の空気調和装置(1)。
【請求項10】
前記第1風量<基準値≦前記第2風量であり、
前記基準値は、吹出口面積と、空調能力、設置空間
に関する値及び冷媒充填量のいずれかと、から定まる、請求項1に記載の空気調和装置(1)。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、可燃性の冷媒が流れる熱交換器を備えた空気調和装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1の室内機は、可燃性の冷媒が流れる熱交換器と、室内ファンと、放電装置と、室内ファン及び放電装置を制御する制御部とを備えている。特許文献1において、制御部は、熱交換器から漏洩した冷媒が運転中の放電装置に接触して着火するのを抑制するため、室内ファンの回転数が最低回転数以上であるときに放電装置の運転を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-32249号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の室内機(空気調和装置)では、室内ファン(ファン)が生成する吹出風が低風量の状態で可燃性冷媒が漏洩した場合、冷媒が十分に拡散されないため、可燃性冷媒が放電部に接して引火するおそれが高まる。
【0005】
本開示の目的は、特にファンの風量が小さい低風量モードでの冷媒の着火を抑制することができる空気調和装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1観点に係る空気調和装置は、可燃性の冷媒が流れる熱交換器と、ファンと、放電部と、前記ファン及び前記放電部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記ファンを第1風量で運転させる第1運転モードと、前記ファンを前記第1風量よりも大きい第2風量で運転させる第2運転モードと、を実行可能であり、前記制御部は、前記第1運転モードで前記放電部を運転させず、前記第2運転モードで前記放電部を運転させる。
【0007】
本開示の第1観点によると、制御部は、第1運転モードで放電部を運転させず、第2運転モードで放電部を運転させる。これにより、特に第1運転モードでの冷媒の着火を抑制することができる。
【0008】
本開示の第2観点に係る空気調和装置は、上記第1観点において、前記冷媒は空気よりも重く、前記放電部が前記熱交換器の下端よりも上方に位置する。
【0009】
本開示の第2観点によると、熱交換器から漏れ出た空気よりも重い冷媒が放電部に接触するのを抑制できる。
【0010】
本開示の第3観点に係る空気調和装置は、上記第1又は第2観点において、前記制御部は、前記第1運転モードと前記第2運転モードとを選択的に実行する場合において、前記放電部の運転中に前記ファンの風量を前記第2風量から前記第1風量に変更する指令を受けると、前記放電部の運転停止と前記風量の変更とを実行する。
(【0011】以降は省略されています)

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