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公開番号
2024173005
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023091109
出願日
2023-06-01
発明の名称
車両の制動制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人プロスペック特許事務所
主分類
B60T
8/1761 20060101AFI20241205BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両が後進している状況において車両がスピン傾向になった後に前進していると判定される場合にも、車両を効果的に減速させて早期に停止させることができるよう改良された制動制御装置を提供する。
【解決手段】各車輪に制動力を付与する制動力付与装置と、制動力付与装置を制御する制御ユニットと、を含み、制御ユニットは、何れかの車輪の制動スリップが過大になると(S80)、当該車輪についてアンチロックブレーキ制御を実行する(S190)よう構成された、車両の制動制御装置であって、制御ユニットは、車両が後進している状況において車両がスピン傾向になった後に前進していると判定したときには(S140、S150)、アンチロックブレーキ制御の実行を抑制する(S200)。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
各車輪に制動力を付与する制動力付与装置と、前記制動力付与装置を制御する制御ユニットと、を含み、前記制御ユニットは、何れかの車輪の制動スリップが過大になると、当該車輪についてアンチロックブレーキ制御を実行するよう構成された、車両の制動制御装置において、
前記制御ユニットは、車両が後進している状況において車両がスピン傾向になった後に前進していると判定したときには、前記アンチロックブレーキ制御の実行を抑制するよう構成された、車両の制動制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車などの車両のための制動制御装置に係る。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車などの車両においては、何れかの車輪の制動スリップが過大になると、当該車輪についてアンチロックブレーキ制御(以下必要に応じて「ABS制御」という)が実行される。ABS制御を実行する制動制御装置として、例えば下記の特許文献1に記載されているように、車両が前進している状況において車両がスピン状態になった後に後進していると判定されると、ABS制御が規制される制動制御装置が知られている。
【0003】
車両が前進している状況において車両がスピン状態になると、車輪のスリップ角が非常に大きくなる。そのため、車両が制動されている場合には、車輪が路面から受ける回転トルクが小さくなってロック状態になり、ABS制御が開始されることにより、制動力が制限されてしまう。
【0004】
上記特許文献1に記載の種の制動制御装置によれば、上記の状況においてABS制御が規制されない場合に比して、ABS制御による制動力の制限を回避して車両の制動力を高くすることができる。よって、スピン状態になった後に後進する車両を効果的に減速させて早期に停止させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平7-117652号公報
【発明の概要】
【0006】
〔発明が解決しようとする課題〕
車両がスピン状態になるのは、車両が前進している場合に限られるのではなく、車両が後進している場合にも発生することがある。しかるに、上記許文献1には、車両が後進している状況において車両がスピン状態になった後に前進していると判定される場合に、ABS制御が如何に行われるべきかについては、記載も示唆もされていない。
【0007】
本発明は、車両が後進している状況において車両がスピン傾向になった後に前進していると判定される場合にも、車両を効果的に減速させて早期に停止させることができるよう改良された制動制御装置を提供する。
【0008】
〔課題を解決するための手段及び発明の効果〕
本発明によれば、各車輪(12)に制動力を付与する制動力付与装置(14)と、制動力付与装置を制御する制御ユニット(16)と、を含み、制御ユニットは、何れかの車輪の制動スリップが過大になると(S80)、当該車輪についてアンチロックブレーキ制御を実行する(S190)よう構成された、車両の制動制御装置(10)が提供される。
【0009】
制御ユニット(16)は、車両(34)が後進している状況において車両がスピン傾向になった後に前進していると判定したときには(S140、S150)、アンチロックブレーキ制御の実行を抑制する(S200)よう構成される。
【0010】
上記の構成によれば、車両が後進している状況において車両がスピン傾向になった後に前進していると判定されたときには、アンチロックブレーキ制御の実行が抑制される。従って、車両がスピン傾向になってもアンチロックブレーキ制御による車輪の制動力の低減は行われない。
(【0011】以降は省略されています)
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