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公開番号
2024172978
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023091068
出願日
2023-06-01
発明の名称
アクセスポイント装置及びステーション装置
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04W
16/28 20090101AFI20241205BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ミリ波帯またはテラヘルツ波帯を含む複数リンク接続時に、無線LANデバイス間で好適なビーム方向を探索するアクセスポイント装置及びステーション装置を提供する。
【解決手段】ステーション装置と通信するアクセスポイント装置であって、受信部は、第1の周波数帯を用いてセクタスイープ要求フレームを受信し、第2の周波数帯を用いて複数のセクタスイープ信号を受信し、送信部は、第1の周波数帯を用いて、セクタスイープ応答フレーム及び複数のセクタスイープ信号の1つを示すビームインデックスを送信し、制御部は、複数のセクタスイープ信号の受信後、ステーション装置が送信に用いるビームインデックスを決定してステーション装置に送信するように送信部を制御する。セクタスイープ要求フレームは、第2の周波数帯を示す情報を含み、セクタスイープ応答フレームは、セクタスイープ送信信号の送信タイミングを含む。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
ステーション装置と通信するアクセスポイント装置であって、
受信部と、送信部と、制御部と、を備え、
前記受信部は、第1の周波数帯を用いてセクタスイープ要求フレームを受信、及び第2の周波数帯を用いて複数のセクタスイープ信号を受信し、
前記送信部は、第1の周波数帯を用いて、セクタスイープ応答フレームおよび複数のセクタスイープ信号の1つを示すビームインデックスを送信し、
前記制御部は、前記複数のセクタスイープ信号の受信後に、前記ステーション装置が送信に用いる前記ビームインデックスを決定し、前記ステーション装置に送信するように前記送信部を制御し、
前記セクタスイープ要求フレームは、第2の周波数帯を示す情報を含み、
前記セクタスイープ応答フレームは、セクタスイープ送信信号の送信タイミングを含み、前記送信タイミングから複数のセクタスイープ信号を受信する、
アクセスポイント装置。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記送信部は、
前記ステーション装置が保持している送信機会で前記ビームインデックスに関する情報を送信する、
請求項1に記載のアクセスポイント装置。
【請求項3】
前記受信部は、第2の周波数帯において、キャリアセンスにより送信機会を獲得し、
前記送信機会の期間中に、前記複数のセクタスイープ信号の受信を行う、
請求項1に記載のアクセスポイント装置。
【請求項4】
アクセスポイント装置と通信するステーション装置であって、
送信部と、受信部と、制御部を備え、
前記受信部は、第1の周波数帯を用いて、セクタスイープ応答フレームおよび複数のセクタスイープ信号の1つを示すビームインデックスを受信し、
前記セクタスイープ応答フレームは、第2の周波数帯を示す情報、セクタスイープ信号の送信タイミングを含み、
前記送信部は、前記セクタスイープ応答フレームに含まれる前記第2の周波数帯及び前記送信タイミングで複数の前記セクタスイープ信号を送信し、
前記制御部は、前記ビームインデックスに関する情報に基づき、前記第2の周波数帯におけるビームフォーミングを制御する、
ステーション装置。
【請求項5】
前記制御部は、送信機会を獲得し、
前記送信部は、前記送信機会の期間中に、前記ビームインデックスに関する情報の受信を要求する情報を前記アクセスポイント装置に送信し、前記ビームインデックスに関する情報を前記アクセスポイント装置から受信する、
請求項4に記載のステーション装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アクセスポイント装置及びステーション装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers Inc.)は、無線LAN(Local Area Network)通信の高速化、周波数利用効率化を実現するために無線LAN標準規格であるIEEE802.11の仕様更新に継続して取り組んでいる。無線LANは、国・地域からの許可(免許)を必要とせずに使用することが可能なアンライセンスバンドを用いて、無線通信を行うことができる。家庭などの個人向け用途では、インターネットなどへのWAN(Wide Area Network)回線に接続するための回線終端装置に無線LANアクセスポイント機能を含める、もしくは無線LANアクセスポイント装置を回線終端装置に接続するなどして、住居内からのインターネットアクセスが無線化されてきた。つまり、スマートフォンやパーソナルコンピュータなどの無線LANステーション装置は無線LANアクセスポイント装置に接続して、インターネットにアクセスできる。
【0003】
2021年にIEEE802.11axの仕様が策定され、既に仕様に準拠した無線LANデバイスや、前記無線LANデバイスを搭載したスマートフォンやパーソナルコンピュータなどの通信機器がWi-Fi6(登録商標、Wi-Fi Allianceの認証を受けたIEEE-802.11ax準拠品に対する呼称)対応製品として市場に登場している。そして、現在、IEEE802.11axの後継規格として、IEEE802.11beの標準化活動が開始されている。無線LANデバイスの急速な普及に伴い、IEEE802.11be標準化においては、無線LANデバイスの過密配置環境においてユーザあたりの更なるスループット向上の検討が行われている。
【0004】
従来のIEEE802.11ax以前に策定された仕様の無線LAN通信装置においては、通信に用いる異なる周波数バンド(2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯など)を束ねて使用することはできなかった。また、周波数バンドを切り替えるためには、一度現在の周波数バンドの接続を切断し、別の周波数バンドに接続し直す必要があった。
【0005】
そこで、IEEE802.11be標準化においては、無線LAN通信装置が複数の周波数バンドを使用した、複数リンク接続を維持することを可能とする、複数リンク接続動作(Multi-Link Operation:MLO)に関する議論が行われている(非特許文献1参照)。また、IEEE802.11beの後継規格としてUHR(Ultra High Reliability)の議論が開始された。UHRでは、ミリ波(45GHz帯、60GHz帯など)も、Multi-Linkを構成する1つのリンクとして使用する議論がなされている(非特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0006】
IEEE 802.11-19/0773-08-00be、Nov.2019
IEEE 802.11-22/1884-00-0uhr、Nov.2022
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
内閣府よりソサイエティ5.0という、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会が、目指すべき未来社会の姿として提唱されている。ソサイエティ5.0の実現には、フィジカル空間の膨大な情報をサイバー空間に集積させる必要がある。例えばフィジカル空間の監視カメラの映像をサイバー空間にアップロードする必要がある。高精細映像の伝送には広い帯域が必要であるため、広帯域を確保できる高周波数帯の利用が期待される。しかしながら、ミリ波帯またはより高周波数帯のテラヘルツ波帯ではマイクロ波帯と比較してパスロスが著しく大きくなってしまい、パスロスを補償するためには送信機でのビームフォーミング、ならびに受信機でのビームフォーミングを行うことが望ましい。従来のIEEE802.11ax以前に策定された仕様ではビームフォーミングは1つの周波数帯を用いてビーム方向を探索することで、ビームフォーミングの効率を高める手法を用いていた。ミリ波帯またはより高周波数帯のテラヘルツ波帯を利用する場合、実装時にマイクロ波帯に比べコストがかかるという問題、端末のサイズが大きくなる問題、さらに通信距離と伝送速度を増加させるために必要な消費電力が増えるという問題がある。
【0008】
本発明はこのような事情を鑑みてなされたものであり、その目的はミリ波帯またはテラヘルツ波帯を含む複数リンク接続時に、無線LANデバイス間で好適なビーム方向を探索する通信装置及び通信方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述した課題を解決するための本発明に係る通信装置及び通信方法は、次の通りである。
【0010】
(1)すなわち、本発明の一態様に係るアクセスポイント装置は、ステーション装置と通信するアクセスポイント装置であって、受信部と、送信部と、制御部と、を備え、前記受信部は、第1の周波数帯を用いてセクタスイープ要求フレームを受信、及び第2の周波数帯を用いて複数のセクタスイープ信号を受信し、前記送信部は、第1の周波数帯を用いて、セクタスイープ応答フレームおよび複数のセクタスイープ信号の1つを示すビームインデックスを送信し、前記制御部は、前記複数のセクタスイープ信号の受信後に、前記ステーション装置が送信に用いる前記ビームインデックスを決定し、前記ステーション装置に送信するように前記送信部を制御し、前記セクタスイープ要求フレームは、第2の周波数帯を示す情報を含み、前記セクタスイープ応答フレームは、セクタスイープ送信信号の送信タイミングを含み、前記送信タイミングから複数のセクタスイープ信号を受信する。
(【0011】以降は省略されています)
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