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公開番号2024172894
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023090935
出願日2023-06-01
発明の名称校正装置、校正方法、及びプログラム
出願人三菱重工業株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06F 40/253 20200101AFI20241205BHJP(計算;計数)
要約【課題】文章を適切に校正する。
【解決手段】校正装置は、禁止用語と推奨用語とを取得する用語取得部と、対象テキストを取得するテキスト取得部と、禁止用語に含まれる形態素、及び対象テキストに含まれる形態素を取得する解析部と、対象テキストに含まれる少なくとも1つの形態素を含む形態素群のうちから、形態素解析の解析結果が禁止用語と一致する形態素群を、候補形態素として選択する選択部と、候補形態素に対して解析結果が一致する比較禁止用語と、候補形態素とに基づいて、対象テキストの校正箇所と校正候補とを設定する校正部と、を含む。校正部は、比較禁止用語の表現が候補形態素の表現に一致する場合には、候補形態素を校正箇所に設定し、比較禁止用語に対応付けられた推奨用語を、校正候補に設定する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
禁止用語と、前記禁止用語に対応付けられた推奨用語とを取得する用語取得部と、
校正対象のテキストデータである対象テキストを取得するテキスト取得部と、
前記禁止用語及び前記対象テキストに対して実行された形態素解析により導出された、前記禁止用語に含まれる形態素、及び前記対象テキストに含まれる形態素を取得する解析部と、
前記対象テキストに含まれる少なくとも1つの形態素を含む形態素群のうちから、前記形態素解析の解析結果が前記禁止用語と一致する前記形態素群を、候補形態素として選択する選択部と、
前記候補形態素に対して前記解析結果が一致する前記禁止用語である比較禁止用語と、前記候補形態素とに基づいて、前記対象テキストの校正箇所と、前記校正箇所における校正の候補となる用語である校正候補とを設定する校正部と、
を含み、
前記校正部は、前記比較禁止用語の表現が前記候補形態素の表現に一致する場合には、前記候補形態素を前記校正箇所に設定し、前記比較禁止用語に対応付けられた前記推奨用語を、前記校正候補に設定する、
校正装置。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
前記校正部は、前記比較禁止用語の表現が前記候補形態素の表現に一致しない場合には、前記比較禁止用語に対応付けられた前記推奨用語を、前記候補形態素の解析結果に基づいて補正して、前記候補形態素を前記校正箇所に設定しつつ、補正した前記推奨用語を前記校正候補に設定する、請求項1に記載の校正装置。
【請求項3】
前記校正部は、前記候補形態素の解析結果において、前記候補形態素が語幹である場合には、前記校正箇所及び前記校正候補を設定しない、請求項1又は請求項2に記載の校正装置。
【請求項4】
前記校正部は、前記候補形態素の表現が、前記推奨用語、又は予め設定された許可用語と一致する場合には、前記校正箇所及び前記校正候補を設定しない、請求項1又は請求項2に記載の校正装置。
【請求項5】
前記選択部は、前記形態素群の品詞及び正規形が、前記禁止用語の品詞及び正規形と一致する場合に、解析結果が一致すると判断し、
前記校正部は、前記比較禁止用語の表層形が前記候補形態素に一致する場合に、表現が一致すると判断する、請求項1又は請求項2に記載の校正装置。
【請求項6】
前記選択部は、前記形態素群のうちから、前記禁止用語の表現を含む前記形態素群を、前記候補形態素として選択し、
前記校正部は、
前記候補形態素に含まれる形態素の数が2つ以上である場合には、前記候補形態素と表現が一致する前記禁止用語に対応付けられた前記推奨用語を、前記校正候補に設定し、
前記候補形態素に含まれる形態素の数が1つであり、かつ、前記候補形態素の品詞と、前記候補形態素と表現が一致する前記禁止用語の品詞とが一致する場合には、その禁止用語に対応付けられた前記推奨用語を、前記校正候補に設定する、請求項1又は請求項2に記載の校正装置。
【請求項7】
前記校正部は、前記候補形態素の最初の文字と最後の文字の両方が、前記禁止用語とは異なる場合には、校正を行わない、請求項6に記載の校正装置。
【請求項8】
前記用語取得部は、対象用語と、前記対象用語の前又は後に位置する付加用語の形式とを取得し、
前記選択部は、前記形態素群のうちから、前記対象用語と表現が一致する前記形態素群を、前記候補形態素として選択し、
前記校正部は、前記候補形態素の前又は後に位置する付加形態素の形式と、前記付加用語の形式とが一致していない場合には、前記付加形態素を前記校正箇所に設定しつつ、前記付加形態素の形式を前記付加用語の形式に補正した用語を、前記校正候補に設定する、請求項1又は請求項2に記載の校正装置。
【請求項9】
禁止用語と、前記禁止用語に対応付けられた推奨用語とを取得するステップと、
校正対象のテキストデータである対象テキストを取得するステップと、
前記禁止用語及び前記対象テキストに対して実行された形態素解析により導出された、前記禁止用語に含まれる形態素、及び前記対象テキストに含まれる形態素を取得するステップと、
前記対象テキストに含まれる少なくとも1つの形態素を含む形態素群のうちから、前記形態素解析の解析結果が前記禁止用語と一致する前記形態素群を、候補形態素として選択するステップと、
前記候補形態素に対して前記解析結果が一致する前記禁止用語である比較禁止用語と、前記候補形態素とに基づいて、前記対象テキストの校正箇所と、前記校正箇所における校正の候補となる用語である校正候補とを設定するステップと、
を含み、
前記校正箇所と校正候補を設定するステップでは、前記比較禁止用語の表現が前記候補形態素の表現に一致する場合には、前記候補形態素を前記校正箇所に設定し、前記比較禁止用語に対応付けられた前記推奨用語を、前記校正候補に設定する、
校正方法。
【請求項10】
禁止用語と、前記禁止用語に対応付けられた推奨用語とを取得するステップと、
校正対象のテキストデータである対象テキストを取得するステップと、
前記禁止用語及び前記対象テキストに対して実行された形態素解析により導出された、前記禁止用語に含まれる形態素、及び前記対象テキストに含まれる形態素を取得するステップと、
前記対象テキストに含まれる少なくとも1つの形態素を含む形態素群のうちから、前記形態素解析の解析結果が前記禁止用語と一致する前記形態素群を、候補形態素として選択するステップと、
前記候補形態素に対して前記解析結果が一致する前記禁止用語である比較禁止用語と、前記候補形態素とに基づいて、前記対象テキストの校正箇所と、前記校正箇所における校正の候補となる用語である校正候補とを設定するステップと、
をコンピュータに実行させ、
前記校正箇所と校正候補を設定するステップでは、前記比較禁止用語の表現が前記候補形態素の表現に一致する場合には、前記候補形態素を前記校正箇所に設定し、前記比較禁止用語に対応付けられた前記推奨用語を、前記校正候補に設定する、
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、校正装置、校正方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
文章を自動で校正する装置が知られている。例えば特許文献1には、校正対象となる入力文の解析結果と、比較対象となる用例文の解析結果とが一致しないと判定した場合に、その入力文を校正箇所としてユーザに提示する旨が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-182181号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のように用例文と入力文との一致に応じて校正箇所を検出する場合であっても、校正箇所を適切に特定できないなど、適切な校正には改善の余地がある。
【0005】
本開示は、文章を適切に校正可能な校正装置、校正方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る移動体の校正装置は、禁止用語と、前記禁止用語に対応付けられた推奨用語とを取得する用語取得部と、校正対象のテキストデータである対象テキストを取得するテキスト取得部と、前記禁止用語及び前記対象テキストに対して実行された形態素解析により導出された、前記禁止用語に含まれる形態素、及び前記対象テキストに含まれる形態素を取得する解析部と、前記対象テキストに含まれる少なくとも1つの形態素を含む形態素群のうちから、前記形態素解析の解析結果が前記禁止用語と一致する前記形態素群を、候補形態素として選択する選択部と、前記候補形態素に対して前記解析結果が一致する前記禁止用語である比較禁止用語と、前記候補形態素とに基づいて、前記対象テキストの校正箇所と、前記校正箇所における校正の候補となる用語である校正候補とを設定する校正部と、を含み、前記校正部は、前記比較禁止用語の表現が前記候補形態素の表現に一致する場合には、前記候補形態素を前記校正箇所に設定し、前記比較禁止用語に対応付けられた前記推奨用語を、前記校正候補に設定する。
【0007】
本開示に係る校正方法は、禁止用語と、前記禁止用語に対応付けられた推奨用語とを取得するステップと、校正対象のテキストデータである対象テキストを取得するステップと、前記禁止用語及び前記対象テキストに対して実行された形態素解析により導出された、前記禁止用語に含まれる形態素、及び前記対象テキストに含まれる形態素を取得するステップと、前記対象テキストに含まれる少なくとも1つの形態素を含む形態素群のうちから、前記形態素解析の解析結果が前記禁止用語と一致する前記形態素群を、候補形態素として選択するステップと、前記候補形態素に対して前記解析結果が一致する前記禁止用語である比較禁止用語と、前記候補形態素とに基づいて、前記対象テキストの校正箇所と、前記校正箇所における校正の候補となる用語である校正候補とを設定するステップと、を含み、前記校正箇所と校正候補を設定するステップでは、前記比較禁止用語の表現が前記候補形態素の表現に一致する場合には、前記候補形態素を前記校正箇所に設定し、前記比較禁止用語に対応付けられた前記推奨用語を、前記校正候補に設定する。
【0008】
本開示に係るプログラムは、禁止用語と、前記禁止用語に対応付けられた推奨用語とを取得するステップと、校正対象のテキストデータである対象テキストを取得するステップと、前記禁止用語及び前記対象テキストに対して実行された形態素解析により導出された、前記禁止用語に含まれる形態素、及び前記対象テキストに含まれる形態素を取得するステップと、前記対象テキストに含まれる少なくとも1つの形態素を含む形態素群のうちから、前記形態素解析の解析結果が前記禁止用語と一致する前記形態素群を、候補形態素として選択するステップと、前記候補形態素に対して前記解析結果が一致する前記禁止用語である比較禁止用語と、前記候補形態素とに基づいて、前記対象テキストの校正箇所と、前記校正箇所における校正の候補となる用語である校正候補とを設定するステップと、をコンピュータに実行させ、前記校正箇所と校正候補を設定するステップでは、前記比較禁止用語の表現が前記候補形態素の表現に一致する場合には、前記候補形態素を前記校正箇所に設定し、前記比較禁止用語に対応付けられた前記推奨用語を、前記校正候補に設定する。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、文章を適切に校正できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本実施形態に係る校正装置の模式的なブロック図である。
図2は、辞書データの一例を示す表である。
図3は、形態素解析の結果の一例を示す表である。
図4は、形態素解析の結果の一例を示す表である。
図5は、形態素解析の結果の一例を示す表である。
図6は、形態素解析の結果の一例を示す表である。
図7は、形態素解析の結果の一例を示す表である。
図8は、第1実施形態に係る処理フローを説明するフローチャートである。
図9は、第2実施形態における辞書データの一例を示す表である。
図10は、第2実施形態に係る処理フローを説明するフローチャートである。
図11は、第3実施形態における辞書データの一例を示す表である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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