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公開番号2024172782
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023090746
出願日2023-06-01
発明の名称内燃機関の燃料制御装置
出願人株式会社豊田自動織機
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類F02D 19/02 20060101AFI20241205BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】ガス欠状態で学習制御を行った内燃機関の再始動後に、より適切な学習補正値を使用することができる内燃機関の燃料制御装置を提供する。
【解決手段】内燃機関の燃料制御装置100は、インジェクタ11と、インジェクタ11の上流側の燃料圧力を検出する下流燃圧センサ15と、O2センサ19と、燃料ガスの供給量の学習補正値を算出する学習制御を行うと共に、学習補正値を用いてインジェクタ11に燃料ガスを供給させるECU20と、を備える。ECU20は、燃料圧力が所定のガス欠状態を判定するための判定閾値よりも大きい場合の学習補正値である第1学習値と、燃料圧力が判定閾値以下である場合の学習補正値である第2学習値と、を記憶し、エンジン2の再始動後において、判定閾値よりも大きい所定の切替閾値よりも燃料圧力が大きい場合には第1学習値を用い、燃料圧力が切替閾値以下である場合には第2学習値を用いる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
内燃機関の燃料ガスの供給量について学習制御を行う内燃機関の燃料制御装置であって、
燃料タンクからの燃料ガスを前記内燃機関に供給するインジェクタと、
前記インジェクタの上流側の燃料圧力を検出する圧力センサと、
前記内燃機関の排気ガスの酸素濃度を検出する排気センサと、
前記排気センサの検出結果に基づく前記燃料ガスの供給量のフィードバック補正の結果を用いて前記燃料ガスの供給量の学習補正値を算出する前記学習制御を行うと共に、前記学習補正値を用いて前記インジェクタに燃料ガスを供給させる制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記燃料圧力が所定のガス欠状態を判定するための判定閾値よりも大きい場合の前記学習補正値である第1学習値と、前記燃料圧力が前記判定閾値以下である場合の前記学習補正値である第2学習値と、を記憶し、
前記内燃機関の再始動後において、前記判定閾値よりも大きい所定の切替閾値よりも前記燃料圧力が大きい場合には前記第1学習値を用い、前記燃料圧力が前記切替閾値以下である場合には前記第2学習値を用いて、前記インジェクタに燃料ガスを供給させる、内燃機関の燃料制御装置。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
前記切替閾値は、前記燃料タンクへの燃料の補給による前記ガス欠状態の解消を判定するように前記判定閾値よりも大きく設定された閾値である、請求項1に記載の内燃機関の燃料制御装置。
【請求項3】
前記燃料ガスの温度を検出する温度センサを更に備え、
前記切替閾値は、前記燃料ガスの温度が高いほど大きい値として設定される、請求項2に記載の内燃機関の燃料制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関の燃料制御装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来の内燃機関の燃料制御装置として、プレッシャレギュレータの下流側に圧力センサを介装し、圧力センサで検出される圧力に基づいて気体燃料の噴射量を補正する技術が知られている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-193571号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
内燃機関の燃料ガスの供給量について学習制御を行う内燃機関において、燃料タンクの残量が少ない状態(ガス欠状態)において、同一の燃料噴射時間では燃料ガスの供給量が減少することがある。この場合、目標燃料量(目標空燃比)を得るために、インジェクタの噴射時間を長くするように燃料ガスの供給量の学習補正値が大きくなり得る。しかしながら、ガス欠状態で記憶した学習補正値を内燃機関の運転を停止してもそのまま保持すると、例えば内燃機関の次回の運転時にガス欠状態が解消されていた場合に、目標燃料量を得るために適切な値よりも学習補正値が過大な状態となることがある。その結果、噴射時間が過剰に長くなり、燃料ガスの供給量が過多となるおそれがある。
【0005】
本発明は、ガス欠状態で学習制御を行った内燃機関の再始動後に、より適切な学習補正値を使用することができる内燃機関の燃料制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、内燃機関の燃料ガスの供給量について学習制御を行う内燃機関の燃料制御装置であって、燃料タンクからの燃料ガスを内燃機関に供給するインジェクタと、インジェクタの上流側の燃料圧力を検出する圧力センサと、内燃機関の排気ガスの酸素濃度を検出する排気センサと、排気センサの検出結果に基づく燃料ガスの供給量のフィードバック補正の結果を用いて燃料ガスの供給量の学習補正値を算出する学習制御を行うと共に、学習補正値を用いてインジェクタに燃料ガスを供給させる制御部と、を備え、制御部は、燃料圧力が所定のガス欠状態を判定するための判定閾値よりも大きい場合の学習補正値である第1学習値と、燃料圧力が判定閾値以下である場合の学習補正値である第2学習値と、を記憶し、内燃機関の再始動後において、判定閾値よりも大きい所定の切替閾値よりも燃料圧力が大きい場合には第1学習値を用い、燃料圧力が切替閾値以下である場合には第2学習値を用いて、インジェクタに燃料ガスを供給させる。
【0007】
本発明の一態様に係る内燃機関の燃料制御装置によれば、燃料圧力と判定閾値との比較結果に応じて、ガス欠状態ではない状態に対応する学習補正値である第1学習値と、ガス欠状態に対応する学習補正値である第2学習値と、が記憶される。内燃機関の再始動後において、切替閾値と燃料圧力との比較結果に応じて第1学習値と第2学習値とが使い分けられる。これにより、ガス欠状態で学習制御を行った内燃機関の再始動後であっても、ガス欠状態ではなくなっている蓋然性が高い場合には、第1学習値を使用してインジェクタに燃料ガスを供給させることができる。したがって、ガス欠状態で学習制御を行った内燃機関の再始動後に、より適切な学習補正値を使用することができる。
【0008】
一実施形態において、切替閾値は、燃料タンクへの燃料の補給によるガス欠状態の解消を判定するように判定閾値よりも大きく設定された閾値であってもよい。この場合、ガス欠状態の解消が燃料タンクへの燃料の補給によるものと判定しやすくなる。
【0009】
一実施形態において、燃料ガスの温度を検出する温度センサを更に備え、切替閾値は、燃料ガスの温度が高いほど大きい値として設定されてもよい。この場合、燃料ガスの温度に応じた圧力変化が燃料圧力に含まれていても、ガス欠状態の解消をより精度良く判定することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ガス欠状態で学習制御を行った内燃機関の再始動後に、より適切な学習補正値を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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