TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024172567
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023090361
出願日2023-05-31
発明の名称車両制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B60R 16/02 20060101AFI20241205BHJP(車両一般)
要約【課題】電流センサの出力を適正に補正できる車両制御装置を提供する。
【解決手段】高圧バッテリ12と第1車載機器15及び第2車載機器18との間の電流の供給路に設けられるリレー回路14と、高圧バッテリから第1車載機器及び第2車載機器に供給される電流を検知する磁気式の電流センサ13と、高圧バッテリから第1車載機器及び第2車載機器への電流の供給を許容するオン状態と、高圧バッテリから第1車載機器及び第2車載機器への電流の供給を規制するオフ状態との間でリレー回路を切り替える制御部19を備え、制御部は、リレー回路がオン状態、かつ、車両の駐車時における車両制御を実行中である場合、電流センサにより検知される電流の変化量が所定条件を満たすことを条件に、電流センサにより検知される電流値を記憶部20に記憶し、リレー回路がオフ状態である場合、記憶部に記憶された電流センサの電流値に基づいて電流センサの出力を補正する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載されたバッテリと車載機器との間の電流の供給路に設けられるリレー回路と、
前記バッテリから前記車載機器に供給される電流を検知する磁気式の電流センサと、
前記バッテリから前記車載機器への電流の供給を許容するオン状態と、前記バッテリから前記車載機器への電流の供給を規制するオフ状態との間で前記リレー回路を切り替える制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記リレー回路がオン状態であり、かつ、車両の駐車時における車両制御を実行中である場合、前記電流センサにより検知される電流の変化量が所定条件を満たすことを条件に、前記電流センサにより検知される電流値を記憶部に記憶し、前記リレー回路がオフ状態である場合、前記記憶部に記憶された前記電流センサの電流値に基づいて、前記電流センサの出力を補正する、
車両制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両制御装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両に搭載されたバッテリと車載機器との間に流れる電流を磁気式の電流センサにより検出する技術が種々提案されている。例えば、特許文献1に記載のシステムにおいては、バッテリの正極及び負極それぞれにシステムメインリレーが接続された構成において、各リレーのうちの電流センサに近い側の第1リレーをオンにすると共に他方の第2リレーをオフにし、電流センサが外乱磁界の影響を受けた状態で電流センサのセンサ出力を補正するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-43144号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、近年では、車両の駐車時においても、車両監視やプレ空調を目的として、バッテリと車載機器とを接続するリレーをオンに維持することがある。これに対し、電流センサのセンサ出力の補正は、通常、バッテリと車載機器とを接続するリレーをオフにした状態で行われるため、電流センサのセンサ出力を補正する機会を確保しにくくなるという課題があった。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、電流センサの出力を適正に補正することができる車両制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する車両制御装置は、車両に搭載されたバッテリと車載機器との間の電流の供給路に設けられるリレー回路と、バッテリから車載機器に供給される電流を検知する磁気式の電流センサと、バッテリから車載機器への電流の供給を許容するオン状態と、バッテリから車載機器への電流の供給を規制するオフ状態との間でリレー回路を切り替える制御部と、を備え、制御部は、リレー回路がオン状態であり、かつ、車両の駐車時における車両制御を実行中である場合、電流センサにより検知される電流の変化量が所定条件を満たすことを条件に、電流センサにより検知される電流値を記憶部に記憶し、リレー回路がオフ状態である場合、記憶部に記憶された電流センサの電流値に基づいて、電流センサの出力を補正する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、電流センサの出力を適正に補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の車両制御装置の概略構成を示す模式図である。
車両制御の内容の一例を示すフローチャートである。
駐車中サービス処理の内容の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、車両制御装置の一実施形態について、図面を参照して説明する。
【0010】
図1に示すように、本実施形態の車両制御装置が適用される車両10は、例えば、イグニッションスイッチ11と、高圧バッテリ12と、電流センサ13と、リレー回路14と、第1車載機器15と、DCDCコンバータ16と、補機バッテリ17と、第2車載機器18と、制御部19とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

トヨタ自動車株式会社
電動車
1日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
1日前
トヨタ自動車株式会社
推定装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
推定装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
プレス装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
配達支援装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
車両制御装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
給電制御装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理方法
1日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
情報管理装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
コーティング液
1日前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
接触式自動充電装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
車両用乗員拘束装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の制御装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置および制御方法
1日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置および制御方法
1日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の排気処理装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置および遠隔制御方法
1日前
トヨタ自動車株式会社
ハイブリッド車両の制御装置
1日前
株式会社デンソー
半導体装置
1日前
株式会社デンソー
輻射ヒータ
1日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置、移動体および制御方法
1日前
株式会社豊田中央研究所
膜電極接合体
1日前
トヨタ自動車株式会社
水素カートリッジ、及び、ガス供給システム
1日前
トヨタ自動車株式会社
車載装置、及びその車載装置が実行する方法
1日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
1日前
村田機械株式会社
糸道ガイド機構及び繊維機械
1日前
トヨタ自動車株式会社
ラミネート型電池、及びラミネート型電池の製造方法
1日前
トヨタ自動車株式会社
負極層
今日
トヨタ自動車株式会社
水素貯蔵装置
今日
続きを見る