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公開番号
2024172546
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023090334
出願日
2023-05-31
発明の名称
情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
出願人
株式会社日立製作所
代理人
弁理士法人一色国際特許事務所
主分類
G06Q
10/06 20230101AFI20241205BHJP(計算;計数)
要約
【課題】計算規模の増大を抑制し割当計画の質の劣化を抑制する情報処理装置、方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】輸送機の第1割当計画を遂行可能な人員の第2割当計画を出力する情報処理装置10であって、第1制約条件に基づいて、第1割当計画の輸送機の行路において隣接する2つの発着点で定まる複数の区間のそれぞれに人員が割り当てられるか否かを示す割当パターンを複数生成し、割当パターンの一部を組み合わせ、第1割当計画を遂行可能な第2割当計画の基となる第3割当計画を作成し、第2制約条件に基づいて、第3割当計画に含まれる複数の割当パターンを結合して新たな割当パターンとし、新たな割当パターンを含む第3割当計画を、第2割当計画として出力する処理を実行する。新たな割当パターンは、複数の区間において、結合される割当パターンの少なくとも一において人員が割り当てられている場合に、人員が割り当てられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
演算装置及び記憶装置を有する情報処理装置を用いて構成され、輸送機の第1割当計画
を遂行可能な人員の第2割当計画を出力する情報処理装置であって、
所定の第1制約条件に基づいて、前記第1割当計画における前記輸送機の行路において
隣接する2つの発着点で定まる複数の区間のそれぞれに前記人員が割り当てられるか否か
を示す割当パターンを複数生成し、
複数の前記割当パターンの一部を組み合わせ、前記第1割当計画を遂行可能な前記第2
割当計画の基となる第3割当計画を作成し、
所定の第2制約条件に基づいて、前記第3割当計画に含まれる複数の前記割当パターン
を結合して新たな割当パターンとし、
前記新たな割当パターンを含む前記第3割当計画を、前記第2割当計画として出力する
処理を実行し、
前記新たな割当パターンとする処理において、
前記新たな割当パターンは、
前記複数の区間のそれぞれにおいて、結合される前記複数の割当パターンの少なくとも
一において前記人員が割り当てられている場合に、前記人員が割り当てられる、
情報処理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記第1制約条件は、
前記輸送機の発着点のうち、人員が勤務を開始又は終了する発着点の条件を含む、
情報処理装置。
【請求項3】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記第1制約条件は、
人員の勤務時間の所定の上限又は下限を含む、
情報処理装置。
【請求項4】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記第1制約条件は、
前記複数の割当パターンの数の上限を含む、
情報処理装置。
【請求項5】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記割当パターンは、所定の算出方法で算出されたコストが紐付けられ、
前記第2割当計画は、前記コストの総和が最小となるように作成される、
情報処理装置。
【請求項6】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記第2制約条件は、
法令によって定められた労働条件を含む、
情報処理装置。
【請求項7】
演算装置及び記憶装置を有する情報処理装置を用いて構成され、輸送機の第1割当計画
を遂行可能な人員の第2割当計画を出力する情報処理装置が、
所定の第1制約条件に基づいて、前記第1割当計画における前記輸送機の行路において
隣接する2つの発着点で定まる複数の区間のそれぞれに前記人員が割り当てられるか否か
を示す割当パターンを複数生成し、
複数の前記割当パターンの一部を組み合わせ、前記第1割当計画を遂行可能な前記第2
割当計画の基となる第3割当計画を作成し、
所定の第2制約条件に基づいて、前記第3割当計画に含まれる複数の前記割当パターン
を結合して新たな割当パターンとし、
前記新たな割当パターンを含む前記第3割当計画を、前記第2割当計画として出力する
処理を実行し、
前記新たな割当パターンとする処理において、
前記新たな割当パターンは、
前記複数の区間のそれぞれにおいて、結合される前記複数の割当パターンの少なくとも
一において前記人員が割り当てられている場合に、前記人員が割り当てられる、
情報処理方法。
【請求項8】
演算装置及び記憶装置を有する情報処理装置を用いて構成され、輸送機の第1割当計画
を遂行可能な人員の第2割当計画を出力する情報処理装置に、
所定の第1制約条件に基づいて、前記第1割当計画における前記輸送機の行路において
隣接する2つの発着点で定まる複数の区間のそれぞれに前記人員が割り当てられるか否か
を示す割当パターンを複数生成させ、
複数の前記割当パターンの一部を組み合わせ、前記第1割当計画を遂行可能な前記第2
割当計画の基となる第3割当計画を作成させ、
所定の第2制約条件に基づいて、前記第3割当計画に含まれる複数の前記割当パターン
を結合して新たな割当パターンとさせ、
前記新たな割当パターンを含む前記第3割当計画を、前記第2割当計画として出力する
処理を実行させ、
前記新たな割当パターンとさせる処理において、
前記新たな割当パターンは、
前記複数の区間のそれぞれにおいて、結合される前記複数の割当パターンの少なくとも
一において前記人員が割り当てられている場合に、前記人員が割り当てられる、
情報処理プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
バス、航空、鉄道等の公共交通機関において、予め定められた輸送機の割当計画を遂行
するために、人員を輸送機の割当計画へ割り当てる割当パターンを決定する必要がある。
【0003】
この場合、先ず複数の割当パターンの候補が列挙され、これらの内から、輸送機の割当
計画に含まれるすべての便を被覆し、かつ法規制や社内規定等に伴う制約条件を満たす割
当パターンの組合せが最終的に決定される。
【0004】
このとき、例えば、輸送機の割当計画に含まれる便の数が増加すると、割当パターンの
候補の数が膨大になり、最終的な割当パターンを決定することが困難になる可能性がある
。
【0005】
そこで、例えば非特許文献1には、計算規模を縮小するために割当パターンの候補の数
を削減すべく、所定の手続によって割当パターンの一部を候補から排除する技術が記載さ
れている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0006】
B. Gopalakrishnan, E. L. Johnson,「Airline Crew Scheduling: State-of-the-Art」, Annals of Operations Research, vol.140, 2005, P.305-337
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、非特許文献1に開示された技術では、最終的に作成される割当計画を好
ましいものとするために重要な寄与をする割当パターンが候補から排除されてしまう可能
性がある。そのため、最終的に作成される割当計画の質が劣化する可能性がある。
【0008】
本発明はこれらのような課題を鑑みてなされたものであり、計算規模の増大を抑制した
上で最終的に得られる割当計画の質の劣化を抑制することが可能な情報処理装置を提供す
ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するための一の発明は、演算装置及び記憶装置を有する情報処理装置を
用いて構成され、輸送機の第1割当計画を遂行可能な人員の第2割当計画を出力する情報
処理装置であって、所定の第1制約条件に基づいて、前記第1割当計画における前記輸送
機の行路において隣接する2つの発着点で定まる複数の区間のそれぞれに前記人員が割り
当てられるか否かを示す割当パターンを複数生成し、複数の前記割当パターンの一部を組
み合わせ、前記第1割当計画を遂行可能な前記第2割当計画の基となる第3割当計画を作
成し、所定の第2制約条件に基づいて、前記第3割当計画に含まれる複数の前記割当パタ
ーンを結合して新たな割当パターンとし、前記新たな割当パターンを含む前記第3割当計
画を、前記第2割当計画として出力する処理を実行し、前記新たな割当パターンとする処
理において、前記新たな割当パターンは、前記複数の区間のそれぞれにおいて、結合され
る前記複数の割当パターンの少なくとも一において前記人員が割り当てられている場合に
、前記人員が割り当てられる、情報処理装置である。
【0010】
上記目的を達成するための他の発明は、演算装置及び記憶装置を有する情報処理装置を
用いて構成され、輸送機の第1割当計画を遂行可能な人員の第2割当計画を出力する情報
処理装置が、所定の第1制約条件に基づいて、前記第1割当計画における前記輸送機の行
路において隣接する2つの発着点で定まる複数の区間のそれぞれに前記人員が割り当てら
れるか否かを示す割当パターンを複数生成し、複数の前記割当パターンの一部を組み合わ
せ、前記第1割当計画を遂行可能な前記第2割当計画の基となる第3割当計画を作成し、
所定の第2制約条件に基づいて、前記第3割当計画に含まれる複数の前記割当パターンを
結合して新たな割当パターンとし、前記新たな割当パターンを含む前記第3割当計画を、
前記第2割当計画として出力する処理を実行し、前記新たな割当パターンとする処理にお
いて、前記新たな割当パターンは、前記複数の区間のそれぞれにおいて、結合される前記
複数の割当パターンの少なくとも一において前記人員が割り当てられている場合に、前記
人員が割り当てられる、情報処理方法である。
(【0011】以降は省略されています)
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