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公開番号2024172236
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023089816
出願日2023-05-31
発明の名称搬送システム、搬送方法及びプログラム
出願人三菱重工業株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B65G 37/00 20060101AFI20241205BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】設備レイアウトに応じて柔軟に積み付け作業を行う。
【解決手段】搬送システムは、自動で移動可能な少なくとも1つの移動体と、供給装置とを有する搬送システムであって、移動体は、供給装置に向けて、物品が搭載されていない複数のパレットを搬送して、供給装置に複数のパレットを供給し、供給装置は、移動体に、供給されたパレットを搭載し、パレットが搭載された移動体は、パレットに物品を搭載する積付装置に向けて、パレットを搬送する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
自動で移動可能な少なくとも1つの移動体と、供給装置とを有する搬送システムであって、
移動体は、前記供給装置に向けて、物品が搭載されていない複数のパレットを搬送して、前記供給装置に複数の前記パレットを供給し、
前記供給装置は、移動体に、供給された前記パレットを搭載し、
前記パレットが搭載された前記移動体は、前記パレットに物品を搭載する積付装置に向けて、前記パレットを搬送する、
搬送システム。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記供給装置が保有している前記パレットの数である残パレット数が所定数未満である場合には、前記供給装置により前記移動体へ前記パレットを搭載させる前に、前記移動体により前記供給装置へ前記パレットを搬送させ、
前記残パレット数が前記所定数以上である場合には、前記移動体により前記供給装置へ前記パレットを搬送する前に、前記供給装置により前記移動体へ前記パレットを搭載させる、請求項1に記載の搬送システム。
【請求項3】
前記パレットの搬送を管理する管理装置を更に含み、
前記管理装置は、前記供給装置が保有している前記パレットの数である残パレット数の情報を取得する情報取得部と、指令を出力する指令出力部と、を含み、
前記指令出力部は、
前記残パレット数が所定数未満である場合には、前記移動体により前記供給装置へ前記パレットを搬送する旨の指令を、出力し、
前記残パレット数が前記所定数以上である場合には、前記供給装置により前記移動体へ前記パレットを搭載する旨の指令を、出力する、請求項1又は請求項2に記載の搬送システム。
【請求項4】
前記指令出力部は、
前記残パレット数が前記所定数未満である場合には、複数の前記パレットが設置されているパレット設置場所に前記移動体を移動させる旨の指令を、出力し、
前記移動体が前記パレット設置場所に到着した旨の情報が、前記情報取得部により取得されたら、前記移動体により前記供給装置へ前記パレットを搬送する旨の指令を、出力する、請求項3に記載の搬送システム。
【請求項5】
前記指令出力部は、
前記残パレット数が前記所定数以上である場合には、前記移動体を供給装置に向けて移動させる旨の指令を、出力し、
前記移動体が前記供給装置の設置場所に到着した旨の情報が、前記情報取得部により取得されたら、前記供給装置により前記移動体へ前記パレットを搭載する旨の指令を、出力する、請求項3に記載の搬送システム。
【請求項6】
前記指令出力部は、前記移動体に前記パレットが搭載された旨の情報が、前記情報取得部により取得されたら、前記パレットが搭載された前記移動体を前記積付装置に向けて移動させる旨の指令を、出力する、請求項3に記載の搬送システム。
【請求項7】
前記移動体は、トレイ上に前記パレットを搭載しながら、前記パレットを搬送する、請求項1又は請求項2に記載の搬送システム。
【請求項8】
自動で移動可能な少なくとも1つの移動体と、供給装置とを用いてパレットを搬送する搬送方法であって、
移動体により、前記供給装置に向けて、物品が搭載されていない複数のパレットを搬送して、前記供給装置に複数の前記パレットを供給するステップと、
前記供給装置により、移動体に、供給された前記パレットを搭載するステップと、
前記パレットが搭載された前記移動体により、前記パレットに物品を搭載する積付装置に向けて、前記パレットを搬送するステップと、
を含む、
搬送方法。
【請求項9】
自動で移動可能な少なくとも1つの移動体と、供給装置とを用いてパレットを搬送する搬送方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
移動体により、前記供給装置に向けて、物品が搭載されていない複数のパレットを搬送して、前記供給装置に複数の前記パレットを供給するステップと、
前記供給装置により、移動体に、供給された前記パレットを搭載するステップと、
前記パレットが搭載された前記移動体により、前記パレットに物品を搭載する積付装置に向けて、前記パレットを搬送するステップと、
をコンピュータに実行させる、
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、搬送システム、搬送方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
パレットなどのトレイに物品を積み付けして、物品を出荷する方法が知られている。例えば特許文献1には、物品トレイをベルトコンベア上で搬送し、ベルトコンベア上の物品トレイに物品を積み付けて、積み付けられた物品を出荷する自動出荷装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-85208号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1においては、位置が決められたベルトコンベア上でしか積み付けなどの作業を行うことができないため、個々の設備レイアウトに応じた柔軟な作業を行うことができない。従って、設備レイアウトに応じて柔軟に積み付け作業を行うことが求められている。
【0005】
本開示は、設備レイアウトに応じて柔軟に積み付け作業を行うことが可能な、搬送システム、搬送方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る搬送システムは、自動で移動可能な少なくとも1つの移動体と、供給装置とを有する搬送システムであって、移動体は、前記供給装置に向けて、物品が搭載されていない複数のパレットを搬送して、前記供給装置に複数の前記パレットを供給し、前記供給装置は、移動体に、供給された前記パレットを搭載し、前記パレットが搭載された前記移動体は、前記パレットに物品を搭載する積付装置に向けて、前記パレットを搬送する。
【0007】
本開示に係る搬送方法は、自動で移動可能な少なくとも1つの移動体と、供給装置とを用いてパレットを搬送する搬送方法であって、移動体により、前記供給装置に向けて、物品が搭載されていない複数のパレットを搬送して、前記供給装置に複数の前記パレットを供給するステップと、前記供給装置により、移動体に、供給された前記パレットを搭載するステップと、前記パレットが搭載された前記移動体により、前記パレットに物品を搭載する積付装置に向けて、前記パレットを搬送するステップと、を含む。
【0008】
本開示に係るプログラムは、自動で移動可能な少なくとも1つの移動体と、供給装置とを用いてパレットを搬送する搬送方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、移動体により、前記供給装置に向けて、物品が搭載されていない複数のパレットを搬送して、前記供給装置に複数の前記パレットを供給するステップと、前記供給装置により、移動体に、供給された前記パレットを搭載するステップと、前記パレットが搭載された前記移動体により、前記パレットに物品を搭載する積付装置に向けて、前記パレットを搬送するステップと、をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、設備レイアウトに応じて柔軟に積み付け作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本実施形態に係る搬送システムの模式図である。
図2は、移動体の模式図である。
図3は、管理装置の模式的なブロック図である。
図4は、移動体管理装置の模式的なブロック図である。
図5は、移動体の制御装置の模式的なブロック図である。
図6は、供給装置の制御装置の模式的なブロック図である。
図7は、積付装置の制御装置の模式的なブロック図である。
図8は、移動体、供給装置、及び積付装置による一連の作業を説明する模式図である。
図9は、移動体、供給装置、及び積付装置による一連の作業を説明する模式図である。
図10は、移動体、供給装置、及び積付装置による一連の作業を説明する模式図である。
図11は、移動体、供給装置、及び積付装置による一連の作業を説明する模式図である。
図12は、移動体、供給装置、及び積付装置による一連の作業を説明する模式図である。
図13は、残パレット数が所定数未満である場合の管理装置の処理フローを説明するフローチャートである。
図14は、移動体、供給装置、及び積付装置による一連の作業を説明する模式図である。
図15は、移動体、供給装置、及び積付装置による一連の作業を説明する模式図である。
図16は、移動体、供給装置、及び積付装置による一連の作業を説明する模式図である。
図17は、残パレット数が所定数以上である場合の管理装置の処理フローを説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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