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公開番号
2024171851
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023089109
出願日
2023-05-30
発明の名称
コンテナ用冷凍装置
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
F25D
11/00 20060101AFI20241205BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】コンテナの庫内に漏洩した冷媒を比較的速やかに検出する。
【解決手段】コンテナ用冷凍装置は、コンテナ(1)の庫内の空気を収容空間(3)と空気通路(19)との間で循環させる第1搬送器(30)と、空気通路(19)に配置される熱交換器(29)と、熱交換器(29)よりも下方に配置され、コンテナ(1)庫内に漏洩する冷媒を検出する検出部(110a)と、検出部(110a)を収容するケーシング(50,111)とを備え、ケーシング(50,111)は、検出部(110a)と空気通路(19)とを連通する第1開口部(51)を有し、第1開口部(51)は、水平方向または該水平方向よりも下方に向かって開口する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
冷凍サイクルを行う冷媒回路(R)を備え、庫内が収容空間(3)と該収容空間(3)に連通する空気通路(19)とに区画されるコンテナ(1)に設けられるコンテナ用冷凍装置であって、
前記コンテナ(1)の庫内の空気を前記収容空間(3)と前記空気通路(19)との間で循環させる第1搬送器(30)と、
前記空気通路(19)に配置される熱交換器(29)と、
前記熱交換器(29)よりも下方に配置され、前記コンテナ(1)庫内に漏洩する冷媒を検出する検出部(110a)と、
前記検出部(110a)を収容するケーシング(50,111)とを備え、
前記ケーシング(50,111)は、前記検出部(110a)と前記空気通路(19)とを連通する第1開口部(51)を有し、
前記第1開口部(51)は、水平方向または該水平方向よりも下方に向かって開口する
コンテナ用冷凍装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
冷凍サイクルを行う冷媒回路(R)を備え、庫内が収容空間(3)と該収容空間(3)に連通する空気通路(19)とに区画されるコンテナ(1)に設けられるコンテナ用冷凍装置であって、
前記コンテナ(1)の庫内の空気を前記収容空間(3)と前記空気通路(19)との間で循環させる第1搬送器(30)と、
前記空気通路(19)に配置される熱交換器(29)と、
前記熱交換器(29)よりも下方に配置され、前記コンテナ(1)庫内に漏洩する冷媒を検出する検出部(110a)と、
前記検出部(110a)を収容するケーシング(50,111)とを備え、
前記空気通路(19)は、前記第1搬送器(30)により上方から下方に空気が流れるように形成され、
前記ケーシング(50,111)は、前記検出部(110a)と前記空気通路(19)とを連通する第1開口部(51)を有し、
前記第1開口部(51)は、前記空気通路(19)における空気流れに直交する向き、または該空気流れの下流側に向かって開口する
コンテナ用冷凍装置。
【請求項3】
前記空気通路(19)に配置され、前記第1搬送器(30)により搬送される空気によって前記第1開口部(51)に作用する圧力を低減する圧力低減部(120)をさらに備える
請求項1または2に記載のコンテナ用冷凍装置。
【請求項4】
前記ケーシング(50,111)は、前記検出部(110a)と前記空気通路(19)とを連通する第2開口部(52)をさらに備え、
前記第2開口部(52)は、前記空気通路(19)における空気流れの上流側に向かって開口する
請求項1または2に記載のコンテナ用冷凍装置。
【請求項5】
前記第1搬送器(30)は、前記空気通路(19)に配置され、
前記第1開口部(51)および前記第2開口部(52)は、前記第1搬送器(30)の下方に配置される
請求項4に記載のコンテナ用冷凍装置。
【請求項6】
前記ケーシング(50,111)は、前記第2開口部(52)と前記検出部(110a)との間において、前記空気通路(19)から前記第2開口部(52)に流入した水を受ける受け部(53)を有する
請求項4に記載のコンテナ用冷凍装置。
【請求項7】
前記ケーシング(50,111)は、前記第2開口部(52)と前記検出部(110a)との間で、前記空気通路(19)から前記第2開口部(52)に流入した水を外部へ排出する排出口(54)を有する
請求項4に記載のコンテナ用冷凍装置。
【請求項8】
前記ケーシング(50,111)は、前記第2開口部(52)が形成されると共に前記検出部(110a)に連通する筒部(62)を有する
請求項4に記載のコンテナ用冷凍装置。
【請求項9】
前記筒部(62)は、前記空気通路(19)向かって順に形成される第1筒部(62a)と第2筒部(62b)とを有し、
前記第2筒部(62b)の流路断面積は、第1筒部(62a)の流路断面積よりも大きくなるように形成され、
前記第2開口部(52)は、前記第2筒部(62b)に形成される
請求項8に記載のコンテナ用冷凍装置。
【請求項10】
前記第2開口部(52)の開口面は、前記空気通路(19)における空気流れに対して傾斜するように形成され、前記空気通路(19)の空気に含まれる異物の流入を抑制する抑制部(55)を備える
請求項4に記載のコンテナ用冷凍装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コンテナ用冷凍装置に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示のコンテナ用冷凍装置は、コンテナ庫内で漏洩した冷媒を検出する冷媒センサを備える。冷媒センサは、熱交換器よりも空気流れの下流側に配置される。これにより、熱交換器を通過した空気は冷媒センサを通過する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020―101327号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
空気中に冷媒が漏洩しても冷媒を含んだ空気は、ファンにより庫内を搬送されるため冷媒センサにより空気中の冷媒を比較的速やかに検出できる。しかし、熱交換器よりも空気流れの下流側に冷媒センサを設けていても、ファンが停止している間は庫内の空気は循環されないため、このようなときに冷媒の漏洩が生じると冷媒センサが漏洩した冷媒を検出するのに時間を要するおそれがある。
【0005】
本開示の目的は、コンテナの庫内に漏洩した冷媒を比較的速やかに検出することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様は、
冷凍サイクルを行う冷媒回路(R)を備え、庫内が収容空間(3)と該収容空間(3)に連通する空気通路(19)とに区画されるコンテナ(1)に設けられるコンテナ用冷凍装置であって、
前記コンテナ(1)の庫内の空気を前記収容空間(3)と前記空気通路(19)との間で循環させる第1搬送器(30)と、
前記空気通路(19)に配置される熱交換器(29)と、
前記熱交換器(29)よりも下方に配置され、前記コンテナ(1)庫内に漏洩する冷媒を検出する検出部(110a)と、
前記検出部(110a)を収容するケーシング(50,111)とを備え、
前記ケーシング(50,111)は、前記検出部(110a)と前記空気通路(19)とを連通する第1開口部(51)を有し、
前記第1開口部(51)は、水平方向または該水平方向よりも下方に向かって開口する
コンテナ用冷凍装置である。
【0007】
第1の態様によると、第1開口部(51)は水平方向または該水平方向よりも下方に向かって開口しているため、第1搬送器(30)の停止時に、コンテナ(1)庫内下部に溜まった漏洩冷媒が上方に向かって拡散していく過程で該冷媒が第1開口部(51)に入りやすくなる。これにより、検出部(110a)がコンテナ(1)の庫内に漏洩した冷媒を検知するまでの時間を短縮でき、漏洩した冷媒を比較的速やかに検出することができる。
【0008】
第2の態様は、
冷凍サイクルを行う冷媒回路(R)を備え、庫内が収容空間(3)と該収容空間(3)に連通する空気通路(19)とに区画されるコンテナ(1)に設けられるコンテナ用冷凍装置であって、
前記コンテナ(1)の庫内の空気を前記収容空間(3)と前記空気通路(19)との間で循環させる第1搬送器(30)と、
前記空気通路(19)に配置される熱交換器(29)と、
前記熱交換器(29)よりも下方に配置され、前記コンテナ(1)庫内に漏洩する冷媒を検出する検出部(110a)と、
前記検出部(110a)を収容するケーシング(50,111)とを備え、
前記空気通路(19)は、前記第1搬送器(30)により上方から下方に空気が流れるように形成され、
前記ケーシング(50,111)は、前記検出部(110a)と前記空気通路(19)とを連通する第1開口部(51)を有し、
前記第1開口部(51)は、前記空気通路(19)における空気流れに直交する向き、または該空気流れの下流側に向かって開口する
コンテナ用冷凍装置である。
【0009】
空気通路(19)を流れる空気によって検出部(110a)に作用する圧力が増大すると、検出部(110a)は冷媒を誤検知しやすくなる。このことに対して第2の態様では、第1開口部(51)は空気通路(19)の空気流れに直交する向きに開口しているため、このような第1開口部(51)に作用する圧力を抑制できる。これにより冷媒の誤検知を抑制できる。
【0010】
第3の態様は、第1または第2の態様において、
前記空気通路(19)に配置され、前記第1搬送器(30)により搬送される空気によって前記第1開口部(51)に作用する圧力を低減する圧力低減部(120)をさらに備える。
(【0011】以降は省略されています)
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