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公開番号2024171097
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-11
出願番号2023087980
出願日2023-05-29
発明の名称学習支援システム
出願人株式会社クレアール
代理人弁理士法人牛木国際特許事務所
主分類G09B 7/04 20060101AFI20241204BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】ユーザー自身が認識している理解度に応じて、ユーザー自身により出題の条件を設定することのできる学習支援システムを提供する。
【解決手段】出願問題の解答に基づき正誤判定を行い、正誤結果を送信するとともに、ユーザーによって個々の出題問題に対して設定されたユーザータグと重要度の情報を更新する、解答データの正誤判定手段14と、過去の出題問題に対する解答に基づいて選出された出題問題からなる確認テストを作成して送信し、確認テストの解答に基づき正誤判定を行い、正誤結果を送信するとともに、ユーザーによって個々の出題問題に対して設定されたユーザータグと重要度の情報を更新する、確認テスト手段15と、ユーザーによって行われたユーザータグの編集に基づきユーザータグの情報を更新する、ユーザータグ・重要度の管理手段16を備えた。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザーが使用するデバイスのWebブラウザからクラウドシステムを介して利用可能に構成された学習支援システムであって、
デバイスからの条件設定に基づき出題問題の抽出を行う、問題選択手段と、
出題問題をデバイスに送信する、出題手段と、
デバイスからの出願問題の解答に基づき正誤判定を行い、正誤結果をデバイスに送信するとともに、デバイスにおいてユーザーによって個々の出題問題に対して設定されたユーザータグと重要度の情報を更新する、解答データの正誤判定手段と、
過去の出題問題に対する解答に基づいて選出された出題問題からなる確認テストを作成してデバイスに送信し、デバイスからの確認テストの解答に基づき正誤判定を行い、正誤結果をデバイスに送信するとともに、デバイスにおいてユーザーによって個々の出題問題に対して設定されたユーザータグと重要度の情報を更新する、確認テスト手段と、
デバイスにおいてユーザーによって行われたユーザータグの編集に基づきユーザータグの情報を更新する、ユーザータグ・重要度の管理手段と、
デバイスからの学習結果画面の表示リクエストに基づき解答履歴から表示データを作成して表示する、学習結果表示手段と
を備えていることを特徴とする学習支援システム。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
前記問題選択手段は、デバイスからのユーザーによるユーザータグの選択、ユーザーによる重要度の選択を含む条件設定に基づき出題問題の抽出を行う請求項1に記載の学習支援システム。
【請求項3】
前記確認テスト手段は、過去の出題問題に対する正答率と解答総数に基づいて選出された出題問題からなる確認テストを作成する請求項1または2に記載の学習支援システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、Webブラウザ内で動作し、必要な知識量を効率的に獲得するための機能を有する学習支援システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来の学習支援システムとして、例えば、一連の学習の最初に、登録されている試験問題を解析し分類ごとの出題数を元に評価する基準となる値を決定することで、分類の出題頻度を考慮した学習者の評価をして、この評価と評価基準を利用することで効果的な学習のための問題を抽出するようにしたものが知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-68572号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような従来の学習支援システムにおいては、出題される問題が自動的に決められるようになっており、ユーザー自身が認識している理解度を反映した問題が出題されるようにはなっていなかった。
【0005】
そこで、本発明は、ユーザー自身が認識している理解度に応じて、ユーザー自身により出題の条件を設定することのできる学習支援システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の学習支援システムは、ユーザーが使用するデバイスのWebブラウザからクラウドシステムを介して利用可能に構成された学習支援システムであって、デバイスからの条件設定に基づき出題問題の抽出を行う、問題選択手段と、出題問題をデバイスに送信する、出題手段と、デバイスからの出願問題の解答に基づき正誤判定を行い、正誤結果をデバイスに送信するとともに、デバイスにおいてユーザーによって個々の出題問題に対して設定されたユーザータグと重要度の情報を更新する、解答データの正誤判定手段と、過去の出題問題に対する解答に基づいて選出された出題問題からなる確認テストを作成してデバイスに送信し、デバイスからの確認テストの解答に基づき正誤判定を行い、正誤結果をデバイスに送信するとともに、デバイスにおいてユーザーによって個々の出題問題に対して設定されたユーザータグと重要度の情報を更新する、確認テスト手段と、デバイスにおいてユーザーによって行われたユーザータグの編集に基づきユーザータグの情報を更新する、ユーザータグ・重要度の管理手段と、デバイスからの学習結果画面の表示リクエストに基づき解答履歴から表示データを作成して表示する、学習結果表示手段とを備えている。
【発明の効果】
【0007】
本発明の学習支援システムによれば、デバイスにおいてユーザーによって個々の出題問題に対して設定されたユーザータグと重要度の情報を更新する、解答データの正誤判定手段と、デバイスにおいてユーザーによって個々の出題問題に対して設定されたユーザータグと重要度の情報を更新する、確認テスト手段と、デバイスにおいてユーザーによって行われたユーザータグの編集に基づきユーザータグの情報を更新する、ユーザータグ・重要度の管理手段とを備えているため、ユーザー自身が認識している理解度に応じて、ユーザー自身により出題の条件を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の学習支援システムの一実施例における構成の概要を示す説明図である。
同上、動作の概要を示す説明図である。
同上、問題選択手段の動作を示すフローチャートである。
同上、出題手段と、解答データの正誤判定手段の動作を示すフローチャートである。
同上、確認テスト手段の動作を示すフローチャートである。
同上、確認テスト手段において使用される優先順位データの生成の動作を示すフローチャートである。
同上、ユーザータグ・重要度の管理手段の動作を示すフローチャートである。
同上、学習結果表示手段の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の学習支援システムは、認知心理学において学習効果が高いと実証されている学習方法をWebシステムにて実現しようとするものである。その学習方法としては、検索練習、分散学習、交互配置、メタ認知、具体化、二重符号化、精緻化が挙げられている。
【0010】
検索練習は、学習事項を記憶から呼び起こそうとする取り組みであり、本発明の学習支援システムにおいては、一定間隔で同じ内容を思い出す「確認テスト機能」によって実現される。
(【0011】以降は省略されています)

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