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公開番号2024170189
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-06
出願番号2023087213
出願日2023-05-26
発明の名称空中浮遊映像表示装置
出願人マクセル株式会社
代理人弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類G02B 30/56 20200101AFI20241129BHJP(光学)
要約【課題】より好適な空中浮遊映像表示装置を提供すること。本発明によれば、持続可能な開発目標(SDGs)の「3すべての人に健康と福祉を」、「9産業と技術革新の基盤をつくろう」、「11住み続けられるまちづくりを」に貢献する。
【解決手段】空中浮遊映像表示装置は、映像を表示する表示パネルと、表示パネルからの映像光を反射させ、反射した光により空中に実像の空中浮遊映像を表示させる再帰反射板と、表示パネルと再帰反射板との間に配置された光束進行方向変更シートと、光束進行方向変更シートと再帰反射板との間に配置された映像光制御シートと、を備える。
【選択図】図18
特許請求の範囲【請求項1】
空中浮遊映像表示装置であって、
映像を表示する表示パネルと、
前記表示パネルからの映像光を反射させ、反射した光により空中に実像の空中浮遊映像を表示させる再帰反射板と、
前記表示パネルと前記再帰反射板との間に配置された光束進行方向変更シートと、
前記光束進行方向変更シートと前記再帰反射板との間に配置された映像光制御シートと、を備える、
空中浮遊映像表示装置。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
請求項1に記載の空中浮遊映像表示装置において、
前記光束進行方向変更シートは、前記表示パネルの映像光出射側に配置され、前記表示パネルからの映像光の進行方向を変化させる、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項3】
請求項1に記載の空中浮遊映像表示装置において、
前記映像光制御シートは、前記光束進行方向変更シートから出射された映像光の進行を妨げない、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項4】
請求項1に記載の空中浮遊映像表示装置において、
前記表示パネルと前記再帰反射板との間に、さらにもう1枚の光束進行方向変更シートを配置した、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項5】
請求項4に記載の空中浮遊映像表示装置において、
前記2枚の光束進行方向変更シートは、前記表示パネルからの映像光の進行方向を変化させ、
前記映像光制御シートは、前記2枚の光束進行方向変更シートと前記再帰反射板との間に配置され、前記2枚の光束進行方向変更シートから出射された映像光の進行を妨げない、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項6】
請求項1に記載の空中浮遊映像表示装置において、
前記光束進行方向変更シートは、リニアプリズムシートである、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項7】
請求項1に記載の空中浮遊映像表示装置において、
前記光束進行方向変更シートは、凹凸部を有し、前記凹凸部は前記表示パネルの映像光出射側に配置されている、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項8】
請求項1に記載の空中浮遊映像表示装置において、
前記空中浮遊映像は、前記再帰反射板を基準として、前記表示パネルと面対称の位置に形成される、
空中浮遊映像表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空中浮遊映像表示装置に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
空中浮遊情報表示技術については、例えば、特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-128722号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の開示では、空中浮遊映像の実用的な明るさや品位を得るための構成や、装置の筐体の小型化、特に薄型化に適した構成などについての考慮は十分ではなかった。
【0005】
本発明の目的は、より好適な空中浮遊映像表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、空中浮遊映像表示装置映像を表示する表示パネルと、表示パネルからの映像光を反射させ、反射した光により空中に実像の空中浮遊映像を表示させる再帰反射板と、表示パネルと再帰反射板との間に配置された光束進行方向変更シートと、光束進行方向変更シートと再帰反射板との間に配置された映像光制御シートと、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、より好適な空中浮遊映像表示装置を実現できる。これ以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明において明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の使用形態の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の主要部構成と再帰反射部構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の主要部構成と再帰反射部構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の主要部構成と再帰反射部構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置の主要部構成と再帰反射部構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置を構成する、再帰反射板の投影図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置を構成する、再帰反射板の上面図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置を構成する、再帰反射板を構成する、コーナーリフレクタを示す斜視図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置を構成する、再帰反射板を構成する、コーナーリフレクタを示す上面図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置を構成する、再帰反射板を構成する、コーナーリフレクタを示す側面図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る光源装置の具体的な構成の一例を示す断面図である。
本発明の一実施例に係る光源装置の具体的な構成の一例を示す断面図である。
本発明の一実施例に係る光源装置の具体的な構成の一例を示す断面図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の主要部を示す配置図である。
本発明の一実施例に係る表示装置の構成を示す断面図である。
本発明の一実施例に係る表示装置の構成を示す断面図である。
本発明の一実施例に係る映像表示装置の光源拡散特性を説明するための説明図である。
本発明の一実施例に係る映像表示装置の拡散特性を説明するための説明図である。
本発明の一実施例に係る画像処理が解決する課題の一例の説明図である。
本発明の一実施例に係る画像処理の一例の説明図である。
本発明の一実施例に係る映像表示処理の一例の説明図である。
本発明の一実施例に係る映像表示処理の一例の説明図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の主要部構成と再帰反射部構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の一例の説明図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の一例の説明図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の一例の説明図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の一例の説明図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の一例の説明図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の一例の説明図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の一例の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は実施例の説明に限定されるものではなく、本明細書に開示される技術的思想の範囲内において当業者による様々な変更および修正が可能である。また、本発明を説明するための全図において、同一の機能を有するものには、同一の符号を付与し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
【0010】
以下の実施例は、映像発光源からの映像光による映像を、ガラス等の空間を仕切る透明な部材を介して透過して、前記透明な部材の外部に空間浮遊映像として表示することが可能な映像表示装置に関する。なお、以下の実施例の説明において、空間に浮遊する映像を「空間浮遊映像」という用語で表現している。この用語の代わりに、「空中像」、「空間像」、「空中浮遊映像」、「表示映像の空間浮遊光学像」、「表示映像の空中浮遊光学像」などと表現してもかまわない。実施例の説明で主として用いる「空間浮遊映像」との用語は、これらの用語の代表例として用いている。
(【0011】以降は省略されています)

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