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公開番号
2024170027
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-06
出願番号
2023086942
出願日
2023-05-26
発明の名称
画像読取装置及び画像形成装置
出願人
シャープ株式会社
代理人
弁理士法人あーく事務所
主分類
H04N
1/191 20060101AFI20241129BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】形成される画像において電子部品配置箇所付近での画像と電子部品配置箇所から離れた箇所での画像とで濃度ムラの発生を抑制することができる画像読取装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像読取装置400は、原稿Gを読み取るにあたり、電子部品(213)への電力供給が停止された電力供給停止状態で原稿Gを画像読取位置(R1,R2)に向けて搬送し、原稿Gを画像読取位置(R1,R2)で読み取る前に、電子部品(213)に電力が供給された電力供給状態にし、電力供給状態で原稿Gを画像読取位置(R1,R2)で読み取り、原稿Gを画像読取位置(R1,R2)で読み取った後に、電力供給停止状態にする。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
基板に複数の読取素子及び電子部品が設けられた画像読取センサ部を備え、原稿を前記画像読取センサ部による画像読取位置に向けて搬送し、前記画像読取位置に搬送した前記原稿を前記画像読取センサ部にて読み取る画像読取装置であって、
前記画像読取センサ部における前記電子部品への電力の供給を制御する電力供給制御手段を備え、
前記原稿を読み取るにあたり、
前記電力供給制御手段にて前記電子部品への電力供給が停止された電力供給停止状態で前記原稿を前記画像読取位置に向けて搬送し、
前記原稿を前記画像読取位置で読み取る前に、前記電力供給制御手段にて前記電子部品に電力が供給された電力供給状態にし、前記電力供給状態で前記原稿を前記画像読取位置で読み取り、
前記原稿を前記画像読取位置で読み取った後に、前記電力供給停止状態にする、ことを特徴とする画像読取装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の画像読取装置であって、
1枚目の前記原稿を読み取るにあたり、前記電力供給状態にし、前記電力供給状態でシェーディング補正を実行し、
前記シェーディング補正を実行した後に、1枚目の前記原稿を前記画像読取位置で読み取り、
1枚目の前記原稿を前記画像読取位置で読み取った後に、前記電力供給停止状態にする、ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項3】
請求項2に記載の画像読取装置であって、
1枚目の前記原稿を前記画像読取位置へ搬送する搬送処理と、前記シェーディング補正を実行する補正処理とを並行処理する、ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項4】
請求項1に記載の画像読取装置であって、
当該画像読取装置を起動したときに、前記電力供給状態にし、前記電力供給状態でシェーディング補正を実行し、
前記シェーディング補正を実行した後に、前記電力供給停止状態にする、ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項5】
請求項1に記載の画像読取装置であって、
前記原稿が搬送される原稿搬送路に設けられた原稿検知部を用いて検知した、前記原稿を前記画像読取位置で読み取る前のタイミング検知、及び、前記原稿を前記画像読取位置で読み取った後のタイミング検知に基づいて前記電力供給状態又は前記電力供給停止状態にする、ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項6】
請求項1に記載の画像読取装置であって、
前記画像読取センサ部は、前記基板の、前記複数の読取素子が配置された読取素子配置側の面において、前記複数の読取素子が主走査方向に並設された領域である読取素子領域を有する密着型イメージセンサ部である、ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項7】
請求項6に記載の画像読取装置であって、
前記電子部品は、前記画像読取センサ部における前記基板の前記読取素子配置側の面とは反対側の反対側の面において前記読取素子領域に対応する読取素子対応領域上又は前記読取素子対応領域の近傍の所定の電子部品配置箇所に設けられている、ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項8】
請求項1に記載の画像読取装置であって、
前記電子部品は、半導体ICチップである、ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項9】
請求項1から請求項7までの何れか1項に記載の画像読取装置を備えた、ことを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、基板に複数の読取素子及び電子部品が設けられた画像読取センサ部を備えた画像読取装置、及び、複写機、複合機等の画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
画像読取装置として、例えば、基板に複数の読取素子及び電子部品が設けられた画像読取センサ部を備え、原稿を画像読取センサ部による画像読取位置に向けて搬送し、画像読取位置に搬送した原稿を画像読取センサ部にて読み取るものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
2010-283438号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような画像読取装置では、大量の原稿を連続的に読み取ると、画像読取センサ部の連続使用で画像読取センサ部の温度が上昇し、形成される画像に濃度ムラが発生するという不都合がある。
【0005】
これについて、例えば、画像読取センサ部として、密着型イメージセンサ部を用い、電子部品として、半導体ICチップを用いる場合を例にとって以下に説明する。
【0006】
図13は、画像読取ユニット220の一例の内部構成を模式的に示す正面図である。図14Aは、画像読取センサ部210の一例を主走査方向Xの一方側から視た正面図である。図14Bは、画像読取センサ部210の一例を基板211の読取素子配置側の面211a側から視た平面図である。また、図15Aは、シェーディング補正を行う前の初期において光源221,221が発光していないときの画像読取センサ部210における読取素子部212の各出力値を示すグラフである。図15Bは、シェーディング補正前に複数の原稿G~Gを連続して読み取った温度上昇後において光源221,221が発光していないときでの画像読取センサ部210における読取素子部212の各出力値を示すグラフである。
【0007】
図13に示すように、画像読取ユニット220は、光源221,221と、集光レンズアレイ222と、画像読取センサ部210と、を備えている。画像読取ユニット220は、光源221,221から出射した出射光La,Laを原稿Gに照射し、原稿Gから反射した反射光Lbを読取素子部212で集光レンズアレイ222を介して読み取る。集光レンズアレイ222は、原稿Gから反射した反射光Lb(画像光)を画像読取センサ部210における読取素子部212に集光する。画像読取センサ部210は、集光レンズアレイ222を通じて読取素子部212で受光した反射光Lbを光電変換して画像データを出力する。読取素子部212は、主走査方向Xに沿って基板211に並設された複数の読取素子212a~212aから構成されている。
【0008】
図13から図14Bに示すように、画像読取センサ部210は、基板211の複数の読取素子212a~212aが配置された読取素子配置側の面211aにおいて複数の読取素子212a~212aが主走査方向Xに並設された領域である読取素子領域α(図14B参照)を有している。基板211に設けられる電子部品は、この例では、半導体ICチップ213とされている。半導体ICチップ213は、例えば、画像読取センサ部210における基板211の読取素子配置側の面211aとは反対側の反対側の面211bにおいて読取素子領域αに対応する読取素子対応領域β(図14B参照)上又は読取素子対応領域βの近傍の所定の電子部品配置箇所βa(図14B参照)に設けられることがある。この例では、半導体ICチップ213は、読取素子対応領域β上の電子部品配置箇所βaに設けられ、半導体ICチップ213には放熱部材214(放熱パッド)(図14A参照)が設けられている。
【0009】
このような画像読取センサ部210では、図15Aに示すように、シェーディング補正前の初期において光源221,221が発光していないときでは、読取素子212a~212aの各出力値を示す。
【0010】
これに対し、シェーディング補正後であっても、複数の原稿G~G(例えば100枚を超えるような大量の原稿)を連続して読み取ると、基板211における半導体ICチップ213の温度が上昇する。その結果、画像読取センサ部210における基板211の反対側の面211bにおいて読取素子対応領域βのうちの電子部品配置箇所βaの温度がそれ以外の領域βbよりも上昇し、電子部品配置箇所βa付近の読取素子212a~212aの温度がそれ以外の領域βb,βbの読取素子212a~212a,212a~212aの温度よりも高くなる。そうすると、光源221,221が発光していないときでの読取素子212a~212aの各出力値(図15A参照)が、図15Bに示すように、変動してしまう。このため、形成される画像において電子部品配置箇所βa付近での画像と電子部品配置箇所βaから離れた箇所での画像とで濃度ムラが発生する。
(【0011】以降は省略されています)
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