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公開番号2024169613
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2024164766,2022044411
出願日2024-09-24,2022-03-18
発明の名称遊技機
出願人株式会社ニューギン
代理人個人,個人,個人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20241128BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技球の管理に対する確実性を向上させること。
【解決手段】遊技球数オーバーのエラー状態は、枠側通常処理に含まれる遊技球数情報生成処理で計数される遊技球数が所定球数を超過したことをエラー検知条件とする。遊技球数オーバーのエラー状態が発生した場合は、遊技球数オーバーのエラー報知が実行される。遊技球数オーバーのエラー報知は、計数スイッチの操作を促す報知である。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
遊技媒体の数をデータとして記憶手段に記憶可能であって、前記データに基づいて遊技を可能に構成された遊技機において、
操作手段と、
所定の処理を実行する処理手段と、を備え、
前記処理手段は、前記遊技媒体の数を計数する計数処理と、計数済みの前記遊技媒体の数のうちの所定数に対応する計数情報を生成する生成処理と、前記遊技媒体に関する遊技媒体情報を外部と送受信する送受信処理と、を実行可能であり、
前記計数情報に対応する前記所定数は、前記操作手段を操作することで0よりも大きい数に設定され、
前記操作手段の操作は、扉開放エラーが発生しているときであっても有効であり、
前記遊技媒体情報には前記計数情報を含み、
前記遊技機は、前記遊技媒体の数が予め定めた規定数を超えた場合にオーバー状態であるとともに、前記操作手段の操作を促す特定報知を実行可能であり、
前記オーバー状態で前記計数情報を送信した後、当該計数情報に対応する前記所定数が前記規定数以下に減算される前に前記遊技機への電源供給が遮断された場合、前記遊技機への電源供給の復帰後も前記特定報知が実行されることを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、パチンコ遊技機を一例とする遊技機では、供給装置から供給される遊技球を発射装置によって発射することにより、遊技領域を流下する遊技球が入賞口へ入球すると、賞球を払い出すようになっている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-57751号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、遊技球を内部循環させる遊技機では、遊技球の個数をデータとして記憶可能であって、そのデータに基づいて遊技を行うことが可能である。遊技機は、遊技者の持ち球の増減に応じて遊技球の個数を計数する。遊技機が計数している遊技者の持ち球は、外部に送信することで外部にて管理可能である。外部に送信する操作は、例えば遊技を終了する場合などのタイミングで遊技者が遊技機に備えられた所定の手段を操作することで行うことができる。遊技者の持ち球は、その遊技者の利益に直結することから確実に管理することが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する遊技機は、遊技媒体の数をデータとして記憶手段に記憶可能であって、前記データに基づいて遊技を可能に構成された遊技機において、操作手段と、所定の処理を実行する処理手段と、を備え、前記処理手段は、前記遊技媒体の数を計数する計数処理と、計数済みの前記遊技媒体の数のうちの所定数に対応する計数情報を生成する生成処理と、前記遊技媒体に関する遊技媒体情報を外部と送受信する送受信処理と、を実行可能であり、前記計数情報に対応する前記所定数は、前記操作手段を操作することで0よりも大きい数に設定され、前記操作手段の操作は、扉開放エラーが発生しているときであっても有効であり、前記遊技媒体情報には前記計数情報を含み、前記遊技機は、前記遊技媒体の数が予め定めた規定数を超えた場合にオーバー状態であるとともに、前記操作手段の操作を促す特定報知を実行可能であり、前記オーバー状態で前記計数情報を送信した後、当該計数情報に対応する前記所定数が前記規定数以下に減算される前に前記遊技機への電源供給が遮断された場合、前記遊技機への電源供給の復帰後も前記特定報知が実行されることを要旨とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、遊技球の管理に対する確実性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
パチンコ遊技機、及びカードユニットの正面図である。
パチンコ遊技機の遊技盤の正面図である。
パチンコ遊技機の計数スイッチ、計数ランプ、及び遊技球数表示装置の拡大図である。
パチンコ遊技機における遊技球の循環経路を示す模式図である。
パチンコ遊技機の供給装置を示す模式図である。
パチンコ遊技機の供給装置を示す模式図である。
パチンコ遊技機の発射装置を示す模式図である。
パチンコ遊技機のブロック図である。
パチンコ遊技機のブロック図である。
計数スイッチの操作態様に応じた計数球数を示す表である。
遊技球数オーバーのエラー状態を説明するタイミングチャートである。
枠制御基板の送受信処理を説明するタイミングチャートである。
パチンコ遊技機で管理する遊技球数の変遷を説明するタイミングチャートである。
パチンコ遊技機で管理する遊技球数の変遷を説明するタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、パチンコ遊技機に具体化した一実施形態を図1~図14にしたがって説明する。
図1に示すように、島設備(遊技島)では、遊技機の一例であるパチンコ遊技機10と、管理装置の一例であるカードユニット100と、が交互に並ぶように設置される。つまり、パチンコ遊技機10には、カードユニット100が併設される。本実施形態の一例では、1台のパチンコ遊技機10に対して1台のカードユニット100が接続されるが、これに限らず、1台のパチンコ遊技機10に対して複数台のカードユニット100を接続する構成であってもよく、複数台のパチンコ遊技機10に対して1台のカードユニット100を接続する構成であってもよい。
【0009】
カードユニット100について説明する。
図1に示すように、カードユニット100は、記憶媒体の一例である管理カードを挿入するためのカード挿入部101を備える。管理カードは、遊技を可能とする価値の一例として現金の残額、及び遊技者の保有する遊技球の個数(以下、保有球数と示す)をデータとして少なくとも記憶可能である。管理カードは、遊技者の個人情報をデータとして記憶可能であってもよい。管理カードは、現金の残額に代えて事前に支払いされた残額(プリペイド残額)を記憶する構成であってもよい。
【0010】
カードユニット100は、現金の一例として紙幣を挿入可能な紙幣挿入部102を備える。カードユニット100では、紙幣が紙幣挿入部102に挿入されると、挿入されている管理カード、又は初期化済みの管理カードに記憶されている残額に加算される。カードユニット100は、現金の一例として硬貨を投入可能な構成であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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