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公開番号
2024169607
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2024163036,2023132705
出願日
2024-09-19,2022-03-21
発明の名称
情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
出願人
株式会社アドバンスト・メディア
代理人
個人
主分類
G06F
16/90 20190101AFI20241128BHJP(計算;計数)
要約
【課題】問い合わせに対し、より適切な自動応答を行う技術を提供する。
【解決手段】情報処理システム1は、コネクタDB174と、音声認識処理部153と、絞込み処理部155及び統合処理部156と、を備える。コネクタDB174は、想定された問い合わせに関する第1の属性情報を記憶する。コネクタDB174は、想定された問い合わせに対する回答に関する第2の属性情報を記憶する。音声認識処理部153は、問い合わせの内容を取得する。絞込み処理部155及び統合処理部156は、音声認識処理による音声認識結果が有する属性情報と、第1の属性情報及び第2の属性情報とに基づいて、問い合わせに対する回答を含む応答を特定する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
1または複数の情報処理装置を含む情報処理システムであって、
想定された問い合わせに関する第1の属性情報と、前記想定された問い合わせに対する回答に関する第2の属性情報とに基づいて、前記想定された問い合わせに対する回答に対応付けられた1または複数の属性によって構成される探索用データを生成する探索用データ生成手段と、
問い合わせの内容を取得する問い合わせ内容取得手段と、
前記問い合わせの内容が有する属性情報と、前記探索用データとに基づいて、前記問い合わせの内容に対する回答を含む応答を特定する応答特定手段と、
を備え、
前記問い合わせの内容が有する属性情報、前記第1の属性情報及び前記第2の属性情報は単語で表され、
前記探索用データには、前記第1の属性情報及び前記第2の属性情報を表す単語に対し、同一の意義を有する単語及び類似概念を表す単語である類似語を含む拡大属性情報が含まれ、
前記応答特定手段は、前記探索用データにおいて、前記問い合わせの内容に含まれる属性情報を表す単語を探索することにより、前記問い合わせの内容に対する回答を含む応答を特定することを特徴とする情報処理システム。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記問い合わせ内容取得手段は、問い合わせのための発話が音声認識処理された音声認識結果を取得することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記探索用データは、前記問い合わせの内容が取得される以前に用意され、前記問い合わせの内容が取得されることにより、生成されている前記探索用データを参照して、前記問い合わせの内容に対する回答が特定されることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記探索用データは、前記回答を一意に特定可能な属性を表す応答特定情報と、複数の前記回答の候補を特定可能な属性を表す応答グループ特定情報とを含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記探索用データは、前記応答特定情報及び前記応答グループ特定情報に含まれる前記属性から拡大された属性を表す前記拡大属性情報を含むことを特徴とする請求項4に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記探索用データ生成手段は、前記問い合わせ内容取得手段によって取得された前記問い合わせの内容によって、前記問い合わせに対する複数の回答が特定される場合に、前記探索用データに含まれる前記想定された問い合わせに対する回答に対応付けられた1または複数の属性を、前記問い合わせの内容に対する回答が一意に特定される属性、または、前記問い合わせの内容に対する回答がより少なく特定される属性に絞込み、
前記応答特定手段は、前記探索用データ生成手段によって絞込まれた前記属性に基づいて、前記応答として、前記問い合わせの内容に対する回答を特定するための追加の問い合わせの内容を誘導する対話を実行することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記応答特定手段は、
オリジナルの前記探索用データ全体を対象として、最新の前記問い合わせの内容に対する回答の特定を行う第1の絞込み処理と、
オリジナルの前記探索用データから属性が絞込まれた前記探索用データを対象として、過去の所定回の前記問い合わせの内容に基づく回答の特定を行う第2の絞込み処理と、
を並列的に実行することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記応答特定手段は、前記第2の絞込み処理とは異なる回数の過去の所定回の前記問い合わせの内容に基づく回答の特定を行う第3の絞込み処理を、前記第1の絞込み処理及び前記第2の絞込み処理と並列的に実行することを特徴とする請求項7に記載の情報処理システム。
【請求項9】
前記応答特定手段は、オリジナルの前記探索用データに含まれる属性を表す単語またはオリジナルの前記探索用データから絞込まれた属性を表す単語を画面に表示し、前記画面に表示された単語を選択することにより、前記問い合わせの内容に対する回答を絞込むことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の情報処理システム。
【請求項10】
1または複数の情報処理装置を含む情報処理システムであって、
問い合わせのための発話が音声認識処理された音声認識結果を取得する音声認識手段と、
想定された問い合わせに関する第1の属性情報と、前記想定された問い合わせに対する回答に関する第2の属性情報と、前記第1の属性情報及び前記第2の属性情報に関連する拡大された属性情報とを要素として含むフィルタによって、前記音声認識手段による音声認識結果が有する属性情報をフィルタ処理するフィルタ処理手段と、
前記フィルタ処理手段によるフィルタ処理結果に基づいて、前記問い合わせのための発話に対する回答を含む応答を特定する応答特定手段と、
を備え、
前記問い合わせのための発話の前記音声認識結果が有する属性情報、前記第1の属性情報、前記第2の属性情報及び前記拡大された属性情報は単語で表され、
前記フィルタには、前記第1の属性情報及び前記第2の属性情報を表す単語に対し、同一の意義を有する単語及び類似概念を表す単語である類似語が含まれ、
前記応答特定手段は、前記フィルタ処理手段によって検出された前記音声認識手段による音声認識結果が有する属性情報を表す単語を探索する処理により、前記問い合わせの内容に対する回答を含む応答を特定することを特徴とする情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ユーザの発話を音声認識し、問い合せに対して自動応答を行う技術が知られている。
例えば、特許文献1に記載された音声自動質問応答装置では、音声認識エンジンを用いて自由発話型式の質問等を音声認識し、音声認識結果を談話解析等することで補正して、質問内容の適切な認識を図ることとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-263190号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術においては、音声によって入力された問い合わせを基に回答を特定しようとしても、問い合わせに含まれる情報が不十分であること等から、適切な回答を導き出すことができない場合があった。
また、自由発話された問い合わせを汎用的な音声認識エンジンを用いて音声認識した場合、問い合わせ内容を適切に音声認識できない可能性があった。
また、音声認識処理及び回答を特定する処理に長時間を要する場合があり、問い合わせに対して、速やかに回答することができない可能性があった。
さらに、問い合わせを行う発話者が用いる表現は多様であることから、このような表現の多様性に対し、システム側の対応能力が十分ではない場合があった。
これらのいずれかの理由または複数の理由が複合的に生じた場合、音声による問い合わせに対し、適切な自動応答を行うことが困難となる。
なお、このような課題は、音声による問い合わせを音声認識する場合に限らず、チャット等のテキスト入力による問い合わせにおいても生じる可能性がある。
【0005】
本発明の課題は、問い合わせに対し、より適切な自動応答を行う技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理システムは、
1または複数の情報処理装置を含む情報処理システムであって、
想定された問い合わせに関する第1の属性情報を記憶する第1属性情報記憶手段と、
前記想定された問い合わせに対する回答に関する第2の属性情報を記憶する第2属性情報記憶手段と、
問い合わせの内容を取得する問い合わせ内容取得手段と、
前記問い合わせの内容が有する属性情報と、前記第1の属性情報及び前記第2の属性情報とに基づいて、前記問い合わせに対する回答を含む応答を特定する応答特定手段と、
を備えることを特徴とする。
【0007】
また、上記目的を達成するため、本発明の他の態様の情報処理システムは、
1または複数の情報処理装置を含む情報処理システムであって、
問い合わせのための発話が音声認識処理された音声認識結果を取得する音声認識手段と、
前記音声認識手段による音声認識結果が表す意味内容から、前記問い合わせに適合する回答の候補を言語処理によって特定する言語処理手段と、
前記音声認識手段による音声認識結果から前記問い合わせに含まれる単語を抽出し、前記問い合わせに含まれる単語に基づく属性情報と、前記問い合わせに対する回答に基づく属性情報との関連性に基づいて、前記問い合わせに適合する回答の候補を特定する属性処理手段と、
前記言語処理手段によって特定された前記回答の候補と、前記属性処理手段によって特定された前記回答の候補とに基づいて、前記問い合わせに対する回答を含む応答を特定する応答特定手段と、
を備えることを特徴とする。
【0008】
また、上記目的を達成するため、本発明の他の態様の情報処理システムは、
1または複数の情報処理装置を含む情報処理システムであって、
想定された問い合わせに関する第1の属性情報と、前記想定された問い合わせに対する回答に関する第2の属性情報とに基づいて、前記想定された問い合わせに対する回答に対応付けられた1または複数の属性によって構成される探索用データを生成する探索用データ生成手段と、
問い合わせの内容を取得する問い合わせ内容取得手段と、
前記問い合わせの内容が有する属性情報と、前記探索用データとに基づいて、前記問い合わせの内容に対する回答を含む応答を特定する応答特定手段と、
を備えることを特徴とする。
【0009】
また、上記目的を達成するため、本発明の他の態様の情報処理システムは、
1または複数の情報処理装置を含む情報処理システムであって、
問い合わせのための発話が音声認識処理された音声認識結果を取得する音声認識手段と、
想定された問い合わせに関する第1の属性情報と、前記想定された問い合わせに対する回答に関する第2の属性情報と、前記第1の属性情報及び前記第2の属性情報に関連する拡大された属性情報とを要素として含むフィルタによって、前記音声認識手段による音声認識結果が有する属性情報をフィルタ処理するフィルタ処理手段と、
前記フィルタ処理手段によるフィルタ処理結果に基づいて、前記問い合わせのための発話に対する回答を含む応答を特定する応答特定手段と、
を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、問い合わせに対し、より適切な自動応答を行う技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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