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公開番号
2024169594
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2024162091,2022209388
出願日
2024-09-19,2021-04-22
発明の名称
サンプル容器内で搬送されるサンプルの自動化処理およびその中に含有されるサンプルに対して実施されるべきアッセイによるサンプル容器の群化
出願人
ジェン-プローブ・インコーポレーテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01N
35/02 20060101AFI20241128BHJP(測定;試験)
要約
【課題】複数のサンプル容器を処理するためのシステムの提供。
【解決手段】複数のサンプル容器を処理するためのシステムであって、それぞれ、それと関連付けられる少なくとも1つの有効アッセイを伴うサンプルを含有する、システムは、それぞれ、あるプロセス数の2つまたはそれを上回るレセプタクル容器を含むレセプタクル装置において少なくとも1つの機能アッセイを実施するように構成される、2つまたはそれを上回る分析器と、容器を分析器に輸送するための運搬器と、関連付けられる分析器によって処理されるべき容器を保持するための各分析器と関連付けられる緩衝待ち行列と、各分析器と関連付けられる走査装置とを含む。各走査装置は、走査装置を過ぎて運搬器によって輸送される各容器と関連付けられる機械可読識別情報を走査し、その容器に関する有効アッセイが、走査された情報に基づいて識別される。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
図面に記載のシステム、方法など。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本願は、その個別の開示が、参照することによって本明細書に組み込まれる、2020年4月23日に出願された米国仮特許出願第63/014,624号、2020年4月24日に出願された米国仮特許出願第63/015,129号、および2021年1月29日に出願された米国仮特許出願第63/143,705号の優先権を主張する。
続きを表示(約 3,800 文字)
【0002】
本開示は、離散的サンプル容器内に含有されるサンプルを処理し、複数のサンプルが分析器によって同時に処理され得るように、その中に含有されるサンプルに対して実施されるべきアッセイに従ってサンプル容器を群化するための自動化システムおよび方法に関する。
【背景技術】
【0003】
種々のタイプの分析試験およびアッセイが、患者診断および療法のために実験室において実施される。そのようなアッセイは、患者の体液または膿瘍から採取された液体サンプルの分析によって実施され得、典型的には、その上に患者サンプル試料を含有する管またはバイアル等の液体容器が装填された自動化臨床化学分析器を用いて実施される。分析器は、容器からある量の液体サンプルを抽出し、特殊な反応容器(例えば、管)内で抽出されたサンプルを種々の試薬と組み合わせ、結果として生じる反応混合物を反応条件に暴露し、光出力等の測定可能な出力を検出し、それからアッセイ結果が、決定され得る。
【0004】
いくつかの実験室では、自動化またはモジュール式アプローチが、採用され得る。実験室自動化システムは、例えば、軌道を介して、サンプル処理モジュールまたは複数のモジュールと分析器または複数の分析器との間でサンプルを運搬する。異なる分析器が、あるタイプのアッセイを実施するように構成されることができる。サンプルは、典型的には、オペレータが、典型的には、複数の容器を保持するラック内で搬送される容器を入力モジュールの中に設置することによって分析器に提供され、容器は、次いで、ロボット機構を用いて等、入力モジュールから軌道に自動的に移送され、容器は、次いで、軌道によって、サンプル毎に要求されるアッセイを実施するように構成される分析器に運搬される。サンプルが要求されるアッセイを実施するために各容器から抽出された後、サンプルは、軌道から、出力モジュールに、例えば、複数の容器を保持するように構成される出力モジュール内のラックに移送され得、容器は、次いで、オペレータによって出力モジュールから除去されることができる。本自動化システムは、異なるタイプのアッセイが、異なる相互接続された分析器における複数のサンプルに対して実施されることを可能にする、および/または同一のアッセイを実施するように構成される2つの分析器が、サンプル処理能力を増加させるために連結されることを可能にする。
【0005】
従来的な実験室自動化システムは、そのようなサンプルのより効率的な処理を可能にするように、サンプルが分析器の間で独立して移動することを可能にするための、または共通のアッセイを要求するサンプル容器の知的な群化を可能にするための有意な知能または自律性を欠いている。そのような自動化システムと関連付けられる別の課題は、STATサンプルの取扱の問題に関する。STATサンプルは、オペレータまたはオーダーする医師が、そのサンプルに関する結果が迅速に返され得るように、ラインの先頭に移動されることを所望するサンプルである。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
以下は、本明細書に説明されるいくつかの側面の基本的理解を提供するために、簡略化された概要を提示する。本概要は、請求される主題の広範な概観ではない。請求される主題の重要または主要な要素を識別する、またはその範囲を描写することのいずれも意図していない。その唯一目的は、後で提示されるより詳細な説明の前段階として、いくつかの概念を簡略化された形態において提示することである。
【0007】
本開示の側面は、複数の明確に異なるサンプルを処理するためのシステムを含み、各サンプルは、離散的サンプル容器内に含有される。本システムは、2つまたはそれを上回る分析器を含んでもよく、各分析器は、サンプル容器から抽出されたサンプルに対して1つまたはそれを上回る機能アッセイを実施するように構成されてもよい。各分析器によって実施される1つまたはそれを上回る機能アッセイは、他の分析器のそれぞれによって実施される1つまたはそれを上回る機能アッセイと同一であり得るかまたは異なってもよい。各分析器は、あるプロセス数の2つまたはそれを上回る動作的に関連付けられるプロセス容器を含む、レセプタクル装置内で1つまたはそれを上回る機能アッセイのそれぞれを実施するように構成されてもよく、各分析器は、レセプタクル装置の各プロセス容器内に含有される異なるサンプルに対して1つまたはそれを上回る機能アッセイのうちの同一のものを実施するように構成されてもよい。すなわち、各分析器は、レセプタクル装置の各プロセス容器内に含有されるサンプルに対して同一のアッセイを実施する。本システムは、各分析器と関連付けられ、サンプルの一部をサンプル容器からレセプタクル装置のプロセス容器のうちの1つに移送するように構成される、サンプル移送デバイスと、2つまたはそれを上回る分析器の間でサンプル容器を輸送するように構成される、運搬器と、各分析器と関連付けられ、運搬器から緩衝待ち行列に方向転換された複数のサンプル容器を保持するように構成される、緩衝待ち行列と、各分析器と関連付けられ、運搬器上で輸送される各サンプル容器と関連付けられる機械可読識別情報を検出するように構成される、走査装置と、1つまたはそれを上回るコントローラとを含んでもよい。1つまたはそれを上回るコントローラは、走査装置によって検出された識別情報に基づいて、サンプル容器毎の1つまたはそれを上回る有効アッセイを識別し、走査装置によって検出された識別情報に基づいて、サンプル容器がSTATサンプル容器であるかどうかを決定し、そのサンプル容器に関する有効アッセイが、緩衝待ち行列と関連付けられる分析器の機能アッセイに対応する場合、サンプル容器を運搬器から緩衝待ち行列のうちの1つに方向転換させ、緩衝待ち行列毎の緩衝される容器カウントを監視し、緩衝される容器カウントは、緩衝待ち行列毎に、同一の有効アッセイを伴うその緩衝待ち行列内に保持されるサンプル容器の数を含んでもよく、緩衝待ち行列毎の緩衝される容器保持時間を監視し、緩衝される容器保持時間は、各緩衝される容器カウントの最初のサンプル容器が緩衝待ち行列に方向転換された時間以降の経過時間を含んでもよく、関連付けられる分析器のサンプル移送デバイスを用いて、少なくとも1つの規定されたタスクを実施するように構成されてもよい。規定されたタスクは、a)そのアッセイに関する関連付けられる緩衝待ち行列内の緩衝される容器カウントが、少なくともあるプロセス数に等しい場合、サンプルの一部を、同一の有効アッセイを有する関連付けられる緩衝待ち行列内のそのプロセス数のサンプル容器のそれぞれから、レセプタクル装置のプロセス容器のうちの異なるものの中に移送すること、b)その有効アッセイに関する関連付けられる緩衝待ち行列に関する緩衝される容器保持時間が、最大保持時間に到達し、そのアッセイに関する関連付けられる緩衝待ち行列内の緩衝される容器カウントが、あるプロセス数を下回る場合、サンプルの一部を、同一の有効アッセイを有する関連付けられる緩衝待ち行列内のその数のサンプル容器のそれぞれから、レセプタクル装置のプロセス容器のうちの異なるものの中に移送すること、またはc)サンプルの一部を、関連付けられる緩衝待ち行列に方向転換されたSTATサンプル容器から、レセプタクル装置のプロセス容器のうちの1つの中に移送することを含む。
【0008】
本開示のさらなる側面によると、STATサンプル容器が、関連付けられる緩衝待ち行列に方向転換される場合、1つまたはそれを上回るコントローラは、(i)サンプルの一部を、STATサンプル容器の前の関連付けられる緩衝待ち行列に方向転換された任意の遮断サンプル容器のそれぞれから、1つまたはそれを上回るレセプタクル装置のプロセス容器のうちの異なるものの中に移送し、(ii)ステップ(i)においてサンプルが移送された任意の遮断サンプル容器を緩衝待ち行列から外に移動させ、(iii)次いで、サンプルの一部を、関連付けられる緩衝待ち行列に方向転換されたSTATサンプル容器から、レセプタクル装置のプロセス容器のうちの1つの中に移送するように構成されてもよい。
【0009】
本開示のさらなる側面によると、遮断サンプル容器の有効アッセイが、STATサンプル容器の有効アッセイと同一である場合、サンプルは、本開示の前述の側面のステップ(i)および(iii)において、遮断サンプル容器およびSTATサンプル容器のそれぞれから、同一のレセプタクル装置の異なるプロセス容器に移送される。
【0010】
本開示のさらなる側面によると、遮断サンプル容器の有効アッセイが、STATサンプル容器の有効アッセイと異なる場合、サンプルは、本開示の前述の側面のステップ(i)および(iii)において、遮断サンプル容器およびSTATサンプル容器から、異なるレセプタクル装置に移送される。
(【0011】以降は省略されています)
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