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公開番号
2024169589
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2024161922,2019210035
出願日
2024-09-19,2019-11-20
発明の名称
撮像装置、撮像システム、および移動体
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
25/773 20230101AFI20241128BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 アバランシェダイオードを用いたフォトンカウンティング型の撮像装置において、消費電力や読み出し速度等の撮像装置の特性を向上できる。
【解決手段】 アバランシェダイオードと、カウンタと、をそれぞれが含む複数の光電変換素子を備え、第1光電変換素子に対応して第1選択手段が設けられ、第2光電変換素子に対応して第2選択手段が設けられ、第1のモードにおいて、第1選択手段により第1光電変換素子からの信号が読み出される状態に制御され、第2選択手段により第2光電変換素子からの信号が読み出されない状態に制御され、第2のモードにおいて、第2選択手段により、信号が読み出されない状態に制御されていた第2光電変換素子を信号が読み出される状態に制御する。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
アバランシェダイオードと、前記アバランシェダイオードに入射する光に基づく信号をカウントするカウンタと、をそれぞれが含む複数の光電変換素子を備え、
前記複数の光電変換素子のうちの第1光電変換素子に対応して第1選択手段が設けられ、
前記複数の光電変換素子のうちの第2光電変換素子に対応して第2選択手段が設けられ、
第1のモードにおいて、前記第1選択手段により前記第1光電変換素子からの信号が読み出される状態に制御され、前記第2選択手段により前記第2光電変換素子からの信号が読み出されない状態に制御され、
前記第1のモードが設定されている期間とは異なる期間に設定される第2のモードにおいて、前記信号が読み出されない状態に制御されていた前記第2光電変換素子を前記第2選択手段により信号が読み出される状態に制御し、前記信号が読み出される状態に制御されていた前記第1光電変換素子を前記第1選択手段により信号が読み出されない状態に制御することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第1のモードにおいて、前記第1選択手段により前記第1光電変換素子の前記アバランシェダイオードがアバランシェ増倍可能な逆バイアス電圧が印加されている状態となるように制御されることで前記第1光電変換素子からの信号が読み出される状態となり、前記第2選択手段により前記第2光電変換素子の前記アバランシェダイオードがアバランシェ増倍可能な逆バイアス電圧が印加されていない状態となるように制御されることで前記第2光電変換素子からの信号が読み出されない状態となることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記複数の光電変換素子のうちの少なくとも一部が第1の方向に並んで配され、
前記第1のモードは、第1垂直走査が行われている期間であり、
前記第2のモードは、第2垂直走査が行われている期間であることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
【請求項4】
垂直走査回路と水平走査回路とを備え、
前記垂直走査回路と前記水平走査回路とにより前記第1選択手段および前記第2選択手段を制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記複数の光電変換素子のそれぞれは、前記アバランシェダイオードに接続されたクエンチ素子を含み、
前記第1選択手段は、前記第1光電変換素子の前記クエンチ素子のオンオフを制御していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記複数の光電変換素子のそれぞれは、前記アバランシェダイオードのアノードまたはカソードに印加する電位を制御する制御線に接続され、
前記制御線は、前記アバランシェダイオードがアバランシェ増倍を起こさない状態となる電位を供給する第1電圧線と、前記アバランシェダイオードがアバランシェ増倍可能な状態となる電位を供給する第2電圧線と、を備え、
前記第1選択手段および前記第2選択手段は、前記アバランシェダイオードに接続する制御線を前記第1電圧線および前記第2電圧線で選択することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記第1選択手段は前記第1光電変換素子の前記カウンタから信号を読み出すか否かを制御し、前記第2選択手段は前記第2光電変換素子の前記カウンタから信号を読み出すか否かを制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記第1のモードにおいて、前記第2選択手段により前記第2光電変換素子に含まれる前記カウンタがカウントを行わないように制御されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記第1選択手段は、組み合わせ回路により構成されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記組み合わせ回路は、AND回路であることを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置、撮像システム、および移動体に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
アバランシェダイオードを用いたフォトンカウンティング型の撮像装置が知られている。特許文献1には、アバランシェダイオードを含む複数の光電変換素子が行列状に配された撮像装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2015/0115131号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の撮像装置は、消費電力や読み出し速度等の撮像装置の特性を向上できる余地がある。特許文献1に記載の撮像装置において、常に各光電変換素子でアバランシェ増倍を生じさせて光電変換素子から信号を読み出そうとすると、消費電力が大きくなるとともにすべての光電変換素子からの信号を読み出し終わるまでに時間を要する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一観点に係る撮像装置は、アバランシェダイオードと、前記アバランシェダイオードに入射する光に基づく信号をカウントするカウンタと、をそれぞれが含む複数の光電変換素子を備え、前記複数の光電変換素子のうちの第1光電変換素子に対応して第1選択手段が設けられ、前記複数の光電変換素子のうちの第2光電変換素子に対応して第2選択手段が設けられ、第1のモードにおいて、前記第1選択手段により前記第1光電変換素子からの信号が読み出される状態に制御され、前記第2選択手段により前記第2光電変換素子からの信号が読み出されない状態に制御され、前記第1のモードが設定されている期間とは異なる期間に設定される第2のモードにおいて、前記第2選択手段により、前記信号が読み出されない状態に制御されていた前記第2光電変換素子を信号が読み出される状態に制御する。
【発明の効果】
【0006】
アバランシェダイオードを用いたフォトンカウンティング型の撮像装置において、消費電力や読み出し速度等の撮像装置の特性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
アバランシェダイオードを用いたフォトンカウンティング型の撮像装置の模式図の一例である。
第1実施形態に係る光電変換素子11の等価回路図である。
第1実施形態に係る光電変換素子11の光子検知動作の一例を示す図である。
第1実施形態に係る画素領域10の読み出し領域のイメージ図である。
第2実施形態に係る光電変換素子11の等価回路図を示す図である。
第2実施形態に係る光電変換素子11の等価回路図の別の例を示す図である。
第3実施形態に係る光電変換素子11の等価回路図を示す図である。
第4実施形態に係る光電変換素子11の一部を示すブロック図である。
第5実施形態に係る撮像装置の構造の模式図である。
第6実施形態に係る撮像システムの構成を示すブロック図である。
第7実施形態に係る撮像システム及び移動体の構成例を示す概略図である。
第7実施形態に係る撮像システムの動作を示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第1実施形態)
第1実施形態に係る撮像装置について、図1乃至図4を用いて説明する。図1は、本実施形態による撮像装置の概略構成を示すブロック図である。図2は、本実施形態による撮像装置の光電変換素子11の構成例を示す回路図である。以下では、1つの光電変換素子が1つの画素を構成する場合について説明するが、複数の光電変換素子が1つの画素を構成する場合も本発明に含まれるものとする。
【0009】
撮像装置は、図1に示すように、画素領域10と、垂直走査回路20と、水平走査回路30と、出力回路40と、制御回路50と、を含む。画素領域10には、複数行及び複数列にわたってマトリクス状に配された複数の光電変換素子11が設けられている。なお、光電変換素子11のすべての構成が複数行及び複数列に配される必要はない。少なくとも光電変換素子11に含まれるアバランシェダイオードが複数行及び複数列に配されていればよい。
【0010】
画素領域10の各行には、第1の方向(図1において横方向)に延在して、制御線12が配されている。制御線12は、第1の方向に並ぶ複数の光電変換素子11のそれぞれに接続され、これら光電変換素子11に共通の信号線をなしている。制御線12の延在する第1の方向は、行方向或いは水平方向と表記することがある。制御線12の各々は、複数種類の制御信号を光電変換素子11に供給するための複数の信号線を含み得る。
(【0011】以降は省略されています)
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