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公開番号
2024169578
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2024161361,2023501522
出願日
2024-09-18,2021-08-09
発明の名称
無線通信システムにおいて上りリンクチャネルを送信する方法及びそのための装置
出願人
ウィルス インスティテュート オブ スタンダーズ アンド テクノロジー インコーポレイティド
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04W
72/1268 20230101AFI20241128BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】無線通信システムにおいて上りリンクチャネルを送信する方法及びそのための装置を提供する。
【解決手段】無線通信システムにおいて上りリンクチャネルを送信する方法であって、端末によって行われる方法は、基地局から、上りリンクチャネルの送信に関連したリソース情報を受信する段階;前記基地局から送信される下りリンクチャネルを感知(detect)する段階;前記基地局に、前記下りリンクチャネル感知結果によって、前記リソース情報に基づいて上りリンクチャネルを送信する段階を含み、前記上りリンクチャネルは、前記基地局が開始したCOT(Channel Occupancy Time)内で送信されるか、端末が開始したCOT内で送信されることを特徴とする。
【選択図】図24
特許請求の範囲
【請求項1】
無線通信システムにおいて上りリンクチャネルを送信する方法であって、端末によって行われる方法は、
基地局から、上りリンクチャネルの送信に関連したリソース情報を受信する段階;
前記基地局から送信される下りリンクチャネルを感知(detect)する段階;
前記基地局に、前記下りリンクチャネル感知結果によって、前記リソース情報に基づいて上りリンクチャネルを送信する段階を含み、
前記上りリンクチャネルは、前記基地局が開始して共有されるCOT(Channel Occupancy Time)に基づいて送信されるか、或いは端末が開始したCOTに基づいて送信されることを特徴とする方法。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記上りリンクチャネルは、設定されたグラント(configured grant)に基づいて送信されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記下りリンクチャネル感知の結果、
前記端末が前記下りリンクチャネルを感知した場合に、前記上りリンクチャネルは、前記基地局が開始して共有されるCOTに基づいて送信され、
前記端末が前記下りリンクチャネルを感知していない場合に、前記上りリンクチャネルは、前記端末が開始したCOTに基づいて送信されることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記基地局が開始して共有されるCOTは、前記基地局に設定されるFFP(Fixed Frame Period)内の区間であり、
前記端末が開始したCOTは、前記端末に設定されるFFP内の区間であることを特徴とする、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記上りリンクチャネルが、前記基地局が開始して共有されるCOTに基づいて送信される場合に、
前記上りリンクチャネルは、前記基地局に設定されるFFP内の遊休(idle)区間以外の区間で送信されることを特徴とする、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記上りリンクチャネルが、前記端末が開始したCOTに基づいて送信される場合に、
前記上りリンクチャネルは、前記端末に設定されるFFP内の遊休(idle)区間以外の区間で送信されることを特徴とする、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
前記基地局に設定されるFFPと前記端末に設定されるFFPとが異なることを特徴とする、請求項4に記載の方法。
【請求項8】
前記上りリンクチャネルが、前記端末が開始したCOTに基づいて送信される場合に、
前記上りリンクチャネルは、前記上りリンクチャネルの送信される区間が前記基地局に設定されたFFP内の遊休区間に含まれるか否かに関係なく送信されることを特徴とする、請求項4に記載の方法。
【請求項9】
前記上りリンクチャネルが、前記基地局が開始して共有されたCOTに基づいて送信される場合に、
前記上りリンクチャネルは、前記上りリンクチャネルの送信される区間が、前記基地局に設定されたFFP内の遊休区間以外の区間で送信されることを特徴とする、請求項4に記載の方法。
【請求項10】
前記端末に設定されるFFPは、専用(dedicated)RRCシグナリング情報によって前記端末に設定されることを特徴とする、請求項4に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、無線通信システムに関し、上りリンクチャネルを送信する方法及びそのための装置に関する。
続きを表示(約 3,400 文字)
【背景技術】
【0002】
4G(4th generation)通信システムの商用化後、増加する無線データトラフィック需要を満たすために、新しい5G(5th generation)通信システムを開発するための努力が行われている。5G通信システムは、4Gネットワーク以後(beyond 4G network)の通信システム、LTEシステム以後(post LTE)のシステム、又はNR(new radio)システムと呼ばれている。高いデータ伝送率を達成するために、5G通信システムは、6GHz以上の超高周波(mmWave)帯域を用いて運用されるシステムを含み、また、カバレッジを確保し得る側面から、6GHz以下の周波数帯域を用いて運用される通信システムを含む、基地局と端末における具現が考慮されている。
【0003】
3GPP(登録商標、以下同様)(3rd generation partnership project) NRシステムは、ネットワークスペクトルの効率を向上させ、通信事業者にとって与えられた帯域幅においてより多いデータ及び音声サービスを提供可能にしている。そのために、3GPP NRシステムは、大容量音声支援の他にも、高速データ及びメディア伝送に対する要求を満たすように設計される。NRシステムの長所は、同一のプラットフォームにおいて、高い処理量、低い待機時間、FDD(frequency division duplex)及びTDD(time division duplex)支援、向上した最終ユーザ環境、及び簡単なアーキテクチャによる低い運営コスト、を有するという点である。
【0004】
より効率的なデータ処理のために、NRシステムのダイナミックTDDは、セルのユーザのデータトラフィック方向に応じて上りリンク及び下りリンクに使用し得るOFDM(orthogoal frequency division multiplexing)シンボルの数を可変する方式を利用する。例えば、セルの下りリンクトラフィックが上りリンクトラフィックよりも多ければ、基地局はスロット(又は、サブフレーム)に複数の下りリンクOFDMシンボルを割り当てる。スロット構成に関する情報は端末に送信される必要がある。
【0005】
超高周波帯域における電波の経路損失の緩和、及び電波の伝達距離の増加のために、5G通信システムではビームフォーミング(beamforming)、巨大配列多重入出力(massive MIMO)、全次元多重入出力(full dimension MIMO、FD-MIMO)、アレイアンテナ(array antenna)、アナログビームフォーミング(analog beam-forming)、アナログビームフォーミングとデジタルビームフォーミングを組み合わせるハイブリッドビームフォーミング、及び大規模アンテナ(large scale antenna)技術が論議されている。また、システムネットワークを改善するために、5G通信システムでは、進化した小型セル、改善された小型セル(advanced small cell)、クラウド無線アクセスネットワーク(cloud radio access network:cloud RAN)、超高密度ネットワーク(ultra-dense network)、機器間通信(device to device communication:D2D)、車両を利用する通信(vehicle to everything communication:V2X)、無線バックホール(wireless backhaul)、非地上波ネットワーク通信(non-terrestrial network communication、NTN)、移動ネットワーク(moving network)、協調通信(cooperative communication)、CoMP(coordinated multi-points)、及び受信干渉除去(interference cancellation)などに関する技術開発が行われている。その他、5Gシステムでは進歩したコーディング変調(advanced coding modulation:ACM)方式のFQAM(hybrid FSK and QAM modulation)及びSWSC(sliding window superposition coding)と、進歩したアクセス技術であるFBMC(filter bank multi-carrier)、NOMA(non-orthogonal multiple access)、及びSCMA(sparse code multiple access)などが開発されている。
【0006】
一方、インターネットは人間が情報を生成し消費する人間中心の連結網において、物など分散された構成要素間に情報を交換し処理するIoT(Internet of Things、モノのインターネット)網に進化している。クラウドサーバなどとの連結を介したビックデータ(big data)処理技術などがIoT技術に結合されたIoE(Internet of Everything)技術も台頭している。IoTを具現するために、センシング技術、有無線通信及びネットワークインフラ、サービスインタフェース技術、及び保安技術などのような技術要素が要求されており、最近は物間の連結のためのセンサネットワーク、マシンツーマシン(machine to machine、M2M)、MTC(machine type communication)などの技術が研究されている。IoT環境では、連結された物から生成されたデータを収集、分析して、人間の生活に新たな価値を生み出す知能型IT(internet technology)サービスが提供される。IoTは、従来のIT技術と多様な産業との融合及び複合により、スマートホーム、スマートビル、スマートシティ、スマートカー又はコネクテッドカー、スマートグリッド、ヘルスケア、スマート家電、先端医療サービスなどの分野に応用可能である。
【0007】
そこで、5G通信システムをIoT網に適用するための様々な試みが行われている。例えば、センサネットワーク、マシンツーマシン、MTCなどの技術が、5G通信技術であるビームフォーミング、MIMO、及びアレイアンテナなどの技法によって具現されている。上述したビックデータ処理技術として、クラウド無線アクセスネットワーク(cloud RAN)の適用も5G技術とIoT技術との融合の一例といえる。一般に、移動通信システムは、ユーザの活動性を保障しながら音声サービスを提供するために開発されている。
【0008】
しかしながら、移動通信システムは、音声の他にもデータサービスにまでサービス領域を次第に拡張しつつあり、現在は、高速のデータサービスを提供する程度にまで発展している。しかし、現在サービス提供中の移動通信システムでは、リソース不足現象及びユーザの高速サービスの要求のため、より発展した移動通信システムが要求されている。
【0009】
近年、スマート機器の拡散に伴ってモバイルトラフィックが爆増することにより、従来の免許(licensed)周波数スペクトル又はLicensed周波数帯域だけでは、セルラー通信サービスを提供するために増加するデータの使用量に耐え難くなっている。
【0010】
このような状況の中、セルラー通信サービスを提供するために非免許(unlicensed)周波数スペクトル、又は非免許周波数帯域(例えば、2.4GHz帯域、5GHz帯域など)を用いる方案がスペクトルの不足問題に対する解決策として論議されている。
(【0011】以降は省略されています)
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