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公開番号2024169222
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2023086511
出願日2023-05-25
発明の名称ダクト及びポンプユニット
出願人株式会社川本製作所
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類H05K 7/20 20060101AFI20241128BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】外部環境の影響を抑制でき、効率良く吸気可能なダクト及びポンプユニットを提供すること。
【解決手段】ベース10と、ファン21b及びファン21bに空気を導入する開口21dが形成されたファンカバー21cを含む、ベース10上に設けられるモータ21と、ベース10上のモータ21を覆うカバー16と、を備えるポンプユニット1に用いられるダクト17は、ベース10からずれて、ベース10及びカバー16の間に配置され、外部に向かって開口する第1開口部61a及びファンカバー21cの少なくとも開口21dと対向する、第1開口部61aよりも上方に配置される第2開口部61bを有し、第1開口部61a及び第2開口部61bを連続する空気の流路を形成する導風部61と、導風部61に設けられ、ベース10、カバー16又はファンカバー21cに固定される固定部62と、を備える。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
ベースと、ファン及び前記ファンに空気を導入する開口が形成されたファンカバーを含む、前記ベース上に設けられるモータと、前記ベース上の前記モータを覆うカバーと、を備えるポンプユニットに用いられるダクトであって、
前記ベースからずれて、前記ベース及び前記カバーの間に配置され、外部に向かって開口する第1開口部及び前記ファンカバーの少なくとも開口と対向する、前記第1開口部よりも上方に配置される第2開口部を有し、前記第1開口部及び前記第2開口部を連続する空気の流路を形成する導風部と、
前記導風部に設けられ、前記ベース、前記カバー又は前記ファンカバーに固定される固定部と、
を備えるダクト。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記第1開口部は、前記ベースよりも外側に配置され、下方に開口する、請求項1に記載のダクト。
【請求項3】
前記第2開口部は、前記ファンカバーの周囲に配置される、請求項1に記載のダクト。
【請求項4】
前記ダクトの前記第2開口部及び前記カバーの隙間が埋められる、請求項1に記載のダクト。
【請求項5】
前記導風部の一部は、前記カバーによって形成される、請求項1に記載のダクト。
【請求項6】
ベースと、
ファン及び前記ファンに空気を導入する開口が形成されたファンカバーを含む、前記ベース上に設けられるモータと、
前記ベース上の前記モータを覆うカバーと、
請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のダクトと、
を備えるポンプユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ベース上に設けられたポンプ装置及び制御盤を覆うカバー内に設けられるダクト及びポンプユニットに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従前から、ポンプ装置及び制御盤等の構成品をカバーで覆うポンプユニットが知られている。また、モータに設けられる冷却用のファンに外気を取り入れるために、カバーのファンに対向する側面に開口部を形成する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、カバーに形成された、スリット状等の開口部を、カバーの外面から窪ませた面に配置し、モータのファンカバーに近接又は接触させることで、風雨の浸入を抑制するとともに、吸気効率を向上させる技術も知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-053349号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したポンプユニットでは、開口部をファンカバーに近接又は接触させることから、カバーの窪ませた面に開口部を設けても、横殴りの雨等においては、雨水がカバー内部に浸入する虞がある。また、冬場等においては、開口部に着雪することで、開口部が閉塞される虞もある。また、ファンカバーに開口部が接触する構成では、モータの振動がカバーに伝播し、騒音の要因となる虞もある。
【0005】
そこで本発明は、外部環境の影響を抑制でき、効率良く吸気可能なダクト及びポンプユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、ダクトは、ベースと、ファン及び前記ファンに空気を導入する開口が形成されたファンカバーを含む、前記ベース上に設けられるモータと、前記ベース上の前記モータを覆うカバーと、を備えるポンプユニットに用いられるダクトであって、前記ベースからずれて、前記ベース及び前記カバーの間に配置され、外部に向かって開口する第1開口部及び前記ファンカバーの少なくとも開口と対向する、前記第1開口部よりも上方に配置される第2開口部を有し、前記第1開口部及び前記第2開口部を連続する空気の流路を形成する導風部と、前記導風部に設けられ、前記ベース、前記カバー又は前記ファンカバーに固定される固定部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、外部環境の影響を抑制でき、効率良く吸気可能なダクト及びポンプユニットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係るポンプユニットの構成を示す斜視図。
同ポンプユニットの構成を示す斜視図。
ポンプユニットの構成であって、一部構成を省略して示す斜視図。
ポンプユニットの要部構成を拡大して示す斜視図。
ポンプユニットの構成であって、一部構成を省略して示す斜視図。
同ポンプユニットに用いられるダクトの構成を示す斜視図。
同ダクトの構成を示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態に係るダクト17を備えるポンプユニット1の構成を、図1乃至図7を用いて説明する。
【0010】
図1は、本発明の実施形態に係るポンプユニット1の構成を前方から示す斜視図であり、図2は、ポンプユニット1の構成を後方から示す斜視図である。図3は、ポンプユニットの構成を、カバー16の第2カバー32を省略して後方から示す斜視図である。図4は、ポンプユニット1の構成を、後方、且つ、下方から拡大して示す斜視図である。図5は、ポンプユニットの構成を、カバー16の第2カバー32及びダクト17を省略して後方から示す斜視図である。図6は、ダクト17の構成を前方、且つ、上方から示す斜視図であり、図7は、ダクト17の構成を後方、且つ、下方から示す斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)

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