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公開番号
2024169009
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023086175
出願日
2023-05-25
発明の名称
シールドコネクタ
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
弁理士法人グランダム特許事務所
主分類
H01R
13/05 20060101AFI20241128BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】シールド性能の向上を図る。
【解決手段】シールドコネクタは、径方向への弾性変形が可能な第1バネ部31と第2バネ部32を有する筒状の第1外導体14と、第1バネ部31及び第2バネ部32に対して径方向に接触する筒状の第2外導体54とを備え、第1バネ部31と第2バネ部32は、第1外導体14に形成した軸線方向の第1サイドスリット24,第2サイドスリット25及び第3サイドスリット26によって区画された部位であり、第1バネ部31には、第1バネ部31の曲げ剛性を高める第1可動側補強部35が形成され、第2バネ部32には、第1バネ部32の曲げ剛性を高める第2可動側補強部38が形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
径方向への弾性変形が可能なバネ部を有する筒状の第1外導体と、
前記バネ部に対して径方向に接触する筒状の第2外導体とを備え、
前記バネ部は、前記第1外導体に形成した軸線方向のサイドスリットによって区画された部位であり、
前記バネ部には、前記バネ部の曲げ剛性を高める補強部が形成されているシールドコネクタ。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記バネ部は、前記第1外導体を構成する筒状支持部から前記軸線方向へ片持ち状に延出した形状をなし、
前記バネ部の先端部に、前記第2外導体に接触する接点部が形成されており、
前記補強部は、前記バネ部のうち前記筒状支持部に繋がる基端部を含む領域に配置されている請求項1に記載のシールドコネクタ。
【請求項3】
前記補強部は、前記軸線方向において、前記基端部から、前記筒状支持部における前記バネ部との境界部に亘って形成されている請求項2に記載のシールドコネクタ。
【請求項4】
前記バネ部は、前記基端部の幅寸法が前記先端部の幅寸法よりも大きく設定された形態である請求項2又は請求項3に記載のシールドコネクタ。
【請求項5】
前記補強部は、前記第1外導体の外周面から径方向外方へ突出した形状である請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のシールドコネクタ。
【請求項6】
前記補強部は、前記基端部の幅方向中央部を径方向に突出させた形状であり、
前記基端部のうち前記サイドスリットに沿った側縁部は、前記補強部を叩き出し加工するときに補強用被保持部として機能し、
前記サイドスリットのうち前記基端部を区画する基端スリットが、前記第1外導体の軸線と平行に延びている請求項2又は請求項3に記載のシールドコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、シールドコネクタに関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、同軸コネクタが開示されている。このものは、同軸ケーブルの外部導体に基端部が圧着される円筒状のシェルを有している。シェルの先端部には、軸方向に延びるスリットが周方向に等間隔に並んで形成されている。シェルのうちスリットの間の部位が、弾性変形可能なバネ部として機能する。シェルを接続対象であるリセプタクルに挿入すると、バネ部がリセプタクルの内面に対して弾性接触する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-51872号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の同軸コネクタにおいて、シールド性能を高めるためには、バネ部の数を増やし、シェルとリセプタクルとの間に流れる電流の総和量を増大させることが考えられる。しかし、バネ部の数を増やすと、各バネ部の周方向の幅寸法が小さくなり、1つのバネの弾力が低下するので、各接点における接触抵抗が増大する。そのため、バネ部の数を増やしても、接触抵抗を効果的に低減することは困難である。
【0005】
本開示のシールドコネクタは、上記のような事情に基づいて完成されたものであって、シールド性能の向上を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のシールドコネクタは、
径方向への弾性変形が可能なバネ部を有する筒状の第1外導体と、
前記バネ部に対して径方向に接触する筒状の第2外導体とを備え、
前記バネ部は、前記第1外導体に形成した軸線方向のサイドスリットによって区画された部位であり、
前記バネ部には、前記バネ部の曲げ剛性を高める補強部が形成されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、シールド性能の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施例1の第1コネクタを斜め上前方から視た斜視図である。
図2は、図1に示す第1コネクタを斜め下前方から視た斜視図である。
図3は、第1コネクタと第2コネクタとが嵌合した状態をあわす側断面図である。
図4は、図1に示す第1コネクタの平面図である。
図5は、図1に示す第1コネクタの側面図である。
図6は、図1に示す第1コネクタの底面図である。
図7は、接続状態の第1外導体と第2外導体を接点部において切断した正断面図である。
図8は、接続状態の第1外導体と第2外導体を補強部において切断した正断面図である。
図9は、第1外導体を円筒形に成形する前の展開状態をあらわす平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態を列記して説明する。下記の複数の形態例を、矛盾を生じない範囲で任意に組み合わせたものも、発明を実施するための形態に含まれる。
本開示のシールドコネクタは、
(1)径方向への弾性変形が可能なバネ部を有する筒状の第1外導体と、前記バネ部に対して径方向に接触する筒状の第2外導体とを備え、前記バネ部は、前記第1外導体に形成した軸線方向のサイドスリットによって区画された部位であり、前記バネ部には、前記バネ部の曲げ剛性を高める補強部が形成されている。この構成によれば、バネ部の曲げ剛性が補強部によって高められているので、バネ部が径方向へ弾性変形したときにバネ部に生じる応力が大きい。これにより、第1外導体と第2外導体との間の接触抵抗が低減されるので、シールド性能を向上させることができる。
【0010】
(2)(1)において、前記バネ部は、前記第1外導体を構成する筒状支持部から前記軸線方向へ片持ち状に延出した形状をなし、前記バネ部の先端部に、前記第2外導体に接触する接点部が形成されており、前記補強部は、前記バネ部のうち前記筒状支持部に繋がる基端部を含む領域に配置されていることが好ましい。この構成によれば、バネ部の弾性変形時の支点となる基端部を、補強部によって補強したので、バネ部の弾力を効果的に高めることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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