TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024169002
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023086164
出願日
2023-05-25
発明の名称
バーナーおよび燃焼器
出願人
川崎重工業株式会社
代理人
弁理士法人有古特許事務所
主分類
F23R
3/28 20060101AFI20241128BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約
【課題】簡易な構成で逆火を抑制することができるバーナーを提供する。
【解決手段】バーナー3は、主燃焼用空気とガス燃料の混合気が流れる流路40を形成する筒体4を含む。筒体4は、下流側に向かって縮径し、流路面積が最小となる縮小部41を有する。バーナー3は、筒体4内に配置された、前記主燃焼用空気中に前記ガス燃料を噴射する燃料噴射器8をさらに含んでもよい。この場合、縮小部41は燃料噴射器8よりも下流側に位置してもよい。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
主燃焼用空気とガス燃料の混合気が流れる流路を形成する筒体を備え、
前記筒体は、下流側に向かって縮径し、流路面積が最小となる縮小部を有する、バーナー。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記筒体内に配置された、前記主燃焼用空気中に前記ガス燃料を噴射する燃料噴射器をさらに備え、
前記縮小部は前記燃料噴射器よりも下流側に位置する、請求項1に記載のバーナー。
【請求項3】
前記筒体よりも前方にある空間内で前記ガス燃料を噴射する燃料噴射器をさらに備える、請求項1に記載のバーナー。
【請求項4】
前記筒体の径方向において前記燃料噴射器と前記筒体との間に配置された、前記主燃焼用空気または前記混合気を前記筒体の軸方向の流れに整える整流板をさらに備える、請求項2に記載のバーナー。
【請求項5】
前記筒体内に配置された、前記混合気を前記筒体の軸方向の流れに整える整流板をさらに備える、請求項3に記載のバーナー。
【請求項6】
前記燃料噴射器は筒状であり、径方向内向きに開口する複数の内側噴射孔および径方向外向きに開口する複数の外側噴射孔を有し、
前記整流板は環状の外側整流板であり、前記主燃焼用空気が前記複数の外側噴射孔を横断するように前記燃料噴射器の外側面に沿って流れることを許容する複数の外側ガイド溝を有し、
前記筒体内の中心に配置されたランスと、
前記筒体の径方向において前記ランスと前記燃料噴射器との間に配置された、前記主燃焼用空気が前記複数の内側噴射孔を横断するように前記燃料噴射器の内側面に沿って流れることを許容する複数の内側ガイド溝を有する環状の内側整流板と、
をさらに備える、請求項4に記載のバーナー。
【請求項7】
前記筒体は第1筒体であり、
前記第1筒体の外側に配置された第2筒体であって、前記第1筒体よりも下流側に、パイロット燃料を噴射するパイロットバーナーを有する第2筒体と、
前記第2筒体の外側に配置された、下流側に向かって拡径し、前記第2筒体の下流側の燃焼ゾーンを囲繞する第3筒体と、をさらに備え、
前記第1筒体と前記第2筒体の間を通ってパイロット燃焼用空気が前記パイロットバーナーへ供給され、
前記第3筒体を保護する保護空気が前記第3筒体に沿って流れるように前記第2筒体と前記第3筒体の間を通って前記燃焼ゾーンへ供給される、請求項1乃至6の何れか一項に記載のバーナー。
【請求項8】
前記第3筒体は内壁および外壁を有し、前記保護空気の一部は前記内壁と前記外壁の間を流れた後に前記前記第2筒体と前記第3筒体の間を通って前記燃焼ゾーンへ供給される、請求項7に記載のバーナー。
【請求項9】
前記ガス燃料は水素である、請求項1乃至6の何れか一項に記載のバーナー。
【請求項10】
請求項1乃至6の何れか一項に記載のバーナーを複数備える燃焼器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、火炎を生成するためのバーナー、および前記バーナーを含む燃焼器に関する。
続きを表示(約 980 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、火炎を生成するためにガス燃料と空気の混合気を噴射するバーナーが知られている。例えば、特許文献1には、ガスタービンに用いられる、複数のバーナーを含む燃焼器が開示されている。
【0003】
具体的に、特許文献1では、各バーナーが、1つの混合流路と、前記混合流路の周囲に配置された4つの燃料ノズルを含む。混合流路はストレートな穴で構成されており、燃料ノズルは混合流路の上流端近傍で、混合流路に流入した空気中にガス燃料を噴射する。ガス燃料と空気の混合気はバーナーの下流側で点火され、これにより火炎が生成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-173191号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のバーナーは予混合燃焼であるため、NOxの排出量が少ない。また、特許文献1のバーナーでは、混合流路の出口からの逆火を防ぐための構成が採用されている。これに対し、さらに簡易な構成で逆火を抑制することが望まれる。
【0006】
そこで、本開示は、簡易な構成で逆火を抑制することができるバーナー、および前記バーナーを含む燃焼器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、一つの側面から、主燃焼用空気とガス燃料の混合気が流れる流路を形成する筒体を備え、前記筒体は、下流側に向かって縮径し、流路面積が最小となる縮小部を有する、バーナーを提供する。
【0008】
本開示は、別の側面から、上記のバーナーを複数備える燃焼器を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、簡易な構成で逆火を抑制することができるバーナー、および前記バーナーを含む燃焼器が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態に係るバーナーを含む燃焼器の断面図である。
前記バーナーを部分的に断面で示した斜視図である。
前記バーナーの中間部分の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社コロナ
暖房装置
1か月前
株式会社コロナ
燃焼装置
13日前
株式会社ノーリツ
燃焼装置
8日前
株式会社トヨトミ
石油燃焼器の点火装置
7日前
リンナイ株式会社
燃焼装置
1日前
リンナイ株式会社
燃焼装置
28日前
リンナイ株式会社
予混合装置
15日前
個人
燃焼システム
1か月前
株式会社パロマ
給湯器
28日前
リンナイ株式会社
燃焼装置及び乾燥機
1か月前
JFEスチール株式会社
バーナノズル
1か月前
株式会社ヒラカワ
燃焼装置
1か月前
株式会社ヒラカワ
燃焼装置
1か月前
株式会社ノーリツ
予混合装置およびこれを備えた燃焼装置
14日前
三浦工業株式会社
バーナ及びアンモニア混焼ボイラ
28日前
川崎重工業株式会社
バーナ及び燃焼炉
7日前
愛三工業株式会社
溶融金属保持炉
8日前
川崎重工業株式会社
バーナーおよび燃焼器
7日前
リンナイ株式会社
焼物調理装置
1か月前
リンナイ株式会社
焼物調理装置
1か月前
株式会社IHI汎用ボイラ
混焼バーナ及びボイラ
13日前
株式会社荏原製作所
排ガス処理装置および排ガス処理方法
1か月前
三菱重工業株式会社
バーナ及び固定治具並びにバーナの組立方法
1か月前
三菱重工業株式会社
ボイラシステムおよびボイラシステムの運転方法
13日前
三浦工業株式会社
排ガス供給装置およびCO2回収システム
6日前
三浦工業株式会社
熱交換システムおよびCO2回収システム
6日前
岩谷産業株式会社
ガス切断用火口
13日前
三菱重工業株式会社
燃焼設備用システムおよび燃焼制御方法
1日前
三浦工業株式会社
排ガス再利用装置およびCO2回収システム
6日前
株式会社東芝
除去装置
1か月前
三菱重工業株式会社
燃焼設備用システム、および情報処理方法
7日前
三機工業株式会社
汚泥焼却設備および汚泥焼却方法
21日前
JFEエンジニアリング株式会社
廃棄物焼却方法および廃棄物焼却装置
1か月前
JFEエンジニアリング株式会社
廃棄物焼却方法および廃棄物焼却装置
1か月前
株式会社タクマ
廃棄物の燃焼制御方法および廃棄物の燃焼制御装置
1か月前
三菱重工業株式会社
バーナの異常燃焼検出装置、およびバーナの異常燃焼検出システム
7日前
続きを見る
他の特許を見る