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公開番号2024168977
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2023086118
出願日2023-05-25
発明の名称車両用表示装置
出願人株式会社豊田自動織機
代理人弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類B60K 35/60 20240101AFI20241128BHJP(車両一般)
要約【課題】車両のインストルメントパネルに対して上部が突出(露出)したメータパネル(即ち、フードレスメータ)の上部に対して車両の後方へ引き寄せる力が加えられた場合であっても、メータパネルとインストルメントパネルとの係合が解かれることを抑止できる車両用表示装置を提供する。
【解決手段】車両用表示装置は、車両のインストルメントパネルから上部が突出する表示器(メータパネル)と、表示器の下部に設けられてインストルメントパネルに締結される締結部と、表示器の締結部の上方に設けられてインストルメントパネルに形成された係合孔に挿入される係合部と、係合部から上方に突出し且つインストルメントパネルにおける係合孔の上部裏面と係合する突出片を含む。締結部は雄ネジが挿入される長孔を有し且つインストルメントパネルは雄ネジが螺入される雌ネジを有し、雄ネジと雌ネジの螺合により表示器が上方に移動して突出片が上部裏面と係合する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車両用表示装置であって、
車両のインストルメントパネルから上部が突出する表示器と、
前記表示器の下部に設けられて前記インストルメントパネルに締結される締結部と、
前記表示器の前記締結部の上方に設けられて前記インストルメントパネルに形成された係合孔に挿入される係合部と、
前記係合部から上方に突出し且つ前記インストルメントパネルにおける前記係合孔の上部裏面と係合する突出片を含み、
前記締結部には、雄ネジが挿入される上下方向に延びる長孔が形成され、
前記インストルメントパネルには、前記雄ネジが螺入される雌ネジが形成され、
前記雄ネジ及び前記雌ネジの螺合により前記表示器が上方に移動することで前記突出片が前記上部裏面と係合する、車両用表示装置。
続きを表示(約 110 文字)【請求項2】
請求項1に記載の車両用表示装置であって、
前記突出片及び前記上部裏面のそれぞれが互いに当接して係合する接触面のそれぞれは、前記締結部から前記突出片に延びる直線に沿って傾斜している、車両用表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用表示装置に関する。具体的には、車両のインストルメントパネルから上部が突出した表示器を含む車両用表示装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
速度計及び燃料計を含む表示器(メータパネル)が車両のインストルメントパネル(ダッシュボード)に対して上部が突出し且つ露出した状態にて設置されるフードレスメータ(トップマウントメータ)が知られている(例えば、特許文献1を参照)。フードレスメータを適用することにより、メータパネルの設置位置の自由度が向上し、例えば、走行中における運転者の視線移動を減少させることが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-123195号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上部が露出することに起因して表示器のインストルメントパネルへの固定方法が限定される可能性がある。より具体的に述べると、表示器の固定のためにネジ及びボルト等の締結具を利用する場合、固定箇所がメータパネルの下部であれば、締結具の頭部を意匠パネルで隠すことが可能となる。
【0005】
一方、表示器の上部においても意匠パネルを用いると、表示器の表示領域が限定される。即ち、表示器の上部におけるインストルメントパネルへの固定に際して締結具を使用することは、困難である可能性が高い。そのため、表示器の上部においては裏面から延出した係合部をインストルメントパネルに形成された係合孔に挿入して着脱可能に係合させることが考えられる。
【0006】
この場合、車両の運転者が表示器の上部を把持して手前に引き寄せると、係合部が係合孔から抜去される可能性がある。即ち、表示器の下部が締結具により強固に固定(締結)される一方、表示器の上部が着脱可能な係合により固定されることに起因して、表示器の上部を車両の後方へ移動させる力が表示器に加えられると、表示器が締結箇所を中心に回転して係合部における係合が比較的容易に解かれる虞がある。
【0007】
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、インストルメントパネルから露出した表示器の上部に対して係合部を係合孔から抜去する方向の力(抜去力)が加えられた場合であっても係合部の係合が解かれることを抑止できる車両用表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明の第1の発明に係る車両用表示装置は、車両のインストルメントパネルから上部が突出する表示器と、前記表示器の下部に設けられて前記インストルメントパネルに締結される締結部と、前記表示器の前記締結部の上方に設けられて前記インストルメントパネルに形成された係合孔に挿入される係合部と、前記係合部から上方に突出し且つ前記インストルメントパネルにおける前記係合孔の上部裏面と係合する突出片を含む。
【0009】
加えて、前記締結部には、雄ネジが挿入される上下方向に延びる長孔が形成され、前記インストルメントパネルには、前記雄ネジが螺入される雌ネジが形成され、前記雄ネジ及び前記雌ネジの螺合により前記表示器が上方に移動することで前記突出片が前記上部裏面と係合する。
【0010】
本発明の第2の発明は、上記第1の発明に係る車両用表示装置であって、前記突出片及び前記上部裏面のそれぞれが互いに当接して係合する接触面のそれぞれは、前記締結部から前記突出片に延びる直線に沿って傾斜している。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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