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公開番号
2024168934
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023086004
出願日
2023-05-25
発明の名称
ブレーキ負圧制御装置
出願人
スズキ株式会社
代理人
弁理士法人日誠国際特許事務所
主分類
B60W
10/08 20060101AFI20241128BHJP(車両一般)
要約
【課題】NVH性能が低下することを抑制することができるブレーキ負圧制御装置を提供すること。
【解決手段】ブレーキブースタの負圧室内の負圧が所定負圧よりも低くなると、MG1を駆動させることによってエンジンのクランクシャフトを回転させて負圧室内の負圧を回復させる制御部を備え、制御部は、車両から車室内に伝わっている音の大きさが大きくなるに連れて高くなるように所定負圧を設定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジンと、
前記エンジンと連動するモータと、
ブレーキ装置と、
前記ブレーキ装置による制動力を前記エンジンの吸気負圧によって増強させるブレーキブースタと、とを有する車両に設けられ、
前記ブレーキブースタの負圧室内の負圧が所定負圧よりも低くなると、前記モータを駆動させることによって前記エンジンを回転させて前記負圧室内の負圧を回復させる制御部を備えたブレーキ負圧制御装置であって、
前記制御部は、前記車両から車室内に伝わっている音の大きさが大きくなるに連れて高くなるように前記所定負圧を設定することを特徴とするブレーキ負圧制御装置。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
前記制御部は、車速が高くなるに連れて高くなるように前記所定負圧を設定することを特徴とする請求項1に記載のブレーキ負圧制御装置。
【請求項3】
前記車両には、車室内に空気を送り出す空調ファンが設けられ、
前記制御部は、前記空調ファンの出力が高くなるに連れて高くなるように前記所定負圧を設定することを特徴とする請求項1に記載のブレーキ負圧制御装置。
【請求項4】
前記車両には、雨量を検出する雨量センサが設けられ、
前記制御部は、前記雨量センサによって検出された雨量が多くなるに連れて高くなるように前記所定負圧を設定することを特徴とする請求項1に記載のブレーキ負圧制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブレーキ負圧制御装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ブレーキブースタに蓄えている負圧が下限閾値を下回ったときに、モータリング用電動機により内燃機関を回転させるモータリングを行い、ブレーキブースタに蓄えている負圧が下限閾値よりも高い上限閾値以上に回復するまでそのモータリングを継続する技術が特許文献1に提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-64493号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述したような従来の技術は、モータリングによる騒音によって、NVH性能が低下してしまうといった課題があった。
【0005】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、NVH性能が低下することを抑制することができるブレーキ負圧制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るブレーキ負圧制御装置は、エンジンと、前記エンジンと連動するモータと、ブレーキ装置と、前記ブレーキ装置による制動力を前記エンジンの吸気負圧によって増強させるブレーキブースタと、とを有する車両に設けられ、前記ブレーキブースタの負圧室内の負圧が所定負圧よりも低くなると、前記モータを駆動させることによって前記エンジンを回転させて前記負圧室内の負圧を回復させる制御部を備えたブレーキ負圧制御装置であって、前記制御部は、前記車両から車室内に伝わっている音の大きさが大きくなるに連れて高くなるように前記所定負圧を設定する構成を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、NVH性能が低下することを抑制することができるブレーキ負圧制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の実施例に係るブレーキ負圧制御装置を搭載した車両の概略構成図である。
図2は、本発明の実施例に係るブレーキ負圧制御装置の負圧閾値マップを示す概念図である。
図3は、本発明の実施例に係るブレーキ負圧制御装置の負圧確保動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施の形態に係るブレーキ負圧制御装置は、エンジンと、エンジンと連動するモータと、ブレーキ装置と、ブレーキ装置による制動力をエンジンの吸気負圧によって増強させるブレーキブースタと、とを有する車両に設けられ、ブレーキブースタの負圧室内の負圧が所定負圧よりも低くなると、モータを駆動させることによってエンジンを回転させて負圧室内の負圧を回復させる制御部を備えたブレーキ負圧制御装置であって、制御部は、車両から車室内に伝わっている音の大きさが大きくなるに連れて高くなるように所定負圧を設定することを特徴とする。これにより、本発明の一実施の形態に係るブレーキ負圧制御装置は、NVH性能が低下することを抑制することができる。
【実施例】
【0010】
以下、本発明の実施例に係るブレーキ負圧制御装置を搭載した車両について図面を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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