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公開番号
2024168482
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023085198
出願日
2023-05-24
発明の名称
熱機器
出願人
愛三工業株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
H01M
8/04 20160101AFI20241128BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】複数の燃料電池セルで発電の際に発生する熱を広い面積で利用することができる技術を提供する。
【解決手段】熱機器は、複数の板状の燃料電池セルを備えている。複数の燃料電池セルは、それぞれの表面が第1方向を向く状態で、表面に沿う方向である第2方向に並べて配置されていてもよい。複数の燃料電池セルが建物の屋根に設置されていてもよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の板状の燃料電池セルを備え、
複数の前記燃料電池セルは、それぞれの表面が第1方向を向く状態で、前記表面に沿う方向である第2方向に並べて配置されている、熱機器。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の熱機器であって、
複数の前記燃料電池セルが建物の屋根に設置されている、熱機器。
【請求項3】
請求項2に記載の熱機器であって、
複数の前記燃料電池セルで発電された電力を用いて発熱する電気ヒータであって、複数の前記燃料電池セルが設置されている前記屋根に設置されている電気ヒータを更に備える、熱機器。
【請求項4】
請求項1に記載の熱機器であって、
複数の前記燃料電池セルが建物の床に設置されている、熱機器。
【請求項5】
請求項4に記載の熱機器であって、
複数の前記燃料電池セルで発電された電力を用いて発熱する電気ヒータであって、複数の前記燃料電池セルが配置されている前記床に設置されている電気ヒータを更に備える、熱機器。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか一項に記載の熱機器であって、
複数の前記燃料電池セルのそれぞれは、固体高分子形燃料電池(PEFC)セルである、熱機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示する技術は、熱機器に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数の板状の燃料電池セルが積層された燃料電池スタックが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-103349号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
燃料電池セルでは発電の際に熱が発生することがあるが、従来はその熱を有効利用することができていなかった。本明細書は、複数の燃料電池セルで発電の際に発生する熱を広い面積で利用することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本技術の第1の態様では、熱機器が、複数の板状の燃料電池セルを備えている。複数の前記燃料電池セルは、それぞれの表面が第1方向を向く状態で、前記表面に沿う方向である第2方向に並べて配置されていてもよい。
【0006】
この構成によれば、第2方向に並べて配置されている複数の燃料電池セルの全ての表面を加熱対象に向けることができるので、複数の燃料電池セルで発電の際に発生する熱を広い面積で利用することができる。例えば、建物の屋根や床などの広い面積を有する部分に熱機器を適用することにより、複数の燃料電池セルで発電の際に発生する熱を広い面積で利用することができる。
【0007】
第2の態様では、上記第1態様において、複数の前記燃料電池セルが建物の屋根に設置されていてもよい。この構成によれば、複数の燃料電池セルで発電の際に発生する熱により、建物の屋根の上に降り積もる雪を加熱して融雪することができる。発電の際に発生する熱を融雪に利用することができる。
【0008】
第3の態様では、上記第2の態様において、熱機器が、複数の前記燃料電池セルで発電された電力を用いて発熱する電気ヒータを備えていてもよい。電気ヒータは、複数の前記燃料電池セルが設置されている前記屋根に設置されていてもよい。
【0009】
この構成によれば、複数の燃料電池セルで発電された電力を融雪に利用することができる。これにより、商用電源の電力を用いなくても融雪をすることができるので、消費電力を抑制することができる。
【0010】
第4の態様では、上記第1の態様において、複数の前記燃料電池セルが建物の床に設置されていてもよい。この構成によれば、複数の燃料電池セルで発電の際に発生する熱により、建物の床を加熱することができる。発電の際に発生する熱を床暖房に利用することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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