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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024168470
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023085182
出願日
2023-05-24
発明の名称
画像処理装置、画像処理方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20241128BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 複数のベンダで共通のアプリで設定できない白紙判定の詳細設定の設定値を画像処理装置で特定できるようにすることを目的とする。
【解決手段】 情報処理装置にインストールされたアプリケーションであって、複数のベンダの画像処理装置に共通して対応可能なアプリケーションで設定されたスキャン設定を前記情報処理装置から受信し、前記受信したスキャン設定に基づいて、原稿の画像をスキャンして画像データを生成し、前記受信したスキャン設定に含まれる白紙除去の設定に基づいて、前記生成された画像データに白紙除去処理を実行し、前記生成された画像データのうち、前記白紙除去処理によって除去されなかった画像データを前記情報処理装置に送信し、前記実行手段は、前記受信したスキャン設定に含まれる白紙除去の設定と、前記アプリケーションの実行に関わらず設定された白紙除去のレベルに基づいて前記白紙除去処理を実行することを特徴とする。
【選択図】 図8
特許請求の範囲
【請求項1】
情報処理装置にインストールされたアプリケーションであって、複数のベンダの画像処理装置に共通して対応可能なアプリケーションで設定されたスキャン設定を前記情報処理装置から受信する受信手段と、
前記受信したスキャン設定に基づいて、原稿の画像をスキャンして画像データを生成するスキャン手段と、
前記受信したスキャン設定に含まれる白紙除去の設定に基づいて、前記生成された画像データに白紙除去処理を実行する実行手段と、
前記生成された画像データのうち、前記白紙除去処理によって除去されなかった画像データを前記情報処理装置に送信する送信手段とを有し、
前記実行手段は、前記受信したスキャン設定に含まれる白紙除去の設定と、前記アプリケーションの実行に関わらず設定された白紙除去のレベルに基づいて前記白紙除去処理を実行することを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記白紙除去のレベルの設定をユーザから受け付ける受付手段をさらに有し、
前記実行手段は、前記受信したスキャン設定に含まれる白紙除去の設定と、前記受付手段が受け付けることによって設定された白紙除去のレベルに基づいて前記白紙除去処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記受信したスキャン設定に含まれる解像度の設定に基づいて、前記白紙除去のレベルを特定する特定手段をさらに有し、
前記特定手段が特定することによって設定された白紙除去のレベルに基づいて前記白紙除去処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記受信したスキャン設定に含まれる原稿タイプの設定に基づいて、前記白紙除去のレベルを特定する特定手段をさらに有し、
前記特定手段が特定することによって設定された白紙除去のレベルに基づいて前記白紙除去処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記スキャン設定は、前記受信手段が前記情報処理装置からeSCLプロトコルを用いて受信することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記受信したスキャン設定を含むスキャンチケットを解析する解析手段と、
前記解析手段が前記スキャンチケットを解析することによって、スキャンジョブが生成され、当該生成されたスキャンジョブが実行されることにより、前記スキャン手段は、前記原稿の画像をスキャンして画像データを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記スキャン設定は、解像度の設定、原稿タイプの設定、両面設定を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記受信したスキャン設定に、前記白紙除去のレベルの設定値が含まれているか否かを判定する判定手段をさらに有し、
前記判定手段が前記受信したスキャン設定に、白紙除去のレベルの設定値が含まれていないと判定したことによって、前記実行手段は、前記受信したスキャン設定に含まれる白紙除去の設定と、前記アプリケーションの実行に関わらず設定された白紙除去のレベルに基づいて前記白紙除去処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記白紙除去のレベルは前記画像処理装置のデフォルト設定として設定されている設定値であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項10】
情報処理装置にインストールされたアプリケーションであって、複数のベンダの画像処理装置に共通して対応可能なアプリケーションで設定されたスキャン設定を前記情報処理装置から受信する受信工程と、
前記受信したスキャン設定に基づいて、原稿の画像をスキャンして画像データを生成するスキャン工程と、
前記受信したスキャン設定に含まれる白紙除去の設定に基づいて、前記生成された画像データに白紙除去処理を実行する実行工程と、
前記生成された画像データのうち、前記白紙除去処理によって除去されなかった画像データを前記情報処理装置に送信する送信工程とを有し、
前記実行工程は、前記受信したスキャン設定に含まれる白紙除去の設定と、前記アプリケーションの実行に関わらず設定された白紙除去のレベルに基づいて前記白紙除去処理を実行することを特徴とする画像処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置、画像処理方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
ユーザが画像処理装置の操作部から白紙判定するための閾値を変更する手段を設け、設定された閾値を用いてスキャンした原稿の白紙判定を行う技術が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-143050号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
情報処理装置にインストールされたアプリであって、画像処理装置の複数のベンダで共通のアプリでスキャン設定や実行指示を受け、画像処理装置でスキャンを実行することが考えられる。この時、画像処理装置でスキャンを実行する際に使用される設定値であって、特許文献1のような白紙判定の詳細設定の設定値を、そのアプリでは設定できない場合がある。
【0005】
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、複数のベンダで共通のアプリで設定できない白紙判定の詳細設定の設定値を画像処理装置で特定できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の画像処理装置は、情報処理装置にインストールされたアプリケーションであって、複数のベンダの画像処理装置に共通して対応可能なアプリケーションで設定されたスキャン設定を前記情報処理装置から受信する受信手段と、前記受信したスキャン設定に基づいて、原稿の画像をスキャンして画像データを生成するスキャン手段と、前記受信したスキャン設定に含まれる白紙除去の設定に基づいて、前記生成された画像データに白紙除去処理を実行する実行手段と、前記生成された画像データのうち、前記白紙除去処理によって除去されなかった画像データを前記情報処理装置に送信する送信手段とを有し、前記実行手段は、前記受信したスキャン設定に含まれる白紙除去の設定と、前記アプリケーションの実行に関わらず設定された白紙除去のレベルに基づいて前記白紙除去処理を実行することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
複数のベンダで共通のアプリで設定できない白紙判定の詳細設定の設定値を画像処理装置で特定できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
システム構成の一例を示す図
画像処理装置101の概略構成を示すブロック図
情報処理装置102のハードウェア構成例を示す図
画像処理装置101のデバイス制御プログラム400の機能構成を示すブロック図
白紙除去スキャン処理一例を示すシーケンス図
スキャンアプリの画面の一例を示す図
スキャンジョブ実行処理の一例を示すフローチャート
第1の白紙除去設定処理の一例を示すフローチャート
スキャンチケットの一例を示す図
デフォルト設定画面の一例を示す図
第2の白紙除去設定処理の一例を示すフローチャート
第1の白紙除去レベル決定処理の一例を示すフローチャート
第2の白紙除去レベル決定処理の一例を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
【0010】
<全体構成>
図1は、本実施例のシステム構成の一例を示す図である。図1に示すように、本実施例のシステムは、例えば、画像処理装置101、情報処理装置102、ネットワーク103で構成される。このシステムには、複数の情報処理装置が含まれていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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