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公開番号
2024168463
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023085172
出願日
2023-05-24
発明の名称
定着装置及び画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人中川国際特許事務所
主分類
G03G
15/20 20060101AFI20241128BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】独立して制御可能な複数の発熱体の発熱分布を均一にすること。
【解決手段】定着装置200は、長手方向の内側の領域1、領域21及び領域22を加熱すると共に長手方向に連続して設けられる発熱体620-1及び発熱体620-2と、搬送方向において基板207の発熱体620-1及び発熱体620-2とは異なる位置に設けられ、長手方向において発熱体620-1及び発熱体620-2により加熱する領域1、領域21及び領域22よりも外側の領域31、領域32、領域41及び領域42を加熱すると共に発熱体620-1及び発熱体620-2と重複する領域において分割される発熱体620-31及び発熱体620-32と、発熱体620-41及び発熱体620-42と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
記録材上に形成されたトナー像を熱と圧力とによって記録材に定着させる定着装置であって、
定着ベルトと、
前記定着ベルトに圧接することにより前記定着ベルトと共に記録材を狭持して搬送する定着ニップ部を形成する加圧ローラと、
記録材の搬送方向に直交する方向を長手方向とする基板と、前記基板に設けられると共に前記長手方向に沿って長さの異なる複数の発熱体と、を備え、記録材を加熱する定着ヒータと、
を有し、
前記複数の発熱体は、
前記長手方向の内側の領域を加熱すると共に前記長手方向に連続して設けられる内側発熱体と、前記搬送方向において前記基板の前記内側発熱体とは異なる位置に設けられ、前記長手方向において前記内側発熱体により加熱する領域よりも外側の領域を加熱すると共に前記内側発熱体と重複する領域において分割される外側発熱体と、を備える、
ことを特徴とする定着装置。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記内側発熱体は、
第1の内側発熱体と、前記長手方向において前記第1の内側発熱体により加熱する領域よりも外側の領域を加熱する第2の内側発熱体と、を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項3】
前記外側発熱体は、
第1の外側発熱体と、前記長手方向において前記第1の外側発熱体により加熱する領域よりも外側の領域を加熱する第2の外側発熱体と、を備える、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の定着装置。
【請求項4】
前記複数の発熱体は、
記録材の幅に応じた前記長手方向の長さを有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項5】
前記長手方向において前記複数の発熱体の全てが重複する領域はなく、
前記複数の発熱体のうちの2つ以上の発熱体が前記長手方向において重複する領域を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項6】
記録材にトナー像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部により記録材に形成したトナー像を記録材に定着させる請求項1又は請求項2に記載の定着装置と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、記録材上に形成されたトナー像を熱と圧力とによって記録材に定着させる定着装置及びこれを備えた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、画像形成装置に備えられる定着装置に対しては、急速な温度上昇によるウォームアップタイムの短縮と、多様なサイズの用紙への対応と、が求められている。ウォームアップタイムの短縮の要求に対しては、定着ヒータの熱容量を小さくすることが考えられる。しかしながら、用紙の最大幅に合わせた長さの発熱体のみを有する定着ヒータにおいて、定着ヒータの熱容量を小さくした場合には、通紙領域に対して非通紙領域の温度が高くなり過ぎてしまう。
【0003】
これに対して、特許文献1は、用紙の幅に合わせて独立制御可能な発熱領域を備えるヒータ(以下、「分割ヒータ」と記載する)を開示している。特許文献1の分割ヒータでは、長手方向に長さの異なる複数の発熱体を短手方向に並列に配置して、用紙の幅に合わせて各々給電を制御することにより非通紙部領域の昇温を抑制している。このような分割ヒータにおいては、ヒータの発熱分布を均一にするために単位長さ当たりの発熱量を均一にする必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-86277号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の分割ヒータにおいては、各発熱体は電源に並列に接続されていると共に、各発熱体の長手方向の長さが大きく異なるので、各発熱体の単位長さ当たりの抵抗値が大きく異なる。具体的には、発熱体の長手方向の長さが短い場合には単位長さ当たりの抵抗値が大きくなり、発熱体の長手方向の長さが長い場合には単位長さ当たりの抵抗値が小さくなる。このように各発熱体の単位長さ当たりの抵抗値が大きく異なる場合には、各発熱体を構成する物質の組成が異なるためTCR(抵抗温度係数)が異なり、各発熱体の通紙幅内の発熱分布が均一にならないという課題を有する。
【0006】
本発明の目的は、独立して制御可能な複数の発熱体の発熱分布を均一にすることができる定着装置及び画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る定着装置は、記録材上に形成されたトナー像を熱と圧力とによって記録材に定着させる定着装置であって、定着ベルトと、前記定着ベルトに圧接することにより前記定着ベルトと共に記録材を狭持して搬送する定着ニップ部を形成する加圧ローラと、記録材の搬送方向に直交する方向を長手方向とする基板と、前記基板に設けられると共に前記長手方向に沿って長さの異なる複数の発熱体と、を備え、前記定着ニップ部において前記トナー像を加熱する定着ヒータと、を有し、前記複数の発熱体は、前記長手方向の内側の領域を加熱すると共に前記長手方向に連続して設けられる内側発熱体と、前記搬送方向において前記基板の前記内側発熱体とは異なる位置に設けられ、前記長手方向において前記内側発熱体よりも外側の領域を加熱すると共に前記内側発熱体と重複する領域において間隔を設けて分割されている外側発熱体と、を備える、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、独立して制御可能な複数の発熱体の発熱分布を均一にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の模式図である。
本発明の実施の形態に係る定着装置の断面模式図である。
本発明の実施の形態に係る定着装置の平面模式図である。
本発明の実施の形態に係る定着装置の定着ヒータの特性を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の各実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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