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公開番号
2024168237
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023084731
出願日
2023-05-23
発明の名称
画像読取装置及びそれを備えた画像形成装置
出願人
シャープ株式会社
代理人
弁理士法人あーく事務所
主分類
H04N
1/04 20060101AFI20241128BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】原稿読取ガラスの汚れを容易に認識することができる画像読取装置を提供する。
【解決手段】画像読取装置102は、原稿を搬送する原稿送り装置160と、原稿送り装置160により搬送される原稿Gの画像を読み取る読取部130と、を備え、読取部130は、原稿送り装置160により搬送される原稿Gが対向して通過する透明の原稿読取ガラス130bと、原稿読取ガラス130bを介して原稿Gの画像を読み取る走査光学系131と、を備え、走査光学系131は、原稿読取ガラス130b側を覆うハウジング24を有して移動可能であるミラーユニット131bを備え、読取待機状態において、ミラーユニット131bは、ハウジング24が原稿読取ガラス130bに対向するように位置する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
原稿を搬送する原稿送り部と、前記原稿送り部により搬送される前記原稿の画像を読み取る読取部と、を備えた画像読取装置であって、
前記読取部は、原稿送り部により搬送される前記原稿が対向して通過する透明の原稿読取ガラスと、前記原稿読取ガラスを介して前記原稿の前記画像を読み取る光学系と、を備え、
前記光学系は、前記原稿読取ガラス側を覆う筐体を有して移動可能であるミラーユニットを備え、
読取待機状態において、前記ミラーユニットは、前記筐体が前記原稿読取ガラスに対向するように位置する、ことを特徴とする画像読取装置。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
請求項1に記載された画像読取装置であって、
前記光学系は前記原稿読取ガラスの下方に位置し、
前記筐体の上面は平面である、ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項3】
請求項2に記載された画像読取装置であって、
前記筐体の上面は灰色である、ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項4】
請求項1に記載された画像読取装置であって、
前記読取待機状態において、前記原稿読取ガラスにおいて前記原稿送り部により搬送される前記原稿が接触する領域と、前記筐体の上面とが対向するように、前記ミラーユニットが位置する、ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項5】
請求項1に記載された画像読取装置であって、
前記読取待機状態において、前記原稿読取ガラスにおいて前記原稿送り部により搬送される前記原稿の先端が最初に接触する領域は、前記ミラーユニットの移動方向における前記筐体の上面の幅内に位置する、ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項6】
請求項1から請求項5までの何れか1つに記載された画像読取装置を備えた、ことを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、原稿の画像を読み取る画像読取装置及びそれを備えた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複写機、ファクシミリ装置、スキャナ装置及びこれらの複数の機能を備えた複合機である画像形成装置は、原稿の画像を読み取る画像読取装置を備えている。
【0003】
このような画像読取装置によれば、光源を一定の走査速度で原稿面に平行に移動させて走査し、原稿面からの反射光を結像レンズによりCCDユニット上に結像させる読取光学系を備えている。この読取光学系としては、例えば、原稿台ガラス上に載置された原稿を光源によりスリット照射し、その反射光を第1ミラーにより原稿面に平行に反射させ、互いに直交する第2、第3ミラーを経て逆方向に反射させ、結像レンズによりCCDセンサ上に結像させるように構成したものが、一般的に用いられている。
【0004】
また、この画像読取装置に自動原稿搬送装置を取り付け、一定速度で搬送される原稿の画像を読み取ることもなされている。この場合は、上記読取光学系のうち、光源と第1~第3ミラーは、画像読取装置内の所定の位置に移動して停止した状態で、一定速度で搬送される原稿の画像を読み取ることとなる。
【0005】
このように自動原稿搬送装置により、一定速度で搬送される原稿の画像を読み取る場合は、読取光学系が原稿の画像を読み取る原稿読取ガラスにゴミや埃が付着した場合や、原稿読取ガラスがインク等で汚れている場合には、読み取られた画像に黒スジが生じることとなり、画質が大きく低下することとなる。そのため、このようなゴミや埃等の汚れは、画像を読み取る前に取り除いておく必要がある。しかし、一般的に画像読取装置は室内に設置されていることから、室内における照明では、ゴミや埃等の汚れを視覚により認識することが困難であるとの問題がある。
【0006】
このような問題を解決するために、例えば、特許文献1には、原稿読取ガラスであるコンタクトガラスの清掃の際に、読取光学系の光源を、原稿読取ガラスに隣接して設けられた照射光遮光用部材の下方に移動、停止させ、照射光遮光用部材に対して光源から光を照射させることができる画像読取装置が開示されている。
【0007】
特許文献1に開示された画像読取装置によると、所定の位置に停止した光源からの照射光が原稿読取ガラスを照らす間接光として機能するため、光源による強い照射光により目を痛めることなく、黒スジの発生原因となるゴミや埃等の汚れを認識することができる。そのため、ゴミや埃等の汚れを除去することができ、画質の低下を抑制することができるとの効果を奏する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2004-297443号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかし、画像読取装置における原稿読取ガラスは透明であることから、強い照明光を照射したとしても、表面に付着したゴミや埃等の汚れを漏れなく認識することは容易ではない。特に、原稿読取ガラスは透明であることから、原稿読取ガラスを視ようとしても原稿読取ガラスの後ろ側に設置される画像読取装置の他の部材が透けて視えることとなり、原稿読取ガラスの表面に付着したゴミや埃等の汚れを視認することは困難である。
【0010】
このため、より容易に、原稿読取ガラスの表面に付着したゴミや埃等の汚れを視認することができる画像読取装置が求められている。
(【0011】以降は省略されています)
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