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公開番号
2024167505
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-04
出願番号
2023083617
出願日
2023-05-22
発明の名称
スパークプラグ
出願人
日本特殊陶業株式会社
代理人
弁理士法人真明センチュリー
主分類
H01T
13/20 20060101AFI20241127BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】過早着火の発生を低減できるスパークプラグを提供する。
【解決手段】スパークプラグは、中心電極と、中心電極を絶縁保持する主体金具と、主体金具に電気的に接続され中心電極に一端部が対向する柱状の接地電極と、を備え、主体金具は、接地電極の一端部が内側に位置する筒状の先端部を含み、先端部は、接地電極の他端部が挿入される孔を有するスパークプラグであって、接地電極のうち先端部の内周側に位置する部分の表面積を、接地電極のうち孔内に位置する部分の側面積で除した値は13.1以下である。当該値は6.0以下が好ましく、5.5以下がより好ましい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
中心電極と、
前記中心電極を絶縁保持する主体金具と、
前記主体金具に電気的に接続され前記中心電極に一端部が対向する柱状の接地電極と、を備え、
前記主体金具は、前記接地電極の前記一端部が内側に位置する筒状の先端部を含み、
前記先端部は、前記接地電極の他端部が挿入される孔を有するスパークプラグであって、
前記接地電極のうち前記先端部の内周側に位置する部分の表面積を、前記接地電極のうち前記孔内に位置する部分の側面積で除した値は13.1以下であるスパークプラグ。
続きを表示(約 86 文字)
【請求項2】
前記値は6.0以下である請求項1記載のスパークプラグ。
【請求項3】
前記値は5.5以下である請求項1記載のスパークプラグ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は主体金具に接地電極が接続されるスパークプラグに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
中心電極と、中心電極を絶縁保持する主体金具と、主体金具に接続された接地電極と、を備えるスパークプラグにおいて、主体金具の筒状の先端部に設けられた孔に接地電極を配置する先行技術は特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-145018号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
先行技術では先端部に囲まれた接地電極が燃料や吸気で冷やされ難いため、過熱した接地電極が火種となって過早着火(プリイグニション)が起こるおそれがある。
【0005】
本発明はこの問題点を解決するためになされたものであり、過早着火の発生を低減できるスパークプラグの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的を達成するために本発明の態様は、中心電極と、中心電極を絶縁保持する主体金具と、主体金具に電気的に接続され中心電極に一端部が対向する柱状の接地電極と、を備え、主体金具は、接地電極の一端部が内側に位置する筒状の先端部を含み、先端部は、接地電極の他端部が挿入される孔を有するスパークプラグであって、接地電極のうち先端部の内周側に位置する部分の表面積を、接地電極のうち孔内に位置する部分の側面積で除した値は13.1以下である。当該値は6.0以下が好ましく、5.5以下がより好ましい。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、接地電極のうち先端部の内周側に位置する部分、すなわち燃焼ガスの熱を受ける部分の表面積を、接地電極のうち孔内に位置する部分、すなわち主体金具に熱を逃がす部分の側面積で除した値が13.1以下であるため、接地電極の過熱を防ぎ、過早着火の発生を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施の形態におけるスパークプラグの部分断面図である。
図1のIIで示す部分を拡大したスパークプラグの断面図である。
第2実施の形態におけるスパークプラグの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照して説明する。図1は第1実施の形態におけるスパークプラグ10の部分断面図である。図1にはスパークプラグ10の先端側の部分の軸線Oを含む断面が図示されている。図1では紙面下側をスパークプラグ10の先端側、紙面上側をスパークプラグ10の後端側という(図2及び図3においても同じ)。図1に示すようにスパークプラグ10は、絶縁体11、中心電極15、主体金具20及び接地電極25を備えている。
【0010】
絶縁体11は軸線Oに沿って延びる軸孔12を有する略円筒状の部材である。絶縁体11は機械的特性や高温下の絶縁性に優れるアルミナ等のセラミックスにより形成されている。絶縁体11は、係止部13と、係止部13の先端側に隣接する先端部14と、を含む。先端部14の外径は係止部13の外径よりも小さい。
(【0011】以降は省略されています)
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