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公開番号
2024166785
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-29
出願番号
2023083123
出願日
2023-05-19
発明の名称
ICモジュール付きゴム製品
出願人
共同印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06K
19/077 20060101AFI20241122BHJP(計算;計数)
要約
【課題】従来に比べてICモジュールの故障リスクを低減できる新規なICモジュール付きゴム製品及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ICモジュール付きゴム製品200は、第1のゴム基材層10、第2のゴム基材層20及び第3のゴム基材層30がこの順に積層されているゴム積層体100と、ポリエチレン系中間層40と、ICモジュール50と、を含み、第2のゴム基材層20が、貫通孔20aを有し、かつ、貫通孔中に、ポリエチレン系中間層40とICモジュール50とが積層されて収容されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1のゴム基材層、第2のゴム基材層、及び第3のゴム基材層がこの順に積層されているゴム積層体と、
ポリエチレン系中間層と、
ICモジュールと
を含み、
前記第2のゴム基材層が、貫通孔を有し、かつ前記貫通孔中において、前記ポリエチレン系中間層と前記ICモジュールとが積層されているように収容されている、
ICモジュール付きゴム製品。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記貫通孔が、前記ICモジュールの概略形と同じ形状を有する、請求項1に記載のICモジュール付きゴム製品。
【請求項3】
前記第2のゴム基材層の厚さが、前記ポリエチレン系中間層及び前記ICモジュールの合計厚さと略同じである、請求項1に記載のICモジュール付きゴム製品。
【請求項4】
前記第1のゴム基材層と前記第2のゴム基材層との間に第1の接着層、及び/又は
前記第2のゴム基材層と前記第3のゴム基材層との間に第2の接着層
を更に含む、請求項1に記載のICモジュール付きゴム製品。
【請求項5】
前記第1のゴム基材層、前記第2のゴム基材層、及び前記第3のゴム基材層を構成するゴム材料が、加硫ゴム材料を含む、請求項1に記載のICモジュール付きゴム製品。
【請求項6】
前記ポリエチレン系中間層を構成する材料が、発泡ポリエチレンを含む、請求項1~5のいずれか一項に記載のICモジュール付きゴム製品。
【請求項7】
少なくとも1層の最外層を更に含み、かつ
前記最外層が、加硫ゴム材料を含む材料によって構成されている、請求項1に記載のICモジュール付きゴム製品。
【請求項8】
キーホルダーである、請求項1に記載のICモジュール付きゴム製品。
【請求項9】
請求項1~8のいずれか一項に記載のICモジュール付きゴム製品の製造方法であって、
前記ICモジュールを前記貫通孔に収容させた後に、熱による圧着工程を行わない、
方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ICモジュール付きゴム製品に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
現在、IC(Integrated Circuit)モジュール等の非接触通信媒体は、広く利用されている。
【0003】
これまでに、ゴムにICモジュールが埋め込まれた製品、すなわち、ICモジュール付きゴム製品の作製は容易ではなかった。特に、ゴム製品を作製する際に、未加硫のゴム材料を用いる場合、加硫温度や加硫圧によってゴム中に埋め込まれたICモジュールが壊れてしまう等の問題がある。
【0004】
この問題に対して、特許文献1は、ゴムカバー付きICタグの製造方法を開示している。より具体的には、特許文献1の方法は、ICタグと、該ICタグを被覆するゴムカバーとからなるゴムカバー付きICタグを、2枚以上の未加硫ゴムシートでICタグを挟み込んだ後、該ICタグを挟み込んだ未加硫ゴムシートを加硫することにより製造するゴムカバー付きICタグの製造方法であって、2枚以上の未加硫ゴムシートでICタグを挟み込むに先立って、該2枚以上の未加硫ゴムシートのうちの1枚以上に、全体としてICタグの厚み以上該ICタグの厚み+2mm以下となる深さを有する凹部をあらかじめ設け、該凹部内にICタグを配置するとともに、未加硫ゴムシートの加硫を、大気圧以上大気圧+0.2MPa以下の圧力下、ICタグの耐熱温度以下の温度で行うことを特徴とするゴムカバー付きICタグの製造方法である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-134567号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1の製造方法では、ICタグの厚み以上該ICタグの厚み+2mm以下となる深さを有する凹部にICタグを配置することが開示されている。しかしながら、このゴムシートの凹部の深さとICタグの厚みとの関係の調整は難しく、更に以下に課題も生じ得ると考えられる。
【0007】
すなわち、ゴムシートの凹部の深さがICタグの厚みより大きい場合、このようなゴムカバー付きICタグを持ち運び際に、ゴム中のICタグが自由に動いてしまい、それゆえに、ICタグが故障してしまう問題が生じ得る。また、ゴムシートの凹部の深さがICタグの厚みと同じ場合、ICタグの硬度が通常のゴム材料に比べて高いため、ゴムカバー付きICタグを変形させた際に、ICタグへの物理的な負荷がかかってしまい、それゆえに、ICタグが故障してしまう問題が生じ得る。
【0008】
したがって、このようなICモジュールやICタグ付きのゴム製品の作製において、依然として、改善する余地がある。
【0009】
本発明の目的は、従来に比べてICモジュールの故障リスクを低減できる新規なICモジュール付きゴム製品及びその製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の目的を達成する本発明は、以下のとおりである。
(【0011】以降は省略されています)
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