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公開番号2024166644
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-29
出願番号2023082862
出願日2023-05-19
発明の名称シートバックフレーム
出願人トヨタ紡織株式会社
代理人弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類B60N 2/68 20060101AFI20241122BHJP(車両一般)
要約【課題】ロッドを合理的な構成により保護することが可能なシートバックフレームを提供すること。
【解決手段】シートバック1の骨格を成すシートバックフレーム2は、フレーム本体10と、ロッド20と、パッド支持ワイヤ30と、を有する。フレーム本体10は、シートバック1の左右の側部骨格を成す一対のサイドフレームを有する。ロッド20は、一対のサイドフレームの間をシート幅方向に延びる。パッド支持ワイヤ30は、フレーム本体10に溶着されてフレーム本体10に前側から被せられるシートバックパッド3をパッド裏側から支持する。パッド支持ワイヤ30は、ロッド20を前方に越える位置に張り出すロッド保護部31Dを有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
シートバックの骨格を成すシートバックフレームであって、
前記シートバックの左右の側部骨格を成す一対のサイドフレームを有するフレーム本体と、
一対の前記サイドフレームの間をシート幅方向に延びるロッドと、
前記フレーム本体に溶着されて前記フレーム本体に前側から被せられるシートバックパッドをパッド裏側から支持するパッド支持ワイヤと、を有し、
前記パッド支持ワイヤが、前記ロッドを前方に越える位置に張り出すロッド保護部を有するシートバックフレーム。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
請求項1に記載のシートバックフレームであって、
前記フレーム本体が、前記ロッドよりも高い位置において一対の前記サイドフレームの間に架橋される架橋フレームを有し、
前記パッド支持ワイヤが、前記架橋フレームに溶着される溶着部と、該溶着部から下方に延びる下方延出部と、該下方延出部から前記ロッドの下側を通って前記ロッドを前方に越える位置まで張り出す前方張出部と、を有し、前記ロッド保護部が、前記前方張出部の張り出した先に形成されるシートバックフレーム。
【請求項3】
請求項2に記載のシートバックフレームであって、
前記パッド支持ワイヤが、互いにシート幅方向に並んで前記架橋フレームから下方に延びる前記下方延出部を成す一対の縦ワイヤ部と、一対の前記縦ワイヤ部の下端から前方に曲げられるように延びる前記前方張出部を成す一対の張出ワイヤ部と、一対の前記張出ワイヤ部の張り出した先端同士を繋ぐようにシート幅方向に延びる前記ロッド保護部を成す横ワイヤ部と、を有する1本のフォームドワイヤから成る本体ワイヤを有するシートバックフレーム。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載のシートバックフレームであって、
前記ロッド保護部が、前記ロッドと上下方向の配置が重なるように設けられるシートバックフレーム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートバックフレームに関する。詳しくは、シートバックの骨格を成すシートバックフレームに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、シートバックの骨格を成すシートバックフレームが開示されている。このシートバックフレームは、シートバックの周囲に沿った骨格を成すフレーム本体と、フレーム本体に被せられるシートバックパッドをパッド裏側から支持するパッド支持ワイヤと、を有する。
【0003】
パッド支持ワイヤは、フレーム本体を構成する両サイドフレームの間に架橋された架橋パイプに溶着されている。パッド支持ワイヤは、架橋パイプから下方に延出して、架橋パイプと共にシートバックパッドの天板部をパッド裏側から支持する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5835063号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
パッド支持ワイヤの前方に左右のリクライナ同士を連結するロッドが設けられる場合、車両の後部衝突の発生時に、着座乗員からロッドに対して動作不良を及ぼすような過大な荷重がかけられるおそれがある。そこで、本発明は、ロッドを合理的な構成により保護することが可能なシートバックフレームを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する手段として、本発明のシートバックフレームは、次の手段をとる。
【0007】
すなわち、本発明の第1の発明は、シートバックの骨格を成すシートバックフレームであって、前記シートバックの左右の側部骨格を成す一対のサイドフレームを有するフレーム本体と、一対の前記サイドフレームの間をシート幅方向に延びるロッドと、前記フレーム本体に溶着されて前記フレーム本体に前側から被せられるシートバックパッドをパッド裏側から支持するパッド支持ワイヤと、を有し、前記パッド支持ワイヤが、前記ロッドを前方に越える位置に張り出すロッド保護部を有するシートバックフレームである。
【0008】
第1の発明によれば、パッド支持ワイヤのロッド保護部により、着座乗員からロッドに荷重がかけられないようにロッドを保護することができる。このように、シートバックパッドをパッド裏側から支持するパッド支持ワイヤの構成を利用して、ロッドを合理的に保護することができる。
【0009】
本発明の第2の発明は、上記第1の発明において、前記フレーム本体が、前記ロッドよりも高い位置において一対の前記サイドフレームの間に架橋される架橋フレームを有し、前記パッド支持ワイヤが、前記架橋フレームに溶着される溶着部と、該溶着部から下方に延びる下方延出部と、該下方延出部から前記ロッドの下側を通って前記ロッドを前方に越える位置まで張り出す前方張出部と、を有し、前記ロッド保護部が、前記前方張出部の張り出した先に形成されるシートバックフレームである。
【0010】
第2の発明によれば、パッド支持ワイヤが、ロッドよりも高い位置にある架橋フレームからロッドの後側と下側とを通るように迂回して、ロッド保護部をロッドの前側に張り出させる構成となる。それにより、ロッドの上方にシートバックパッドを着座乗員の荷重により後方に沈み込ませることが可能な空き領域を設定することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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