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公開番号
2024166628
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-29
出願番号
2023082836
出願日
2023-05-19
発明の名称
モジュール型ラック昇降装置及びラック昇降システム
出願人
株式会社日立ハイテク
代理人
ポレール弁理士法人
主分類
G01N
35/04 20060101AFI20241122BHJP(測定;試験)
要約
【課題】
フレキシブルに高さ方向の搬送路の拡張を可能とし、検体容器を搭載するラックを上下方向に搬送できるモジュール型ラック昇降装置及びラック昇降システムを提供する。
【解決手段】
検体容器を保持するラックを搭載可能なバスケットと、前記バスケットを昇降させる駆動機構とを備える昇降ユニットと、ラックを水平方向に搬送する搬送部と、前記バスケットに搭載された前記ラックを前記搬送部に移動させるトラバーサーとを備える搬送ユニットと、前記昇降ユニット及び前記搬送ユニットを支持する支持体と、を有し、複数のモジュールを連結可能に構成されていることを特徴とするモジュール型ラック昇降装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
検体容器を保持するラックを搭載可能なバスケットと、前記バスケットを昇降させる駆動機構とを備える昇降ユニットと、
ラックを水平方向に搬送する搬送部と、前記バスケットに搭載された前記ラックを前記搬送部に移動させるトラバーサーとを備える搬送ユニットと、
前記昇降ユニット及び前記搬送ユニットを支持する支持体と、を有し、
複数のモジュールを連結可能に構成されていることを特徴とするモジュール型ラック昇降装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のモジュール型ラック昇降装置であって、
前記駆動機構はベルトドライブであり、前記ベルトドライブのモータ部は前記支持体に固定され、前記バスケットのみが昇降移動するように構成されていることを特徴とするモジュール型ラック昇降装置。
【請求項3】
請求項1に記載のモジュール型ラック昇降装置であって、
前記搬送ユニットは上下方向の位置を変更可能に前記支持体に取り付けられていることを特徴とするモジュール型ラック昇降装置。
【請求項4】
請求項1に記載のモジュール型ラック昇降装置であって、
前記搬送ユニットは前記トラバーサーの高さを調節する段差ブロックを有し、前記段差ブロックにより、ラックの移動方向に応じて、前記バスケットの停止面の高さが前記搬送部の高さよりも高くなっている、または、前記バスケットの停止面の高さが前記搬送部の高さよりも低くなっていることを特徴とするモジュール型ラック昇降装置。
【請求項5】
請求項1に記載のモジュール型ラック昇降装置であって、
前記搬送ユニットにおいて、前記トラバーサーでラックを前記搬送部に移動する際に干渉しない位置及び検体ラックの搬送に干渉しない位置に、前記搬送部の搬送ベルトの上部方向への移動を抑えるベルト浮き上り防止機構を有することを特徴とするモジュール型ラック昇降装置。
【請求項6】
請求項1~5のいずれかに記載のモジュール型ラック昇降装置を複数台連結したことを特徴とするラック昇降システム。
【請求項7】
請求項6に記載のラック昇降システムであって、
前記モジュール型ラック昇降装置の搬送ユニットの位置を調整し、設置場所に適する目的の昇降高さを実現したラック昇降システム。
【請求項8】
検体容器を保持するラックを搭載可能なバスケットと、該バスケットを昇降させる駆動機構とを備える昇降ユニットと、該バスケットが昇降可能なように、該昇降ユニットを外側から支持する支持体と、を備えたラック昇降モジュールと、
複数の前記ラック昇降モジュールの前記支持体の側面部どうしを結合した際、結合部を介して前記バスケットに搭載された前記ラックを、異なる前記ラック昇降モジュール間で水平方向に搬送可能な搬送部と、
を備えたことを特徴とするモジュール型ラック昇降装置。
【請求項9】
請求項8に記載のモジュール型ラック昇降装置であって、
前記複数のラック昇降モジュールの高さ方向の長さはすべて概ね同じであることを特徴とするモジュール型ラック昇降装置。
【請求項10】
請求項8に記載のモジュール型ラック昇降装置であって、
前記駆動機構は、前記支持体の上端と下端に設けられたプーリー機構に渡されたベルトを駆動することで前記バスケットを昇降させることを特徴とするモジュール型ラック昇降装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、検体容器を保持するラックを搬送するモジュール型ラック昇降装置及びラック昇降システムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
血漿、血清、尿などの生体試料の定性、定量分析を行う自動分析装置は病院、病院から依頼を受けて分析を行う検査センターを中心に普及している。生体試料の分析結果は、病状を診断する上でなくてはならない情報である。更に、自動分析装置での分析を効率よく進めるため、複数の自動分析装置に自動で検体を搬送する検体搬送システムも普及している。
【0003】
また、血清を分離するための遠心分離装置、親検体容器から子検体容器に試料を小分けする分注装置などの前処理装置を検体搬送システムと組み合わせた検体検査システムが大病院や大規模検査センターを中心に普及している。
【0004】
検体搬送システムでは、搬送効率の観点から、検体容器を複数載置可能な検体ラック(以下、ラックと略称する)に載置して搬送するラック搬送装置が採用されることが多い。
【0005】
ラック搬送装置は、例えば所定の搬送経路に沿って設けられた一対のガイドレールと、一対のガイドレール間に設けられ所定の方向に送られるベルトコンベアとを備えることが多い。
【0006】
複数の搬送ラインが設けられる場合、水平な面内に搬送ラインが複数並べられる。水平移送の搬送ラインが多くなると、検体処理室の床面に対して搬送ラインの設置面積が大きくなってしまうため、検体処理システムが設置される部屋の空きスペースが小さくなるという課題がある。
【0007】
このような課題に対し、特許文献1では、上下に延びる上昇路及び下降路を有し循環する昇降循環路に沿って配される送り部材としての昇降チェーンと、送り部材に取付けられ、検体容器を保持するホルダを立位状態で支持する複数の支持プレートと、を備える、エレベータ装置を備えるホルダ搬送装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2019-194578号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
特許文献1に記載のホルダ搬送装置では、エレベータ装置にて上下方向にホルダを搬送できるものの、上下方向のラック移動はエレベータ装置の設計高さに依存しており、設置場所に応じて高さを変更できず、フレキシブルな搬送路の構築は困難であった。
【0010】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、フレキシブルに高さ方向の搬送路の拡張を可能とし、検体容器を搭載するラックを上下方向に搬送できるモジュール型ラック昇降装置及びラック昇降システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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