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公開番号2024166593
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-29
出願番号2023082783
出願日2023-05-19
発明の名称車輪を含むユニットのための交換装置
出願人山陽特殊製鋼株式会社
代理人弁理士法人有古特許事務所
主分類B61F 5/00 20060101AFI20241122BHJP(鉄道)
要約【課題】車輪38を含むユニット30の交換が容易になされうる交換装置の提供。
【解決手段】交換装置2は、架台4を有している。この架台4は、土台10、一対のレール12、一対のストッパー14、一対のサイドサポート16、及びセンターサポート18を有している。それぞれのレール12は、土台10に固定されている。それぞれのストッパー14は、部分的にレール12を覆っている。それぞれのサイドサポート16はジャッキボルト24aを有している。センターサポート18は、ジャッキボルト24bを有している。レール12には、ディーゼル機関車の車輪38が載せられる。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
車輪を含むユニットを有する車両において、上記ユニットが交換されるための、交換装置であって、
架台を備えており、
上記架台が、レールと、このレールに載置された上記車輪の転動を阻止するストッパーとを有する交換装置。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
上記ユニットが減速機を含んでおり、
上記架台が、上記減速機の姿勢を維持するためのサポートを有する、請求項1に記載の交換装置。
【請求項3】
前輪を含むユニット及び後輪を含むユニットを有する車両において、これらユニットが交換されるための、交換装置であって、
第一架台及び第二架台を備えており、
上記第一架台が、レールと、このレールに載置された上記前輪の転動を阻止するストッパーとを有しており、
上記第二架台が、レールと、このレールに載置された上記後輪の転動を阻止するストッパーとを有しており、
上記第一架台と上記第二架台とのピッチが、上記車両における上記前輪と上記後輪とのピッチと一致する、交換装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、車輪を含むユニットを有する車両において、このユニットが交換されるときに用いられる、交換装置を開示する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
製鋼工場では、物品の運搬に、ディーゼル機関車が使用されている。このディーゼル機関車は、台車を牽引する。台車には、鋼塊等の重量物が積載される。ディーゼル機関車の車輪には、大きな荷重がかかる。この荷重は、車輪の摩耗を促す。特に、フランジが顕著に摩耗する。摩耗が進行した車輪は、交換される。交換に適した技術が、特開2022-90932公報に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-90932公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車輪の交換では、ディーゼル機関車の車体から、前輪ユニット及び後輪ユニットが外される。この車輪に、新しい前輪ユニット及び新しい後輪ユニットが装着される。この装着において、各ユニットにおける車軸の方向の調整が必要である。さらに、この装着において、前輪ユニットと後輪ユニットとのピッチの調整も、必要である。車輪の交換には、手間がかかる。
【0005】
本出願人の意図するところは、車輪を含むユニットの交換が容易になされうる交換装置の提供にある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書は、車輪を含むユニットを有する車両において、このユニットが交換されるための、交換装置を開示する。この交換装置は、架台を有する。この架台は、レールと、このレールに載置された車輪の転動を阻止するストッパーとを有する。
【0007】
このユニットは、減速機を含みうる。好ましくは、この架台は、減速機の姿勢を維持するためのサポートを有する。
【0008】
本明細書はさらに、前輪を含むユニット及び後輪を含むユニットを有する車両において、これらユニットが交換されるための、交換装置を開示する。この交換装置は、第一架台及び第二架台を有する。この第一架台は、レールと、このレールに載置された前輪の転動を阻止するストッパーとを有する。第二架台は、レールと、このレールに載置された後輪の転動を阻止するストッパーとを有する。第一架台と第二架台とのピッチは、車両における前輪と後輪とのピッチと一致する。
【発明の効果】
【0009】
この交換装置により、車輪ユニットが容易に交換されうる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、一実施形態に係る交換装置が示された正面図である。
図2は、図1の交換装置の一部が示された拡大図である。
図3は、図2の交換装置の一部が示された平面図である。
図4は、図1の交換装置がディーゼル機関車と共に示された正面図である。
図5は、図4の交換装置の一部がディーゼル機関車の一部と共に示された拡大図である。
図6は、図4の交換装置の一部が車輪ユニットと共に示された平面図である。
図7は、図4の交換装置の一部が車輪の一部と共に示された断面図である。
図8は、図4の交換装置の一部がディーゼル機関車の一部と共に示された拡大図である。
図9は、図4の交換装置が、分解されたディーゼル機関車と共に示された、正面図である。
図10は、図2の交換装置が新しい車輪ユニットと共に示された正面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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