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公開番号2024166454
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-29
出願番号2023081248
出願日2023-05-17
発明の名称遊技機
出願人株式会社大一商会
代理人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20241121BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】 遊技機の管理の適正化を図ることが可能な遊技機を提供する。
【解決手段】 遊技者に付与した遊技利益に基づいて算出される所定値が特定値に達したか否かを判定する判定手段と、所定値が特定値に達したと判定された場合に、以降の遊技を所定値が特定値に達したと判定される以前よりも抑制される抑制態様で制御する遊技抑制手段と、磁気を検知可能な磁気検出手段が実装される磁気検出基板と、該磁気検出基板が磁気を検出したことを報知可能な磁気検出報知手段と、を備え、磁気検出報知手段は、遊技抑制手段による抑制態様での制御中には磁気検出基板が磁気を検出したことを報知しないものであり、磁気検出基板は、実装された部品を特定可能な部品番号が記された表記部を基板両面のいずれにも設けないように構成される。
【選択図】図129
特許請求の範囲【請求項1】
複数の電子部品が実装される複数の基板を有し、所定の始動条件の成立に基づいて図柄変動遊技を行い、該図柄変動遊技の結果に応じて遊技利益を付与する遊技機において、
遊技者に付与した遊技利益に基づいて算出される所定値が特定値に達したか否かを判定する判定手段と、
前記所定値が前記特定値に達したと判定された場合に、以降の遊技を前記所定値が前記特定値に達したと判定される以前よりも抑制される抑制態様で制御する遊技抑制手段と、
磁気を検知可能な磁気検出手段が実装される磁気検出基板と、
該磁気検出基板が磁気を検出したことを報知可能な磁気検出報知手段と、
発光体を発光可能な発光手段が実装される発光基板と、
図柄を表示可能な図柄表示基板と、を備え、
前記磁気検出報知手段は、前記遊技抑制手段による抑制態様での制御中には前記磁気検出基板が磁気を検出したことを報知しないものであり、
前記磁気検出基板の表実装面には、ICとトランジスタが実装され、
前記磁気検出基板の裏実装面には、コンデンサが実装される、
ことを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機に関するものである。
続きを表示(約 6,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、始動口に遊技球が入賞したことに基づいて大当りとするか否かの抽選を行い、抽選結果が大当りとなった場合には、表示装置に大当り図柄を停止表示して大当り遊技を発生させる遊技機が知られている。また、大当り遊技の終了後に通常時に比べて遊技者に有利な状態に制御する遊技機が多数提案されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-044017号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記遊技機では、当落に関する確率の偏りにより大量の出玉が遊技者に付与されてしまう等、遊技の射幸性が徒に高まってしまうおそれがあった。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、遊技機の管理の適正化を図ることが可能な遊技機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述の目的を達成するための有効な解決手段を以下に示す。なお、必要に応じてその作用等の説明を行う。また、理解の容易のため、発明の実施の形態において対応する構成等についても適宜示すが、何ら限定されるものではない。
【0007】
請求項1に係る発明によれば、
複数の電子部品が実装される複数の基板を有し、所定の始動条件の成立に基づいて図柄変動遊技を行い、該図柄変動遊技の結果に応じて遊技利益を付与する遊技機において、
遊技者に付与した遊技利益に基づいて算出される所定値が特定値に達したか否かを判定する判定手段と、
前記所定値が前記特定値に達したと判定された場合に、以降の遊技を前記所定値が前記特定値に達したと判定される以前よりも抑制される抑制態様で制御する遊技抑制手段と、
磁気を検知可能な磁気検出手段が実装される磁気検出基板と、
該磁気検出基板が磁気を検出したことを報知可能な磁気検出報知手段と、
発光体を発光可能な発光手段が実装される発光基板と、
図柄を表示可能な図柄表示基板と、を備え、
前記磁気検出報知手段は、前記遊技抑制手段による抑制態様での制御中には前記磁気検出基板が磁気を検出したことを報知しないものであり、
前記磁気検出基板の表実装面には、ICとトランジスタが実装され、
前記磁気検出基板の裏実装面には、コンデンサが実装される、
ことを特徴とする。
【0008】
上記発明によれば、所定値が特定値に達したと判定された場合に、以降の遊技を抑制態様で制御するため、例えば以降の遊技で遊技利益の付与を抑制することで遊技停止を促すことにより、多くの遊技利益を付与した遊技機の管理の適正化を図ることができる。また、遊技抑制手段による抑制態様での制御中には磁気検出基板が磁気を検出したことを報知しないため、遊技抑制手段による抑制態様での制御中にも磁気検出基板が磁気を検出したことを報知する場合に比べて電力消費を抑制できるようになる。
【発明の効果】
【0009】
本発明の遊技機においては、遊技機の管理の適正化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態であるパチンコ機の正面図である。
パチンコ機の右側面図である。
パチンコ機の左側面図である。
パチンコ機の背面図である。
パチンコ機を右前から見た斜視図である。
パチンコ機を左前から見た斜視図である。
パチンコ機を後ろから見た斜視図である。
演出操作ユニットの押圧操作部が上昇位置の時のパチンコ機の正面図である。
演出操作ユニットの押圧操作部が上昇位置の時のパチンコ機を右前から見た斜視図である。
本体枠から扉枠を開放させると共に、外枠から本体枠を開放させた状態で前から見たパチンコ機の斜視図である。
パチンコ機を扉枠、遊技盤、本体枠、及び外枠に分解して前から見た分解斜視図である。
パチンコ機を扉枠、遊技盤、本体枠、及び外枠に分解して後ろから見た分解斜視図である。
パチンコ機における外枠の正面図である。
外枠の背面図である。
外枠の右側面図である。
外枠を前から見た斜視図である。
外枠を後ろから見た斜視図である。
外枠を主な部材毎に分解して前から見た分解斜視図である。
外枠の外枠左組立体及び外枠右組立体を夫々分解して前から見た分解斜視図である。
外枠の外枠下組立体を分解して前から見た分解斜視図である。
(a)は外枠の外枠上ヒンジ組立体を分解して前上から見た分解斜視図であり、(b)は(a)を前下から見た分解斜視図である。
パチンコ機における扉枠の正面図である。
扉枠の背面図である。
扉枠の左側面図である。
扉枠の右側面図である。
扉枠を右前から見た斜視図である。
扉枠を左前から見た斜視図である。
扉枠を後ろから見た斜視図である。
扉枠を主な部材毎に分解して前から見た分解斜視図である。
扉枠を主な部材毎に分解して後ろから見た分解斜視図である。
(a)は扉枠の扉枠ベースユニットを前から見た斜視図であり、(b)は扉枠ベースユニットを後ろから見た斜視図である。
扉枠ベースユニットを主な部材毎に分解して前から見た分解斜視図である。
扉枠ベースユニットを主な部材毎に分解して後ろから見た分解斜視図である。
(a)は扉枠のシリンダ錠を前から見た斜視図であり、(b)は(a)のシリンダ錠を後ろ前から見た斜視図であり、(c)は従来のパチンコ機におけるシリンダ錠を前から見た斜視図であり、(d)は(a)のシリンダ錠を後ろから見た斜視図である。
(a)は図34(a)のシリンダ錠を分解して前から見た分解斜視図であり、(b)は図34(a)のシリンダ錠を分解して後ろから見た分解斜視図である。
(a)は図34(a)のシリンダ錠の可動機構を正面から示す説明図であり、(b)は(a)の状態から反時計回りの方向へ90度回転させた状態で示すシリンダ錠の説明図であり、(c)は(a)の状態から時計回りの方向へ90度回転させた状態で示すシリンダ錠の説明図である。
(a)は扉枠ベースユニットの球送給ユニットを前から見た斜視図であり、(b)は球送給ユニットを後ろから見た斜視図である。
(a)は球送給ユニットを分解して前から見た分解斜視図であり、(b)は球送給ユニットの後ケースと不正防止部材を外して後から見た分解斜視図である。
(a)は扉枠ベースユニットのファールカバーユニットを前から見た斜視図であり、(b)はファールカバーユニットを後ろから見た斜視図である。
蓋部材を外した状態のファールカバーユニットの正面図である。
(a)は扉枠におけるハンドルユニット及びハンドルカバーユニットの部位を示す拡大正面図であり、(b)は扉枠におけるハンドルユニット及びハンドルカバーユニットの部位を示す拡大斜視図である。
ハンドルカバーユニットを分解して前から見た分解斜視図である。
ハンドルカバーユニットを分解して後ろから見た分解斜視図である。
ハンドルユニットを分解して前から見た分解斜視図である。
ハンドルユニットを分解して後ろから見た分解斜視図である。
図41(a)におけるイ-イ線で切断した断面図である。
図1におけるア-ア線で切断した断面図である。
扉枠の皿ユニットを見た斜視図である。
皿ユニットを後ろから見た斜視図である。
(a)は扉枠において下皿球供給口の部位で水平に切断して要部を示す断面図であり、(b)は従来の扉枠において(a)と同じ部位を切断して要部を示す断面図である。
扉枠の皿ユニットにおける球貸操作ユニットの部位を拡大して示す平面図である。
(a)は演出操作ボタンを上方へ向けた状態で演出操作ユニットを前から見た斜視図であり、(b)は(a)の演出操作ユニットを後ろから見た斜視図である。
演出操作ユニットを主な部材毎に分解して前上から見た分解斜視図である。
演出操作ユニットを主な部材毎に分解して前下から見た分解斜視図である。
(a)は演出操作部ユニットが下降位置で昇降バネ下保持部材が上方へ移動端の位置の状態の演出操作ユニットの断面図であり、(b)は(a)の状態から演出操作部ユニットが上昇位置へ移動した状態の演出操作ユニットの断面図である。
演出操作部ユニットが下降位置で昇降バネ下保持部材が下方へ移動端の位置の状態の演出操作ユニットの断面図である。
演出操作ユニットを押圧操作部の押圧方向から見た平面図において演出操作部外周装飾基板、ボタン外装飾基板、及びボタン内装飾基板の位置関係を示す説明図である。
(a)は通常の状態で示す皿ユニットの正面図であり、(b)は演出操作部ユニットが上昇位置の時の皿ユニットの正面図である。
演出操作ユニットの演出操作部ユニットにおいて接触検知体を複数設けた例を示す演出操作部ユニットの平面図である。
(a)は一つの接触検知センサ本体に複数の接触検知体を接続した例を模式的に示す説明図であり、(b)は(a)において接触検知センサ本体と複数の接触検知体との間に切換部を設けた例を模式的に示す説明図であり、(c)は皿ユニットの皿左装飾ユニット、皿右装飾ユニット、及び演出操作ユニット等を前後方向へ進退可能とし演出操作ユニット等の前側と後側に接触検知体を設けた例を示す説明図である。
(a)は装飾性を有した接触検知体の一例を示す説明図であり、(b)は演出操作ユニットの別の実施形態を模式的に示す説明図である。
(a)は扉枠の扉枠左サイドユニットの正面図であり、(b)は扉枠左サイドユニットを前から見た斜視図であり、(c)は扉枠左サイドユニットを後ろから見た斜視図である。
扉枠左サイドユニットを分解して前から見た分解斜視図である。
扉枠左サイドユニットを分解して後ろから見た分解斜視図である。
図62(a)においてウ-ウ線で切断した断面図である。
(a)は扉枠の扉枠右サイドユニットの正面図であり、(b)は扉枠右サイドユニットの右側面図であり、(c)は扉枠右サイドユニットを前から見た斜視図であり、(d)は扉枠右サイドユニットを後ろから見た斜視図である。
扉枠右サイドユニットを分解して前から見た分解斜視図である。
扉枠右サイドユニットを分解して後ろから見た分解斜視図である。
図66(a)においてエ-エ線で切断した断面図である。
図66(a)においてオ-オ線で切断した断面図である。
(a)は扉枠において2色成形の外側層を不透明にした状態で示す扉枠右サイドユニットの右側面図であり、(b)は(a)において内側層をそのままにして外側層を透明にした状態で示す扉枠右サイドユニットの右側面図である。
扉枠の各装飾基板を示す正面図である。
扉枠の演出操作ユニットの部位の装飾基板を示す平面図である。
扉枠の扉窓の周囲に設けられている各装飾基板を示す背面図である。
パチンコ機における本体枠の正面図である。
パチンコ機における本体枠の背面図である。
本体枠を右前から見た斜視図である。
本体枠を左前から見た斜視図である。
本体枠を後ろから見た斜視図である。
本体枠を主な部材毎に分解して前から見た分解斜視図である。
本体枠を主な部材毎に分解して後ろから見た分解斜視図である。
(a)は本体枠における正面左下隅を示す拡大斜視図であり、(b)は本体枠に対して扉枠を開いた時の本体枠の正面左下隅を示す拡大斜視図である。
本体枠に対する扉枠の開閉時における本体枠の接続ケーブル案内部材の動作を示す説明図である。
(a)は本体枠における球発射装置を前から見た斜視図であり、(b)は球発射装置を後ろから見た斜視図である。
(a)は本体枠の払出ベースユニットを前から見た斜視図であり、(b)は払出ベースユニットを後ろから見た斜視図である。
(a)は本体枠における払出ユニットを前から見た斜視図であり、(b)は払出ユニットを後ろから見た斜視図である。
(a)は払出ユニットを主な構成毎に分解して前から見た分解斜視図であり、(b)は払出ユニットを主な構成毎に分解して後ろから見た分解斜視図である。
払出ユニットの払出装置を払出羽根の前後方向中央で切断した背面断面図である。
(a)は球抜可動片が開状態の時に払出装置を払出羽根の前後方向中央で切断した背面断面図であり、(b)は(a)におけるA-A線で切断した断面図である。
扉枠のファールカバーユニットと下部満タン球経路ユニットとの関係を示す説明図である。
本体枠における遊技球の流れを示す説明図である。
(a)は本体枠の基板ユニットを前から見た斜視図であり、(b)は基板ユニットを後ろから見た斜視図である。
基板ユニットを後ろ下から見た斜視図である。
基板ユニットを主な構成毎に分解して前から見た分解斜視図である。
基板ユニットを主な構成毎に分解して後ろから見た分解斜視図である。
左右方向中央で切断したパチンコ機の下部を示す拡大側面断面図である。
(a)は本体枠の施錠ユニットを前から見た斜視図であり、(b)は施錠ユニットを後ろから見た斜視図である。
(a)は本体枠の平面図であり、(b)は(a)におけるB-B線で切断した断面図である。
本体枠を後ろから見た斜視図において上部を拡大して示す拡大図である。
(a)は球タンクにタンクレール等を組立てた状態で前上から見た斜視図であり、(b)は(a)を前下から見た斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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