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公開番号
2024165715
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023082127
出願日
2023-05-18
発明の名称
情報処理装置、紙幣処理システム及び情報処理方法
出願人
グローリー株式会社
代理人
弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類
G07D
13/00 20060101AFI20241121BHJP(チェック装置)
要約
【課題】紙幣処理装置において紙幣の再計数を行う状況が発生した場合に、紙幣の回収元と紙幣とを適切に紐付けることができる技術を提供すること。
【解決手段】本開示の一態様に係る情報処理装置は、紙幣処理装置から、前記紙幣処理装置によって処理された紙幣の記番号情報を含む記番号管理情報を受信する通信部と、前記記番号管理情報が、前記紙幣処理装置によって前記紙幣が適切に処理されていない可能性があることを示す情報を含むか否かに基づいて、前記記番号情報を前記紙幣の回収元に紐付けて記憶装置に記憶させるか否かを判定する制御部と、を備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
紙幣処理装置から、前記紙幣処理装置によって処理された紙幣の記番号情報を含む記番号管理情報を受信する通信部と、
前記記番号管理情報が、前記紙幣処理装置によって前記紙幣が適切に処理されていない可能性があることを示す情報を含むか否かに基づいて、前記記番号情報を前記紙幣の回収元に紐付けて記憶装置に記憶させるか否かを判定する制御部と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記記番号管理情報が前記情報を含み、前記記番号情報が前記回収元に紐付けられて前記記憶装置に記憶されていない場合、前記制御部は、前記記番号情報を前記回収元に紐付けて前記記憶装置に記憶させる、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記記番号管理情報が前記情報を含まない場合、前記制御部は、前記記番号情報を前記回収元に紐付けて前記記憶装置に記憶させる、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記通信部は、前記紙幣処理装置又は前記紙幣処理装置を操作するための端末装置から、前記紙幣処理装置の操作者を示す操作者情報を受信し、前記制御部は、前記記番号情報を前記回収元及び前記操作者情報に紐付けて前記記憶装置に記憶させる、
請求項2又は3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記通信部は、前記紙幣処理装置を操作するための端末装置から、前記回収元を示す情報を受信する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記紙幣は、前記回収元から回収された所定枚数に満たない1枚以上の紙幣であって、前記紙幣処理装置によって適切に処理された前記1枚以上の紙幣のうちの1枚の紙幣であり、
前記1枚以上の紙幣の最後の紙幣が前記紙幣処理装置によって適切に処理されたときに、前記通信部は、前記記番号管理情報を受信する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記紙幣は、前記回収元から回収された所定枚数以上の紙幣のうち、前記紙幣処理装置によって適切に処理された前記所定枚数の紙幣のうちの1枚の紙幣であり、
前記所定枚数の紙幣の最後の紙幣が前記紙幣処理装置によって適切に処理されたときに、前記通信部は、前記記番号管理情報を受信する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記回収元は第1の回収元であり、
前記紙幣は、前記第1の回収元から回収された第1の1枚以上の紙幣であって、前記紙幣処理装置によって、第2の回収元から回収された所定枚数に満たない第2の1枚以上の紙幣が適切に処理された後に適切に処理された前記第1の1枚以上の紙幣のうちの1枚の紙幣であり、
前記第2の1枚以上の紙幣と前記第1の1枚以上の紙幣との合計が前記所定枚数になるときの、前記第1の1枚以上の紙幣のうちの1枚の紙幣が、前記紙幣処理装置によって適切に処理されたときに、前記通信部は、前記記番号管理情報を受信する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
紙幣処理装置と情報処理装置と記憶装置とを備える紙幣処理システムであって、
前記紙幣処理装置は、
前記紙幣処理装置によって処理された紙幣の記番号情報を含む記番号管理情報を前記情報処理装置に送信し、
前記情報処理装置は、
前記紙幣処理装置から、前記記番号管理情報を受信し、
前記記番号管理情報が、前記紙幣処理装置によって前記紙幣が適切に処理されていない可能性があることを示す情報を含むか否かに基づいて、前記記番号情報を前記紙幣の回収元に紐付けて前記記憶装置に記憶させるか否かを判定する、
紙幣処理システム。
【請求項10】
前記回収元を示す情報を前記情報処理装置に送信する、前記紙幣処理装置を操作するための端末装置をさらに備え、
前記情報処理装置は、前記端末装置から、前記回収元を示す情報を受信する、
請求項9に記載の紙幣処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、紙幣処理システム及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複数の店舗から回収された現金(紙幣及び/又は貨幣)を、現金処理センターにて、貨幣処理装置により識別、計数、帯封等して保管する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。かかる技術では、店舗毎の回収された現金が、貨幣処理装置に投入され、貨幣処理装置によって処理された現金が、帯封及び/又は包装された状態で投出され、コンテナ等に収納される。各店舗から回収された現金の計数処理が完了するたびに、計数結果(金種別枚数や合計金額等)が、管理サーバに送信され、店舗情報に紐付けられて管理サーバによって管理される。
【0003】
上記したように、回収された紙幣は、貨幣処理装置又は紙幣処理装置(以下、紙幣処理装置)に投入され、識別及び計数された後、金種別に分類されて、所定枚数(例えば、100枚)ずつ帯封されて投出される。所定枚数に満たない残りの紙幣は、紙幣処理装置内の集積部に残留され、次の店舗から回収された紙幣が追加集積されることになる。
【0004】
紙幣処理装置が紙幣を処理している途中にジャム等のエラーが発生した場合、装置扉を開放して紙幣搬送路や集積部等の紙幣処理装置内に残っている紙幣が装置外へ取り出された後、取り出された紙幣や続きの紙幣が、改めて計数(再計数と呼ぶ)されることになる。ここで、紙幣処理装置外へ取り出された紙幣を、再計数のために紙幣処理装置内に戻す処理を、端数戻しと呼ぶ。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-153764号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述した技術において、ある店舗(第1店舗と呼ぶ)の紙幣が計数され、その紙幣が集積部に残っている状態で、次の店舗(第2店舗と呼ぶ)の紙幣が処理され、その途中でエラーが発生した場合、集積部から取り出された紙幣には、第1店舗の(同じ記番号の)紙幣と第2店舗の(同じ記番号の)紙幣とが混在している。この取り出された紙幣が再計数される場合、第1店舗の紙幣が重複して計数されるため、第2店舗の紙幣の計数は、正確でなくなるおそれがある。その結果、紙幣の回収元の店舗と計数された紙幣との紐付けが適切になされず、店舗と紙幣との紐付けを適切に管理できないおそれがある。
【0007】
本開示は、上記課題に鑑みて、紙幣処理装置において紙幣の再計数を行う状況が発生した場合に、紙幣の回収元と紙幣とを適切に紐付けることができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様に係る情報処理装置は、紙幣処理装置から、前記紙幣処理装置によって処理された紙幣の記番号情報を含む記番号管理情報を受信する通信部と、前記記番号管理情報が、前記紙幣処理装置によって前記紙幣が適切に処理されていない可能性があることを示す情報を含むか否かに基づいて、前記記番号情報を前記紙幣の回収元に紐付けて記憶装置に記憶させるか否かを判定する制御部と、を備える。
【0009】
一例において、前記記番号管理情報が前記情報を含み、前記記番号情報が前記回収元に紐付けられて前記記憶装置に記憶されていない場合、前記制御部は、前記記番号情報を前記回収元に紐付けて前記記憶装置に記憶させてもよい。
【0010】
一例において、前記記番号管理情報が前記情報を含まない場合、前記制御部は、前記記番号情報を前記回収元に紐付けて前記記憶装置に記憶させてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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