TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024165653
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023082017
出願日
2023-05-18
発明の名称
情報処理装置、画像形成装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
3/06 20060101AFI20241121BHJP(計算;計数)
要約
【課題】データを書き込む複数のストレージを切り替え可能な場合に、最新ファイルを保持しているストレージを判別可能にすることで、データの整合性を維持する。
【解決手段】情報処理装置は、第1及び第2ストレージをそれぞれ含む第1装置と第2装置と有する。第1装置は、アプリケーションからアクセス依頼を受けたとき、アクセスストレージ情報を第1装置及び第2装置の動作モードの組み合わせ毎に保持するアクセス先テーブルを参照してアクセスするストレージを決定し、ストレージの使用状況に応じて書き込み先のストレージが変化する第1重要度のファイルのアクセス依頼である場合、アクセス依頼に含まれる仮のアクセス先と実際のアクセス先とを紐付けた同期ファイルリストを参照して実際のアクセス先にアクセスする。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1ストレージを含み、複数の動作モードを有し、アプリケーションを実行可能な第1装置と、
第2ストレージを含み、複数の動作モードを有し、前記第1装置との間で情報を相互に送受信可能な第2装置と、を有し、
前記第1ストレージ及び前記第2ストレージに保持される複数種のファイルは、前記第1ストレージ又は前記第2ストレージの使用状況に応じて書き込み先のストレージが変化する第1重要度、又は、前記第1ストレージ及び前記第2ストレージの使用状況にかかわらず書き込み先のストレージが変化しない第2重要度に区別され、
前記第1装置は、
前記アプリケーションからアクセス依頼を受けたとき、アクセスする前記第1ストレージ又は前記第2ストレージを示すアクセスストレージ情報を前記第1装置及び前記第2装置の動作モードの組み合わせ毎に保持するアクセス先テーブルを参照して、アクセスするストレージを決定し、
決定したストレージが前記第2ストレージの場合、前記第2ストレージへのアクセスを前記第2装置に依頼し、
前記第1装置又は前記第2装置は、
前記アクセス依頼が、前記第1重要度のファイルのアクセス依頼である場合、前記アクセス依頼に含まれる仮のアクセス先と実際のアクセス先とを紐付けた同期ファイルリストを参照して前記実際のアクセス先にアクセスし、
前記アクセス依頼が、前記第2重要度のファイルのアクセス依頼である場合、前記仮のアクセス先にアクセスすること、
を特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 2,700 文字)
【請求項2】
前記第1装置の前記複数の動作モードは、前記第1ストレージの残寿命に応じて遷移し、
前記第2装置の前記複数の動作モードは、前記第2ストレージの残寿命に応じて遷移し、
前記複数種のファイルは、前記残寿命の変化により書き込み先が変化する前記第1重要度、又は、前記残寿命の変化によっても書き込み先が変化しない前記第2重要度に区別されること、
を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第1装置は、前記アクセス依頼が、前記第1重要度のファイルのアクセス依頼であり、前記アクセス先テーブルに保持されたアクセスストレージ情報が前記第1ストレージを示し、かつ、前記仮のアクセス先が前記同期ファイルリストに存在しない場合、前記仮のアクセス先と実際のアクセス先とを前記同期ファイルリストに追加した後、前記第1ストレージの前記実際のアクセス先にアクセスすること、
を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第1装置は、前記アクセス依頼が、前記第1重要度のファイルのアクセス依頼であり、前記アクセス先テーブルに保持されたアクセスストレージ情報が前記第1ストレージを示し、かつ、前記仮のアクセス先が前記同期ファイルリストに存在しない場合で、前記仮のアクセス先のファイルが前記第2ストレージに存在する場合、前記第2ストレージから前記仮のアクセス先のファイルを前記第1ストレージにコピーし、前記仮のアクセス先と実際のアクセス先とを前記同期ファイルリストに追加した後、前記第1ストレージの前記実際のアクセス先にアクセスすること、
を特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第1重要度のファイルのアクセス依頼を前記第1装置から受けた前記第2装置は、前記仮のアクセス先が前記同期ファイルリストに存在しない場合、前記仮のアクセス先と実際のアクセス先とを前記同期ファイルリストに追加した後、前記第2ストレージの前記実際のアクセス先にアクセスすること、
を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記第1重要度のファイルのアクセス依頼を前記第1装置から受けた前記第2装置は、前記仮のアクセス先が前記同期ファイルリストに存在しない場合で、前記仮のアクセス先のファイルが前記第1ストレージに存在する場合、前記第1ストレージから前記仮のアクセス先のファイルを前記第2ストレージにコピーし、前記仮のアクセス先と実際のアクセス先とを前記同期ファイルリストに追加した後、前記第2ストレージの前記実際のアクセス先にアクセスすること、
を特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の情報処理装置と、
前記情報処理装置で処理される画像を形成する画像形成部と、を有すること、
を特徴とする画像形成装置。
【請求項8】
第1ストレージを含み、複数の動作モードを有し、アプリケーションを実行可能な第1装置と、第2ストレージを含み、複数の動作モードを有し、前記第1装置との間で情報を相互に送受信可能な第2装置と、を有する情報処理装置が実施する情報処理方法であって、
前記第1ストレージ及び前記第2ストレージに保持される複数種のファイルは、前記第1ストレージ又は前記第2ストレージの使用状況に応じて書き込み先のストレージが変化する第1重要度、又は、前記第1ストレージ及び前記第2ストレージの使用状況にかかわらず書き込み先のストレージが変化しない第2重要度に区別され、
前記第1装置が、
前記アプリケーションからアクセス依頼を受けたとき、アクセスする前記第1ストレージ又は前記第2ストレージを示すアクセスストレージ情報を前記第1装置及び前記第2装置の動作モードの組み合わせ毎に保持するアクセス先テーブルを参照して、アクセスするストレージを決定する処理と、
決定したストレージが前記第2ストレージの場合、前記第2ストレージへのアクセスを前記第2装置に依頼する処理とを実施し、
前記第1装置又は前記第2装置が、
前記アクセス依頼が、前記第1重要度のファイルのアクセス依頼である場合、前記アクセス依頼に含まれる仮のアクセス先と実際のアクセス先とを紐付けた同期ファイルリストを参照して前記実際のアクセス先にアクセスする処理と、
前記アクセス依頼が、前記第2重要度のファイルのアクセス依頼である場合、前記仮のアクセス先にアクセスする処理とを実施すること、
を特徴とする情報処理方法。
【請求項9】
第1ストレージを含み、複数の動作モードを有し、アプリケーションを実行可能な第1装置と、第2ストレージを含み、複数の動作モードを有し、前記第1装置との間で情報を相互に送受信可能な第2装置と、を有する情報処理装置が実施する情報処理プログラムであって、
前記第1ストレージ及び前記第2ストレージに保持される複数種のファイルは、前記第1ストレージ又は前記第2ストレージの使用状況に応じて書き込み先のストレージが変化する第1重要度、又は、前記第1ストレージ及び前記第2ストレージの使用状況にかかわらず書き込み先のストレージが変化しない第2重要度に区別され、
前記第1装置に、
前記アプリケーションからアクセス依頼を受けたとき、アクセスする前記第1ストレージ又は前記第2ストレージを示すアクセスストレージ情報を前記第1装置及び前記第2装置の動作モードの組み合わせ毎に保持するアクセス先テーブルを参照して、アクセスするストレージを決定する処理と、
決定したストレージが前記第2ストレージの場合、前記第2ストレージへのアクセスを前記第2装置に依頼する処理とを実施させ、
前記第1装置又は前記第2装置に、
前記アクセス依頼が、前記第1重要度のファイルのアクセス依頼である場合、前記アクセス依頼に含まれる仮のアクセス先と実際のアクセス先とを紐付けた同期ファイルリストを参照して前記実際のアクセス先にアクセスする処理と、
前記アクセス依頼が、前記第2重要度のファイルのアクセス依頼である場合、前記仮のアクセス先にアクセスする処理とを実施させること、
を特徴とする情報処理プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、画像形成装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
HDD(Hard Disk Drive)及びSSD(Solid State Drive)を併用する情報処理装置において、HDDを使用する必要があるときを除き、HDDをスリープ状態に維持することで、HDDの消費電力を低減する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
データを書き込むストレージが切り替えられる場合、最新のデータを保持しているストレージが判別できないと、データを読み出すストレージを特定することができず、データの整合性を維持できないおそれがある。また、例えば、ストレージの切り替え時に全データをコピーしてデータの整合性を保つ場合、ストレージのデータ量によっては非常に大きなダウンタイムが発生するという問題がある。
【0004】
開示の技術は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、データを書き込む複数のストレージを切り替え可能な場合に、最新ファイルを保持しているストレージを判別可能にすることで、データの整合性を維持することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記技術的課題を解決するため、本発明の一形態の情報処理装置は、第1ストレージを含み、複数の動作モードを有し、アプリケーションを実行可能な第1装置と、第2ストレージを含み、複数の動作モードを有し、前記第1装置との間で情報を相互に送受信可能な第2装置と、を有し、前記第1ストレージ及び前記第2ストレージに保持される複数種のファイルは、前記第1ストレージ又は前記第2ストレージの使用状況に応じて書き込み先のストレージが変化する第1重要度、又は、前記第1ストレージ及び前記第2ストレージの使用状況にかかわらず書き込み先のストレージが変化しない第2重要度に区別され、前記第1装置は、前記アプリケーションからアクセス依頼を受けたとき、アクセスする前記第1ストレージ又は前記第2ストレージを示すアクセスストレージ情報を前記第1装置及び前記第2装置の動作モードの組み合わせ毎に保持するアクセス先テーブルを参照して、アクセスするストレージを決定し、決定したストレージが前記第2ストレージの場合、前記第2ストレージへのアクセスを前記第2装置に依頼し、前記第1装置又は前記第2装置は、前記アクセス依頼が、前記第1重要度のファイルのアクセス依頼である場合、前記アクセス依頼に含まれる仮のアクセス先と実際のアクセス先とを紐付けた同期ファイルリストを参照して前記実際のアクセス先にアクセスし、前記アクセス依頼が、前記第2重要度のファイルのアクセス依頼である場合、前記仮のアクセス先にアクセスすることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
データを書き込む複数のストレージを切り替え可能な場合に、最新ファイルを保持しているストレージを判別可能にすることで、データの整合性を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例を示す全体構成図である。
図1の画像形成装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2の操作部のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2のコントローラ及び操作部の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
図2のコントローラ及び操作部の動作状態の組み合わせの例を示す図である。
図2のコントローラ及び操作部の動作状態の遷移の例を示す状態遷移図である。
データの重要度毎の動作モードに応じたデータの書き込み先の例を示す図である。
図7の重要度2及び重要度4のデータにおいて、状態遷移に応じた書き込み先の変化の例を示す図である。
図1の画像形成装置の起動時のコントローラ及び操作部の処理の一例を示すフロー図である。
アプリがファイルの読み書きを実施するときの操作部の処理の一例を示すフロー図である。
重要度2又は重要度4の読み書き処理で使用される同期ファイルリストの一例を示す図である。
図7に示す重要度2のデータのストレージへの書き込みの一例を示すフロー図である。
図12の続きを示すフロー図である。
図7に示す重要度2のデータのストレージからの読み込みの一例を示すフロー図である。
図14の続きを示すフロー図である。
図7に示す重要度4のデータのストレージへの書き込みの一例を示すフロー図である。
図16の続きを示すフロー図である。
図7に示す重要度4のデータのストレージからの読み込みの一例を示すフロー図である。
図18の続きを示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を用いて実施形態を説明する。なお、以下では、ストレージがそれぞれ搭載される複数の制御装置を含む画像形成装置に本発明が適用される例が説明されるが、ストレージがそれぞれ搭載される複数の装置を含む情報処理装置に本発明が適用されてもよい。例えば、複数の装置の各々は、CPU等のプロセッサを含むコンピュータ装置でもよく、複数のコンピュータ装置は、情報を相互に送受信可能である。
【0009】
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例を示す全体構成図である。図1に示す画像形成装置1は、例えば、コピー機能、プリント機能、スキャナ機能及びファクシミリ機能等を有するデジタル複合機(MFP:Multi-Function Printer)である。画像形成装置1は、ユーザによるアプリケーションの切り替え操作により、コピー機能、プリント機能、スキャナ機能及びファクシミリ機能をそれぞれ実現する動作モードを相互に切り替えることが可能である。画像形成装置1は、コピー機能の選択時にはコピーモードとなり、プリント機能の選択時にはプリントモードとなり、スキャナ機能の選択時にはスキャナモードとなり、ファクシミリ機能の選択時にはファクシミリモードとなる。
【0010】
例えば、画像形成装置1は、自動原稿送り装置2(ADF:Auto Document Feeder)、画像読み取り装置3、書き込みユニット4、プリンタユニット5、電源装置11、コントローラ100、操作部200及び画像を形成するエンジンである作像部300を有する。プリンタユニット5は、作像部300に含まれる感光体ドラム6、現像装置7、搬送ベルト8及び定着装置9と、給紙トレイ10が収納される収納空間とを有する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社リコー
画像読取装置
3日前
株式会社リコー
画像形成システム
9日前
株式会社リコー
検査方法及び塗装装置
9日前
株式会社リコー
媒体搬送装置及び画像形成装置
3日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置、画像形成装置
3日前
株式会社リコー
液滴吐出装置及び画像形成システム
4日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置、画像形成装置
4日前
株式会社リコー
波形発生特定方法およびプログラム
2日前
株式会社リコー
波形発生特定方法およびプログラム
2日前
株式会社リコー
基板ユニット、及び、画像形成装置
2日前
株式会社リコー
記録媒体搬送装置、及び、画像形成装置
4日前
株式会社リコー
駆動伝達装置、シート搬送装置及び画像形成装置
3日前
株式会社リコー
画像形成装置、画像形成方法、およびプログラム
3日前
株式会社リコー
シート処理装置、画像形成装置及び画像形成システム
3日前
株式会社リコー
生体信号解析装置、波形発生特定方法およびプログラム
2日前
株式会社リコー
情報処理装置、画像形成装置、情報処理方法、プログラム
3日前
株式会社リコー
液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット及び液体を吐出する装置
3日前
株式会社リコー
液体吐出ヘッド、液体吐出モジュール及び液体を吐出する装置
3日前
株式会社リコー
現像剤収容装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
2日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
3日前
株式会社リコー
情報処理装置、画像形成装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
3日前
株式会社リコー
情報処理装置、分析システム、画像形成装置、分析方法およびプログラム
3日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム
3日前
株式会社リコー
管理システム、管理方法、プログラム、システム及び方法
5日前
個人
認証システム
10日前
個人
マウス用テーブル
1か月前
個人
保証金管理システム
4日前
個人
鑑定証明システム
10日前
個人
契約管理サーバ
1か月前
個人
人的価値発掘システム
1か月前
アズビル株式会社
防爆装置
1か月前
個人
業界地図作成システム
1か月前
株式会社セガフェイブ
遊戯機
1か月前
キヤノン電子株式会社
情報処理装置
1か月前
株式会社宗建
SNSサーバー
1か月前
株式会社MRC
集客システム
4日前
続きを見る
他の特許を見る