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公開番号2024165644
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2023082007
出願日2023-05-18
発明の名称電極体の製造方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H01M 10/04 20060101AFI20241121BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】複数の電極体の製造に要する工数を削減しつつ、セパレータに対する電極の位置ずれを抑制することが可能な電極体の製造方法を提供すること。
【解決手段】電極体100の製造方法は、セパレータ130を準備する工程と、セパレータ上に複数の正極電極110を配置する工程と、セパレータを折り返すことによってセパレータに対する正極電極の位置決めを行う折返し部132を形成するとともに、複数の正極電極上にセパレータを配置する工程と、複数の正極電極上に配置されたセパレータ上に複数の負極電極120を配置する工程と、セパレータを折り返すことによってセパレータに対する負極電極の位置決めを行う折返し部132を形成するとともに、複数の負極電極上にセパレータを配置する工程と、複数の正極電極間及び複数の負極電極間を通る位置でセパレータを切断することにより、複数の電極体100を形成する工程と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
正極電極と負極電極とがセパレータを介して並ぶように配置された電極体の製造方法であって、
前記セパレータを準備する工程と、
前記セパレータ上に複数の前記正極電極を配置する工程と、
前記セパレータを折り返すことによって前記セパレータに対する前記正極電極の位置決めを行う折返し部を形成するとともに、前記複数の正極電極上に前記セパレータを配置する工程と、
前記複数の正極電極上に配置された前記セパレータ上に複数の前記負極電極を配置する工程と、
前記セパレータを折り返すことによって前記セパレータに対する前記負極電極の位置決めを行う折返し部を形成するとともに、前記複数の負極電極上に前記セパレータを配置する工程と、
前記複数の正極電極間及び前記複数の負極電極間を通る位置で前記セパレータを切断することにより、複数の前記電極体を形成する工程と、を備える、電極体の製造方法。
続きを表示(約 160 文字)【請求項2】
前記複数の正極電極を配置する工程では、前記複数の正極電極は、前記折返し部同士を結ぶ方向及び前記正極電極の厚み方向の双方と直交する直交方向に並ぶように配置され、
前記複数の負極電極を配置する工程では、前記複数の負極電極は、前記直交方向に並ぶように配置される、請求項1に記載の電極体の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電極体の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特開2021-57217号公報には、一対のセパレータシート間に複数の電極が配置された状態で、前記一対のセパレータシート同士を溶着することにより前記複数の電極間に溶着部を形成することによって、ユニットを作製する工程と、複数の前記ユニットを積層することによって、積層ユニットを作製する工程と、前記溶着部において前記積層ユニットを切断することによって、複数の電極組立体を作製する工程と、を含む、電極組立体の製造方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-57217号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特開2021-57217号公報に記載されるような電極体の製造方法では、ユニットの積層時等にセパレータに対して電極がずれる場合がある。
【0005】
本開示の目的は、複数の電極体の製造に要する工数を削減しつつ、セパレータに対する電極の位置ずれを抑制することが可能な電極体の製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一局面に従った電極体の製造方法は、正極電極と負極電極とがセパレータを介して並ぶように配置された電極体の製造方法であって、前記セパレータを準備する工程と、前記セパレータ上に複数の前記正極電極を配置する工程と、前記セパレータを折り返すことによって前記セパレータに対する前記正極電極の位置決めを行う折返し部を形成するとともに、前記複数の正極電極上に前記セパレータを配置する工程と、前記複数の正極電極上に配置された前記セパレータ上に複数の前記負極電極を配置する工程と、前記セパレータを折り返すことによって前記セパレータに対する前記負極電極の位置決めを行う折返し部を形成するとともに、前記複数の負極電極上に前記セパレータを配置する工程と、前記複数の正極電極間及び前記複数の負極電極間を通る位置で前記セパレータを切断することにより、複数の前記電極体を形成する工程と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、複数の電極体の製造に要する工数を削減しつつ、セパレータに対する電極の位置ずれを抑制することが可能な電極体の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態における蓄電セルを概略的に示す斜視図である。
図1に示される蓄電セルの断面図である。
電極体の製造方法を概略的に示す図である。
電極体の製造方法を概略的に示す図である。
電極体の製造方法を概略的に示す図である。
電極体の製造方法を概略的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
【0010】
図1は、本開示の一実施形態における蓄電セルを概略的に示す斜視図である。図2は、図1に示される蓄電セルの断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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