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公開番号2024165544
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2023081822
出願日2023-05-17
発明の名称端末プログラム及びサーバ装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20241121BHJP(計算;計数)
要約【課題】車両の充電を代行するサービスなどの代行型サービスを受けるユーザが、代行者が車両を返却できる範囲内で、車両引渡し場所とは別の場所を車両返却場所として指定できるようにする。
【解決手段】ユーザ車両へエネルギー源を補給するサービスを依頼するための端末プログラムが、駐車地点でユーザ車両がユーザから引き取られて補給地点でユーザ車両へエネルギー源が補給された後にユーザ車両がユーザに返却される返却地点として、駐車地点とは異なる地点を指定するユーザ操作を受け付けることと、ユーザ操作により指定される地点を補給地点から許容範囲内に存在する地点に制限することと、ユーザ操作により指定された地点を返却地点として示す通知データを送信することとを含む動作をコンピュータに実行させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザ車両が駐車された地点にサービススタッフを派遣し、派遣したサービススタッフに前記ユーザ車両を別の地点に移動させ、前記ユーザ車両が移動された先の地点で前記ユーザ車両へエネルギー源を補給するサービスを依頼するための端末プログラムであって、
駐車地点で前記ユーザ車両がユーザから引き取られて補給地点で前記ユーザ車両へエネルギー源が補給された後に前記ユーザ車両が前記ユーザに返却される返却地点として、前記駐車地点とは異なる地点を指定するユーザ操作を受け付けることと、
前記ユーザ操作により指定される地点を前記補給地点から許容範囲内に存在する地点に制限することと、
前記ユーザ操作により指定された地点を前記返却地点として示す通知データを送信することと
を含む動作をコンピュータに実行させる端末プログラム。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記動作は、
前記ユーザのスケジュールを示すスケジュールデータを参照して、前記ユーザ操作により指定される地点の候補を前記ユーザに提示することを更に含む請求項1に記載の端末プログラム。
【請求項3】
前記制限することは、前記許容範囲外に存在する地点が前記返却地点として指定されると、指定する地点の変更を前記ユーザに促すメッセージを出力することを含む請求項1に記載の端末プログラム。
【請求項4】
前記制限することは、前記許容範囲を地図上に表示することを含む請求項1に記載の端末プログラム。
【請求項5】
ユーザ車両が駐車された地点にサービススタッフを派遣し、派遣したサービススタッフに前記ユーザ車両を別の地点に移動させ、前記ユーザ車両が移動された先の地点で前記ユーザ車両へエネルギー源を補給するサービスを依頼する端末装置と通信を行う通信部と、
駐車地点で前記ユーザ車両がユーザから引き取られて補給地点で前記ユーザ車両へエネルギー源が補給された後に前記ユーザ車両が前記ユーザに返却される返却地点として、ユーザ操作により指定された、前記駐車地点とは異なり、かつ前記補給地点から許容範囲内に存在する地点を示す通知データを、前記通信部を介して前記端末装置から受信すると、前記駐車地点に派遣して前記補給地点で前記ユーザ車両へエネルギー源を補給させたサービススタッフに前記通知データで示された地点で前記ユーザ車両を返却させる処理を行う制御部と
を備えるサーバ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、端末プログラム及びサーバ装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両の充電を代行するサービスと、給電車両を派遣するサービスとを提供するためのシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-107303号公報
中国特許出願公開第106157625号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両の充電を代行するサービスを受けるユーザが、代行者に車両を引き渡す場所と、代行者から車両を返却してもらう場所を変えたい場合があると考えられる。しかし、ユーザが指定する車両返却場所が充電施設から遠い場合、代行者が車両を返却するのが困難な可能性がある。
【0005】
本開示の目的は、車両の充電を代行するサービスなどの代行型サービスを受けるユーザが、代行者が車両を返却できる範囲内で、車両引渡し場所とは別の場所を車両返却場所として指定できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る端末プログラムは、
ユーザ車両が駐車された地点にサービススタッフを派遣し、派遣したサービススタッフに前記ユーザ車両を別の地点に移動させ、前記ユーザ車両が移動された先の地点で前記ユーザ車両へエネルギー源を補給するサービスを依頼するための端末プログラムであって、
駐車地点で前記ユーザ車両がユーザから引き取られて補給地点で前記ユーザ車両へエネルギー源が補給された後に前記ユーザ車両が前記ユーザに返却される返却地点として、前記駐車地点とは異なる地点を指定するユーザ操作を受け付けることと、
前記ユーザ操作により指定される地点を前記補給地点から許容範囲内に存在する地点に制限することと、
前記ユーザ操作により指定された地点を前記返却地点として示す通知データを送信することと
を含む動作をコンピュータに実行させる。
【0007】
本開示に係るサーバ装置は、
ユーザ車両が駐車された地点にサービススタッフを派遣し、派遣したサービススタッフに前記ユーザ車両を別の地点に移動させ、前記ユーザ車両が移動された先の地点で前記ユーザ車両へエネルギー源を補給するサービスを依頼する端末装置と通信を行う通信部と、
駐車地点で前記ユーザ車両がユーザから引き取られて補給地点で前記ユーザ車両へエネルギー源が補給された後に前記ユーザ車両が前記ユーザに返却される返却地点として、ユーザ操作により指定された、前記駐車地点とは異なり、かつ前記補給地点から許容範囲内に存在する地点を示す通知データを、前記通信部を介して前記端末装置から受信すると、前記駐車地点に派遣して前記補給地点で前記ユーザ車両へエネルギー源を補給させたサービススタッフに前記通知データで示された地点で前記ユーザ車両を返却させる処理を行う制御部と
を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、車両の充電を代行するサービスなどの代行型サービスを受けるユーザが、代行者が車両を返却できる範囲内で、車両引渡し場所とは別の場所を車両返却場所として指定できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施形態に係るサービス提供システムの構成を示す図である。
本開示の実施形態に係るサーバ装置の構成を示すブロック図である。
本開示の実施形態に係る端末装置の構成を示すブロック図である。
本開示の実施形態に係るサービス提供システムの動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の一実施形態について、図を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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