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公開番号2024165496
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2023081747
出願日2023-05-17
発明の名称情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06F 21/10 20130101AFI20241121BHJP(計算;計数)
要約【課題】ライセンス情報により与えられた所定の機能に係る処理を実行する際に、条件に応じて情報処理装置の性能を向上させる情報処理装置、方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】情報処理システムにおいて、情報処理装置2は、操作受付部が、利用者による初期設定入力を受け付け(ステップS11)、検出取得部が、外部機器接続I/Fに情報記憶装置3の一例であるドングルが接続されたことを検出して機能ID及びライセンス情報を取得し(ステップS12)、実行制御部が、アクティベート処理を実行し(ステップS13)、所定の日数を過ぎていない場合又は所定の枚数を過ぎていない場合、実行制御部を含む各種機能部が、情報処理装置2の性能(生産性)を向上させる処理を実行する(ステップS14)。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
ライセンスが与えられた所定の機能に係る処理を実行する情報処理装置であって、
前記ライセンスを示すライセンス情報を取得する第1の取得手段と、
前記ライセンス情報により与えられた前記所定の機能に係る処理の実行時に所定の条件を満たす場合、当該情報処理装置の性能を向上させる制御手段と、
を有する、
ことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記所定の条件は、予め設定された所定の日数であり、
前記制御手段は、前記所定の機能に係る処理の実行時に前記所定の日数を過ぎていない場合に、当該情報処理装置の性能を向上させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記所定の日数は、当該情報処理装置の実使用日数に係る累計日数であり、
前記制御手段は、前記実使用日数に係る前記累計日数を過ぎていない場合に、当該情報処理装置の性能を向上させる、
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記所定の条件は、前記処理に含まれる印刷の実行に伴い当該情報処理装置で使用される用紙のサイズ又は前記用紙の片面若しくは両面に対する印刷条件であり、
前記制御手段は、前記用紙のサイズ又は前記印刷条件に応じて算出された前記用紙の枚数を過ぎていない場合に、当該情報処理装置の性能を向上させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記所定の日数を過ぎた場合、又は、前記用紙のサイズ又は前記用紙の片面若しくは両面に応じて算出された枚数を過ぎた場合に前記所定の機能が実行されていた場合、
前記制御手段は、前記所定の機能の実行が終了した後に、当該情報処理装置の性能の向上を停止させる、
ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記第1の取得手段は、前記ライセンス情報が記憶された情報記憶装置が当該情報処理装置に接続された場合に、前記情報記憶装置から前記ライセンス情報を取得する、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
請求項6に記載の情報処理装置であって、更に、
前記情報記憶装置が接続された状態で、表示手段に対する操作又はネットワーク経由により、前記性能の向上の有効又は無効の切替えを受け付ける受付手段、
を有する、
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項8】
ライセンスが与えられた所定の機能に係る処理を実行する情報処理装置と、前記情報処理装置と通信可能な通信端末と、を有する情報処理システムであって、
前記通信端末は、
前記ライセンスを示すライセンス情報を取得する第2の取得手段と、
前記ライセンス情報により与えられた所定の機能に係る処理の実行時に所定の条件を満たす場合、当該情報処理装置の性能を向上させるための設定を行う設定手段と、
前記設定手段により設定された前記所定の機能を向上させるための設定情報を前記情報処理装置に対して送信する送信手段と、
を有し、
前記情報処理装置は、
前記通信端末が送信した前記設定情報を受信する受信手段と、
受信した前記設定情報に基づく所定の機能に係る処理を実行する実行手段と、
を有する、
ことを特徴とする情報処理システム。
【請求項9】
ライセンスが与えられた所定の機能に係る処理を実行する情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
前記ライセンスを示すライセンス情報を取得する取得ステップと、
前記ライセンス情報により与えられた前記所定の機能に係る処理の実行時に所定の条件を満たす場合、当該情報処理装置の性能を向上させる制御ステップと、
を含む処理を実行する、
ことを特徴とする情報処理方法。
【請求項10】
ライセンスが与えられた所定の機能に係る処理を実行する情報処理装置に、
前記ライセンスを示すライセンス情報を取得する取得ステップと、
前記ライセンス情報により与えられた前記所定の機能に係る処理の実行時に所定の条件を満たす場合、当該情報処理装置の性能を向上させる制御ステップと、
を含む処理を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、各種機能を備える複合機などに対して、それらの機能ごとに使用可若しくは使用不可とする設定を可能としているものがある。このような機能の使用可否設定を行うため、ドングルと呼ばれる専用のライセンス認証器具を使用する技術が知られている。
【0003】
例えば、外部コントローラ装置103は、接続された画像処理装置104に、一時的に、画像処理装置104の設定情報と固有情報を読み取ることのできるドングル装置109を接続可能な外部装置108を接続し、外部装置108は、ドングルメモリに上記固有情報が書き込まれているかどうかを調べ、書き込まれていない場合には、上記固有情報を書き込むと共に、書き込まれている場合には上記固有情報と比較し、一致するときにのみ外部コントローラ装置103の設定情報の書き換えを行う技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、ライセンス情報により与えられた所定の機能に係る処理を情報処理装置が実行する際に、条件に応じて情報処理装置の性能を向上させることについては考慮されていない、という課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、請求項1に係る発明は、ライセンスが与えられた所定の機能に係る処理を実行する情報処理装置であって、前記ライセンスを示すライセンス情報を取得する取得手段と、前記ライセンス情報により与えられた前記所定の機能に係る処理の実行時に所定の条件を満たす場合、当該情報処理装置の性能を向上させる制御手段と、を有する、ことを特徴とする情報処理装置を提供する。
【発明の効果】
【0006】
以上説明したように本発明によれば、ライセンス情報により与えられた所定の機能に係る処理を情報処理装置が実行する際に、条件に応じて情報処理装置の性能を向上させることが可能になる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1の実施形態に係る情報処理装置及び情報記憶装置の一例を示す図である。
実施形態に係る情報処理装置のハードウエア構成の一例を示す図である。
実施形態に係る情報記憶装置のハードウエア構成の一例を示す図である。
第1の実施形態に係る情報処理装置及び情報記憶装置の各機能構成の一例を示す図である。
実施形態に係る利用機能管理テーブルの一例を示す概念図である。
実施形態に係るサイズ別重み管理テーブルの一例を示す概念図である。
実施形態に係る利用枚数管理テーブルの一例を示す概念図である。
第1の実施形態に係る情報処理装置と情報記憶装置との間の各種情報処理を含むシーケンス図の一例である。
第1の実施形態に係る情報処理装置におけるアクティベート画面の一例を示す図である。
第1の実施形態に係る規定日数判断を含む処理の一例を示すフローチャートである。
第1の実施形態に係る情報処理装置における生産性設定画面の一例を示す図である。
第1の実施形態の変形例に係る規定枚数判断を含む処理の一例を示すフローチャートである。
第1の実施形態の変形例に係る規定枚数判断を含む処理のうち、機能向上設定の有無に応じた処理の一例を示すフローチャートである。
第2の実施形態に係る情報処理システムの全体構成の一例を示す図である。
第2の実施形態に係る通信端末のハードウエア構成の一例を示す図である。
第2の実施形態に係る情報処理システムの機能構成の一例を示す図である。
第2の実施形態に係る情報記憶装置と通信端末と情報処理装置との間の生産性設定処理を含むシーケンス図の一例である。
第2の実施形態に係る規定日数判断を含む処理の一例を示すフローチャートである。
第2の実施形態の変形例に係る規定枚数判断を含む処理の一例を示すフローチャートである。
第2の実施形態の変形例に係る規定枚数判断を含む処理のうち、機能向上設定の有無に応じた処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を用いて、発明を実施するための形態について説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する部分があればその説明を省略する。
【0009】
〔第1の実施形態〕
〔情報処理装置及び情報記憶装置〕
図1は、第1の実施形態に係る情報処理装置及び情報記憶装置の一例を示す図である。
【0010】
<情報処理装置>
図1に示されているように、情報処理装置2は、例えば複数の機能を搭載したMFP(Multifunction Peripheral)である。情報処理装置2は、ドングル(dongle)若しくはプロテクトドングルと呼ばれるコンピュータに接続可能な小さな装置を接続するためのインターフェイス(I/F:Inter Face)を備えている。また上述したインターフェイスは、例えば、USB(Universal Serial Bus)インターフェイスである。このUSBインターフェイスに情報記憶装置3を接続することにより、情報処理装置2は、情報記憶装置3に記憶されているライセンス情報を取得することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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