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公開番号
2024165304
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023081395
出願日
2023-05-17
発明の名称
燃料噴射制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人プロスペック特許事務所
主分類
F02D
41/30 20060101AFI20241121BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】燃料噴射弁の先端に到達した燃料にベーパが発生することを抑制することができる燃料噴射制御装置を提供する。
【解決手段】燃料噴射制御装置10は、燃料噴射弁21を備えた内燃機関20に適用される。燃料噴射制御装置は、燃料噴射弁の先端温度が所定温度以上である場合、燃料噴射弁の先端温度が所定温度よりも低い場合に比べ、燃料噴射弁から噴射させる燃料の量を増大させる。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
燃料噴射弁を備えた内燃機関の燃料噴射制御装置において、
前記燃料噴射弁の先端温度が所定温度以上である場合、前記燃料噴射弁の先端温度が前記所定温度よりも低い場合に比べ、前記燃料噴射弁から噴射させる燃料の量を増大させるように構成されている内燃機関の燃料噴射制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、燃料噴射制御装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
内燃機関のポート燃料噴射弁に供給される燃料にベーパが発生していると推定されたときに、当該ポート燃料噴射弁からの燃料噴射を行わないようにした内燃機関の燃料噴射制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-229995号公報
【発明の概要】
【0004】
従来の燃料噴射制御装置によれば、燃料噴射弁の先端に到達した燃料にベーパが発生していると推定されるとき、燃料噴射弁からの燃料噴射を行わないことになるが、ベーパの発生自体を抑制することができれば、燃料噴射弁からの燃料噴射を行うことができ、好ましい。
【0005】
本発明の目的は、燃料噴射弁の先端に到達した燃料にベーパが発生することを抑制することができる燃料噴射制御装置を提供することにある。
【0006】
本発明に係る燃料噴射制御装置は、燃料噴射弁を備えた内燃機関に適用される。本発明に係る燃料噴射制御装置は、前記燃料噴射弁の先端温度が所定温度以上である場合、前記燃料噴射弁の先端温度が前記所定温度よりも低い場合に比べ、前記燃料噴射弁から噴射させる燃料の量を増大させるように構成されている。
【0007】
本発明に係る燃料噴射制御装置によれば、燃料噴射弁の先端の温度が高い場合、燃料噴射弁から噴射される燃料の量が多くされるので、燃料噴射弁の先端の温度を低下させることができる。これにより、燃料噴射弁の先端に到達した燃料にベーパが発生することを抑制することができる。
【0008】
本発明の構成要素は、図面を参照しつつ後述する本発明の実施形態に限定されるものではない。本発明の他の目的、他の特徴及び付随する利点は、本発明の実施形態についての説明から容易に理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の実施形態に係る燃料噴射制御装置含む機関制御装置を示した図である。
図2は、本発明の実施形態に係る機関制御装置が実行するルーチンを示したフローチャートである。
図3は、本発明の実施形態に係る機関制御装置が実行する処理に係るイグニッションスイッチの作動等を示したタイムチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る燃料噴射制御装置を含む機関制御装置について説明する。図1に、本発明の実施形態に係る機関制御装置10が示されている。機関制御装置10は、車両100に搭載される内燃機関20の一部である。
(【0011】以降は省略されています)
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