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公開番号2024165168
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2023081084
出願日2023-05-16
発明の名称端子及び端子付き電線
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 4/02 20060101AFI20241121BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】高効率(短時間、低接合条件)で電線の芯線と接合することができる端子及び端子付き電線を提供する。
【解決手段】端子12は、所定の方向に幅方向を有する板状の端子本体30と、端子本体30に形成され、導電性材料から形成される導体部材(芯線21)が接続される導体接続部(電線接続部32)とを備える。導体接続部(電線接続部32)における幅方向両側の箇所にはそれぞれ、端子本体30の幅方向と交差する長手方向に延在する凸部及び凹部の少なくとも一方(凸部40)が形成されている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
所定の方向に幅方向を有する板状の端子本体と、
前記端子本体に形成され、導電性材料から形成される導体部材が接続される導体接続部と、を備え、
前記導体接続部における前記幅方向両側の箇所にはそれぞれ、前記幅方向と交差する長手方向に延在する凸部及び凹部の少なくとも一方が形成されている、
端子。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記凸部又は前記凹部には、前記長手方向に延在するエッジが形成されている、請求項1に記載の端子。
【請求項3】
前記凸部又は前記凹部は、前記長手方向に沿って連続的に延在している、請求項1又は2に記載の端子。
【請求項4】
前記凸部又は前記凹部は、前記長手方向に対して断続的に配置されている、請求項1又は2に記載の端子。
【請求項5】
芯線、及び、前記芯線の一部を露出させた状態で前記芯線を被覆する被覆を有する電線と、
前記電線の前記芯線が接続される電線接続部を有する端子と、を備え、
前記電線接続部における前記端子の幅方向両側の箇所にはそれぞれ、前記端子の幅方向と交差する長手方向に延在する凸部及び凹部の少なくとも一方が形成され、
前記芯線と前記凸部又は前記凹部とが接した状態で、前記芯線と前記端子とが接合されている、
端子付き電線。
【請求項6】
前記凸部又は前記凹部には、前記長手方向に延在するエッジが形成され、
前記芯線が前記凸部又は前記凹部に形成された前記エッジと接した状態で、前記芯線と前記端子とが接合されている、請求項5に記載の端子付き電線。
【請求項7】
前記凸部又は前記凹部は、前記長手方向に沿って連続的に延在している、請求項5又は6に記載の端子付き電線。
【請求項8】
前記凸部又は前記凹部は、前記長手方向に対して断続的に配置されている、請求項5又は6に記載の端子付き電線。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、端子及び端子付き電線に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
電線の端末から露出させた芯線に端子が接続された端子付き電線を製造する際に、芯線を端子に押し当て超音波振動を付与することによって、芯線と端子とを超音波接合によって一体に接続することが行なわれている(特許文献1参照)。このような端子付き電線では、一般的に、電線の端末から露出させた芯線と端子の一部とを、アンビルとホーンとで挟み込み、ホーンを超音波振動させることにより、端子への電線の芯線の接合(超音波接合)を行っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-145263号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、超音波を用いた端子と電線の芯線との接合において、高効率(短時間)で接合するためには超音波設備から発振した超音波振動を、端子と電線の芯線との接合界面へ極力損失なく伝播させることが重要である。接合条件(接合時間、超音波出力、接合荷重等)を変更することによって高効率(短時間)で端子と電線の芯線とを接合することは可能ではあるが、汎用的な超音波設備では対応できなくなるという問題が生じ得る。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、高効率(短時間、低接合条件)で電線の芯線と接合することができる端子及び端子付き電線を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係る端子は、所定の方向に幅方向を有する板状の端子本体と、端子本体に形成され、導電性材料から形成される導体部材が接続される導体接続部と、を備え、導体接続部における幅方向両側の箇所にはそれぞれ、幅方向と交差する長手方向に延在する凸部及び凹部の少なくとも一方が形成されている。
【0007】
本発明の態様に係る端子付き電線は、芯線、及び、芯線の一部を露出させた状態で芯線を被覆する被覆を有する電線と、電線の芯線が接続される電線接続部を有する端子と、を備え、電線接続部における端子の幅方向両側の箇所にはそれぞれ、端子の幅方向と交差する長手方向に延在する凸部及び凹部の少なくとも一方が形成され、芯線と凸部又は凹部とが接した状態で、芯線と端子とが接合されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、高効率(短時間、低接合条件)で電線の芯線と接合することができる端子及び端子付き電線を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る端子付き電線の一例を示す斜視図である。
本実施形態に係る端子付き電線の一例を示す平面図である。
本実施形態に係る端子付き電線の一例を示す側面図である。
本実施形態に係る端子付き電線の一例を示す正面図である。
本実施形態に係る端子の一例を示す平面図である。
本実施形態に係る端子の一例を示す側面図である。
端子を超音波接合機にセットした状態を示す斜視図である。
凸部の断面形状の一例を示す図である。
凸部の断面形状の一例を示す図である。
凸部の断面形状の一例を示す図である。
凸部の断面形状の一例を示す図である。
凸部の形状及び配置の一例を示す図である。
凸部の形状及び配置の一例を示す図である。
凸部の形状及び配置の一例を示す図である。
凸部の形状及び配置の一例を示す図である。
凹部の形状及び配置の一例を示す図である。
凹部の形状及び配置の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて本実施形態に係る端子及び端子付き電線について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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