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公開番号
2024164720
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-27
出願番号
2023080403
出願日
2023-05-15
発明の名称
駆動装置および電動車両
出願人
ニデック株式会社
代理人
弁理士法人 佐野特許事務所
主分類
H02K
5/16 20060101AFI20241120BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】モータを収容するハウジングにおける共振の抑制と、ハウジングの重量増加の抑制との両立を図る。
【解決手段】駆動装置は、軸方向に延びるモータ軸線を中心として回転するロータ、および、前記ロータと径方向に対向する環状のステータを有するモータと、軸方向に延び、外部にトルクを出力する出力部と、軸方向に延びるシャフトに取り付けられる歯車を有し、前記モータのトルクを前記出力部に伝達するギヤ部と、前記モータ、前記出力部、および、前記ギヤ部を収容するハウジングと、を有する。前記ハウジングは、前記モータと軸方向に対向する内面に前記モータ側に向けて突出する第1リブを有する。前記ステータは、周方向に配列される複数のティースを有する。前記第1リブは、軸方向からの平面視において、隣り合う前記ティースの間に配置される。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
軸方向に延びるモータ軸線を中心として回転するロータ、および、前記ロータと径方向に対向する環状のステータを有するモータと、
軸方向に延び、外部にトルクを出力する出力部と、
軸方向に延びるシャフトに取り付けられる歯車を有し、前記モータのトルクを前記出力部に伝達するギヤ部と
前記モータ、前記出力部、および、前記ギヤ部を収容するハウジングと、
を有し、
前記ハウジングは、前記モータと軸方向に対向する内面に前記モータ側に向けて突出する第1リブを有し、
前記ステータは、周方向に配列される複数のティースを有し、
前記第1リブは、軸方向からの平面視において、隣り合う前記ティースの間に配置される、駆動装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1リブは、前記モータ軸線を中心として放射状に複数配置される、請求項1に記載の駆動装置。
【請求項3】
前記ハウジングは、
前記ハウジングの外縁より内方に配置され、軸方向に延びる複数の筒部と、
軸方向からの平面視において隣り合う前記筒部の間に配置される第2リブと、
をさらに有する、請求項1に記載の駆動装置。
【請求項4】
前記第2リブは、前記ハウジングの内面と外面との少なくともいずれか一方に配置される、請求項3に記載の駆動装置。
【請求項5】
前記第2リブは、前記ハウジングに複数配置され、
複数の前記第2リブのうちの少なくとも一つは、隣り合う前記筒部同士を接続する、請求項3に記載の駆動装置。
【請求項6】
前記複数の筒部には、
前記モータの径方向外方に配置され、前記モータを囲む第1筒部と、
前記出力部を回転可能に支持する出力部軸受を保持する第2筒部と、
前記シャフトを回転可能に支持するシャフト軸受を保持する第3筒部と、
が含まれる、請求項3に記載の駆動装置。
【請求項7】
前記ハウジングは、
前記モータの径方向外方に配置され、前記モータを囲む第1筒部と、
前記第1筒部の外周から軸方向と交差する方向に広がる平面部と、
前記第1筒部の外周面と前記平面部とに接続される第3リブと、
をさらに有する、請求項1に記載の駆動装置。
【請求項8】
前記ハウジングは、
前記ハウジングの内面から軸方向に突出し、締結部材の固定を可能とするボス部と、
前記ボス部の外周面と前記ハウジングの内面とに接続される第4リブと、
をさらに有する、請求項1に記載の駆動装置。
【請求項9】
前記ハウジングは、互いに接合されて当該ハウジングを構成する第1ハウジング部材と第2ハウジング部材とを有し、
前記締結部材は、前記第1ハウジング部材と前記第2ハウジング部材とを接合し、
前記ボス部は、前記第1ハウジング部材と前記第2ハウジング部材とのいずれか一方に配置される、請求項8に記載の駆動装置。
【請求項10】
前記ハウジングは、互いに接合されて当該ハウジングを構成する第1ハウジング部材と第2ハウジング部材とを有し、
前記第1リブは、前記第1ハウジング部材と前記第2ハウジング部材とのうち、前記ステータが配置される側に配置される、請求項1に記載の駆動装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、駆動装置および電動車両に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、モータを組み込んだ電動用ハブ装置を備える電動車両が知られる(例えば、特開2009-12542)。なお、電動車両は、例えば電動自転車である。電動用ハブ装置は、ペダルに一定以上の負荷が作用すると、モータを駆動させて車輪に補助動力を供給する。電動用ハブ装置が有するモータは、ハウジングに収容される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-12542号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来においては、モータを収容するハウジングは、電動車両を軽量とするために、肉厚を薄くされる傾向がある。しかしながら、ハウジングの肉厚が薄くされると、アシスト時のモータ駆動に伴う共振によって騒音が大きくなる虞がある。
【0005】
本開示は、モータを収容するハウジングにおける共振の抑制と、ハウジングの重量増加の抑制との両立を図ることができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の例示的な駆動装置は、軸方向に延びるモータ軸線を中心として回転するロータ、および、前記ロータと径方向に対向する環状のステータを有するモータと、軸方向に延び、外部にトルクを出力する出力部と、軸方向に延びるシャフトに取り付けられる歯車を有し、前記モータのトルクを前記出力部に伝達するギヤ部と、前記モータ、前記出力部、および、前記ギヤ部を収容するハウジングと、を有する。前記ハウジングは、前記モータと軸方向に対向する内面に前記モータ側に向けて突出する第1リブを有する。前記ステータは、周方向に配列される複数のティースを有する。前記第1リブは、軸方向からの平面視において、隣り合う前記ティースの間に配置される。
【0007】
本開示の例示的な電動車両は、上記構成の駆動装置と、前記モータに電力を供給する電源部と、前記駆動装置の出力を車輪に伝達する動力伝達機構と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
例示的な本開示によれば、モータを収容するハウジングにおける共振の抑制と、ハウジングの重量増加の抑制との両立を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示の実施形態にかかる電動車両の概略の構成を示す側面図である。
図2は、駆動装置の概略の構成を示す斜視図である。
図3は、図2に示す駆動装置の内部の構成を示す概略斜視図である。
図4は、駆動装置における動力伝達部分を抽出して示す概略斜視図である。
図5は、駆動装置における動力伝達部分を抽出して示す概略斜視図である。
図6は、ステータが有するステータコアの構成を示す平面図である。
図7は、クランクシャフト及び出力部の周辺の概略の構成を示す断面図である。
図8は、第1ハウジング部材の内面の概略の構成を示す斜視図である。
図9は、第1ハウジング部材の外面の概略の構成を示す斜視図である。
図10は、第2ハウジング部材の外面の概略の構成を示す斜視図である。
図11は、第2ハウジング部材の内面の概略の構成を示す斜視図である。
図12は、本開示の実施形態に係るステータの回り止め構造について説明するための図である。
図13は、図12における螺子の周辺を、ハウジングカバーを取り除いて示す拡大斜視図である。
図14は、変形例に係るステータの回り止め構造について説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の例示的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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