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公開番号2024164568
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-27
出願番号2023080148
出願日2023-05-15
発明の名称スカム付着抑制剤、スカム付着抑制方法、および化粧料
出願人株式会社日本触媒
代理人弁理士法人G-chemical
主分類A61K 8/84 20060101AFI20241120BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】スカムの付着の抑制性に優れる組成物を提供する。
【解決手段】アルキレンイミンに由来する構造単位(a)およびアルキレンオキシドに由来する構造単位(b)を含むアルキレンイミン誘導体と、高級脂肪酸とを含む、スカム付着抑制剤。前記スカム付着抑制剤を含む化粧料。前記化粧料を使用して身体を洗浄する際に洗浄水で洗い流す工程を備えるスカム付着抑制方法。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
アルキレンイミンに由来する構造単位(a)およびアルキレンオキシドに由来する構造単位(b)を含むアルキレンイミン誘導体と、高級脂肪酸とを含む、スカム付着抑制剤。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
アルキレンオキシドに由来する構造単位(b)はアルキレンイミンに由来する構造単位(a)における窒素原子に結合している、請求項1に記載のスカム付着抑制剤。
【請求項3】
請求項1または2に記載のスカム付着抑制剤を含む化粧料。
【請求項4】
前記化粧料100質量%中の前記アルキレンイミン誘導体の含有割合は0.0001~20質量%である請求項3に記載の化粧料。
【請求項5】
請求項3の化粧料を使用して身体を洗浄する際に洗浄水で洗い流す工程を備えるスカム付着抑制方法。
【請求項6】
前記洗浄水は無機金属塩を含む請求項5に記載のスカム付着抑制方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スカム付着抑制剤、スカム付着抑制方法、および化粧料に関する。より詳細には、本発明は、スカム付着抑制剤、上記スカム付着抑制剤を用いたスカム付着抑制方法、および上記スカム付着抑制剤を含む化粧料に関する。
続きを表示(約 960 文字)【背景技術】
【0002】
石けんやシャンプー、ボディソープなどの皮膚洗浄剤は、高級脂肪酸を主成分とするものが多い。このような皮膚洗浄剤としては、例えば特許文献1~3に開示されたものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-134191号公報
特開2021-75481号公報
特開2017-193530号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、高級脂肪酸は硬水中のマグネシウムイオンやカルシウムイオン等の非アルカリ金属イオンと反応して水に難溶な石けんカス(スカム)を発生することが知られている。スカムは、風呂場やシンクなどに付着して汚れとなったり、皮膚や毛髪に付着してキシミ感の原因になったりする。また、皮膚洗浄剤等の化粧料の使用時にスカムが生成されると、泡立ちや泡質が低下するという問題もある。
【0005】
従って、本発明の目的は、スカムの付着の抑制性に優れる組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、特定のアルキレンイミン誘導体および高級脂肪酸を含む組成物によれば、スカムの付着の抑制性に優れることを見出した。本発明はこれらの知見に基づいて完成させたものである。
【0007】
すなわち、本発明は、アルキレンイミンに由来する構造単位(a)およびアルキレンオキシドに由来する構造単位(b)を含むアルキレンイミン誘導体と、高級脂肪酸とを含む、スカム付着抑制剤を提供する。
【0008】
アルキレンオキシドに由来する構造単位(b)はアルキレンイミンに由来する構造単位(a)における窒素原子に結合していることが好ましい。
【0009】
また、本発明は、上記スカム付着抑制剤を含む化粧料を提供する。
【0010】
上記化粧料100質量%中の上記アルキレンイミン誘導体の含有割合は0.0001~20質量%であることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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