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公開番号
2024164549
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-27
出願番号
2023080113
出願日
2023-05-15
発明の名称
部品情報作成装置、部品情報作成システムおよび部品情報作成方法
出願人
ヤマハ発動機株式会社
代理人
個人
主分類
H05K
13/04 20060101AFI20241120BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】部品を移動させる際に生じる力に抗して部品を実装することに適した使用可能ノズルを選択することが可能な部品情報作成装置、部品情報作成システムおよび部品情報作成方法を提供する。
【解決手段】この部品情報作成装置7は、部品質量Mおよび部品重心位置Pgに基づいて、部品Eを基板Sbに実装する際に使用することが可能な使用可能ノズルNcを検索するための処理を行う制御部73と、制御部73により検索された使用可能ノズルNcの情報を含む部品情報Reを表示する表示部71とを備える。
【選択図】図13
特許請求の範囲
【請求項1】
基板に実装される部品の部品質量および前記部品の部品重心位置に基づいて、前記部品を前記基板に実装する際に使用することが可能な使用可能ノズルを検索するための処理を行う制御部と、
前記制御部により検索された前記使用可能ノズルの情報を含む部品情報を表示する表示部とを備える、部品情報作成装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記制御部は、撮像部により撮像された前記部品の画像に基づいて、前記部品の3次元の外形形状を取得するとともに、前記部品の3次元の外形形状と前記部品の密度を含む質量係数とに基づいて、前記部品質量および前記部品重心位置を取得する処理を行うように構成されている、請求項1に記載の部品情報作成装置。
【請求項3】
前記部品を撮像する前記撮像部、前記制御部および前記表示部を含む携帯端末をさらに備える、請求項2に記載の部品情報作成装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記使用可能ノズルを動かした際に前記使用可能ノズルから吸着した前記部品がずれないか否かを判定するために設定されるとともに、前記使用可能ノズルを動かす速度に応じて変化する指標値に基づいて、前記使用可能ノズルを動かす際の推奨速度の情報をさらに含む前記部品情報を取得するとともに、取得した前記部品情報を前記表示部に表示する処理を行うように構成されている、請求項1に記載の部品情報作成装置。
【請求項5】
前記推奨速度は、前記使用可能ノズルを水平方向に動かす水平移動速度、前記使用可能ノズルを回転させて動かす回転速度、および、前記使用可能ノズルを昇降させて動かす昇降速度の少なくともいずれかを含む、請求項4に記載の部品情報作成装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記使用可能ノズルを動かす速度に応じて変化する、前記使用可能ノズルの移動方向に発生する力、および、前記使用可能ノズルと前記部品との間の摩擦力または保持力に基づいて、前記指標値を算出する処理を行うように構成されている、請求項4に記載の部品情報作成装置。
【請求項7】
前記制御部は、検索結果として前記使用可能ノズルが複数取得された場合、前記複数の使用可能ノズルの情報を一覧で前記表示部に表示する処理を行うように構成されている、請求項4に記載の部品情報作成装置。
【請求項8】
前記制御部は、ユーザが所持する所持ノズルの情報およびユーザが所持していない非所持ノズルの情報の少なくともいずれかの情報に基づいて、前記使用可能ノズルを検索する処理を行うように構成されている、請求項1に記載の部品情報作成装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記使用可能ノズルの検索結果として前記非所持ノズルを取得した場合、前記非所持ノズルであることを示す情報をさらに含む前記部品情報を前記表示部に表示する処理を行うように構成されている、請求項8に記載の部品情報作成装置。
【請求項10】
基板に実装される部品の部品質量および前記部品の部品重心位置に基づいて、前記部品を前記基板に実装する際に使用することが可能な使用可能ノズルを検索する処理を行う第1制御部を含むサーバと、
前記使用可能ノズルを検索するために、前記サーバに検索を実行させる信号を送信するとともに、前記サーバから検索された前記使用可能ノズルの情報を含む部品情報を取得する第2制御部と、前記部品情報を表示する表示部とを含む部品情報作成装置とを備える、部品情報作成システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、部品情報作成装置、部品情報作成システムおよび部品情報作成方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、部品情報作成装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
上記特許文献1には、吸着ノズル決定装置(部品情報作成装置)が開示されている。吸着ノズル決定装置は、吸着ノズル選択部(制御部)と、表示部とを備えている。吸着ノズル選択部は、吸着ノズルの吸着口の内径および部品の吸着面の寸法に基づいて、部品を吸着可能な吸着ノズルを選択するように構成されている。また、吸着ノズル選択部は、上記選択した吸着ノズルの吸着口の外縁および部品供給テープの供給口の寸法に基づいて、吸着ノズルの吸着口の外縁が部品供給テープの供給口の周囲に干渉しない使用可能ノズルを選択するように構成されている。表示部は、部品の実装に必要な情報(たとえば、使用可能ノズルの情報)を表示するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-339531号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、上記特許文献1の吸着ノズル決定装置では、部品を吸着可能であり、かつ、吸着ノズルの吸着口の外縁が部品供給テープの供給口の周囲に干渉しないという条件を満たした使用可能ノズルが選択される。この選択された使用可能ノズルは、部品供給テープから部品を吸着することに適したノズルである。しかしながら、基板に部品を実装するために部品を吸着した使用可能ノズルを移動させる際、移動速度に応じて発生する部品に生じる力に抗して部品を吸着することに適したノズルか否かの判定が不十分であるので、使用可能ノズルとして、部品を実装させることに適したノズルが選択されない場合もある。このため、部品を移動させる際に生じる力に抗して部品を実装することに適した使用可能ノズルを選択することが可能な構成の実現が望まれている。
【0006】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、部品を移動させる際に生じる力に抗して部品を実装することに適した使用可能ノズルを選択することが可能な部品情報作成装置、部品情報作成システムおよび部品情報作成方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明の第1の局面による部品情報作成装置は、基板に実装される部品の部品質量および部品の部品重心位置に基づいて、部品を基板に実装する際に使用することが可能な使用可能ノズルを検索するための処理を行う制御部と、制御部により検索された使用可能ノズルの情報を含む部品情報を表示する表示部とを備える。
【0008】
この発明の第1の局面による部品情報作成装置では、上記のように、部品質量および部品重心位置に基づいて、部品を基板に実装する際に使用することが可能な使用可能ノズルを検索するための処理を行う制御部と、使用可能ノズルの情報を含む部品情報を表示する表示部とを設ける。これにより、部品質量および部品重心位置を使用可能ノズルの検索条件とすることにより、ノズルを動かした際に部品質量および部品重心位置に応じて発生する力に対して適切な吸着力を有する使用可能ノズルを検索することができる。その結果、表示部に表示された適切な吸着力を有する使用可能ノズルを作業者が選択することにより、部品を移動させる際に生じる力に抗して部品を実装することに適した使用可能ノズルを選択することができる。
【0009】
上記第1の局面による部品情報作成装置において、好ましくは、制御部は、撮像部により撮像された部品の画像に基づいて、部品の3次元の外形形状を取得するとともに、部品の3次元の外形形状と部品の密度を含む質量係数とに基づいて、部品質量および部品重心位置を取得する処理を行うように構成されている。このように構成すれば、部品の3次元の外形形状を作業者が測定具を用いて測定して取得した測定値を用いていないので、作業者が測定具を用いて測定する場合と比較して、作業者の手間を省くことができる。また、部品の電子カタログなどに部品の画像が登録されていない場合でも、部品の画像を取得することができるので、部品の部品質量および部品重心位置を確実に取得することができる。
【0010】
この場合、好ましくは、部品を撮像する撮像部、制御部および表示部を含む携帯端末をさらに備える。このように構成すれば、部品実装装置の撮像部、制御部および表示部を用いることなく、携帯端末の撮像部、制御部および表示部を用いて使用可能ノズルを取得することができるので、使用可能ノズルを部品実装装置において検索した場合に生じる部品実装装置の作業停止時間を発生させないようにすることができる。したがって、部品実装装置における部品の実装作業の効率を向上させることができる。また、携帯端末において使用可能ノズルの検索を行うことにより、使用可能ノズルの検索を行う度に、作業者が部品実装装置に行く必要がなくなるので、作業者の作業負担を軽減することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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