TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024164425
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-27
出願番号
2023079888
出願日
2023-05-15
発明の名称
プロテクタおよびワイヤハーネス
出願人
矢崎総業株式会社
,
トヨタ車体株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H02G
3/04 20060101AFI20241120BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】より適正に配索材の端部を仮固定することができるプロテクタおよびワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【解決手段】プロテクタ1は、車両に配索される配索材Wが挿通される開口部3が設けられた外壁11cを有し、当該外壁11cの内側に配索材Wが収容される収容空間部4が形成されたケース10と、ケース10の外壁11cに設けられ、開口部3からケース10の外側に引き出された配索材Wの端部Waを外壁11cに沿わせるように屈曲させた状態で仮保持する仮保持部20と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に配索される配索材が挿通される開口部が設けられた外壁を有し、当該外壁の内側に前記配索材が収容される収容空間部が形成されたケースと、
前記ケースの前記外壁に設けられ、前記開口部から前記ケースの外側に引き出された前記配索材の端部を前記外壁に沿わせるように屈曲させた状態で仮保持する仮保持部と、
を備えた、プロテクタ。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記外壁は、前記ケースの延在方向の一端部に設けられており、
前記仮保持部は、前記外壁から前記延在方向に沿って延びた底壁と、前記底壁の前記外壁とは反対側の端部から前記延在方向と交差する高さ方向に沿って延びた立壁と、前記立壁の前記底壁とは反対側の端部から前記延在方向に沿って前記外壁側に延びた爪部と、を有する、
請求項1に記載のプロテクタ。
【請求項3】
前記爪部には、前記延在方向の先端部に向かうにつれて前記高さ方向の前記底壁側に向かうように傾斜したテーパ面が設けられる、
請求項2に記載のプロテクタ。
【請求項4】
前記爪部には、前記延在方向および前記高さ方向と交差する幅方向の一端部を前記延在方向に沿って切り欠くように形成された切欠部が設けられる、
請求項2または3に記載のプロテクタ。
【請求項5】
前記配索材の前記端部は、前記開口部から前記ケースの外側に引き出される第1部分と、前記第1部分と交差し前記仮保持部に仮保持される第2部分と、前記第1部分と前記第2部分とを接続し90°の角度で屈曲した屈曲部分と、を含む、
請求項1または2に記載のプロテクタ。
【請求項6】
導電性を有し、車両に配索される配索材と、
前記配索材を保護するプロテクタと、を備え、
前記プロテクタは、
前記配索材が挿通される開口部が設けられた外壁を有し、当該外壁の内側に前記配索材が収容される収容空間部が形成されたケースと、
前記ケースの前記外壁に設けられ、前記開口部から前記ケースの外側に引き出された前記配索材の端部を前記外壁に沿わせるように屈曲させた状態で仮保持する仮保持部と、
を有する、ワイヤハーネス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プロテクタおよびワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のワイヤハーネスのプロテクタに関する技術として、例えば、特許文献1には、車両に配索される配索材が挿通される開口部が設けられた外壁を有し、当該外壁の内側に配索材が収容される収容空間部が形成されたケースを備えた、プロテクタが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-143606号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した特許文献1に記載のプロテクタでは、例えば、開口部からケースの外側に引き出された配索材の端部をオプションテープや結束バンド等で仮固定する必要があり、この点で作業に手間が生じてしまう虞があった。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、より適正に配索材の端部を仮固定することができるプロテクタおよびワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係るプロテクタは、車両に配索される配索材が挿通される開口部が設けられた外壁を有し、当該外壁の内側に前記配索材が収容される収容空間部が形成されたケースと、前記ケースの前記外壁に設けられ、前記開口部から前記ケースの外側に引き出された前記配索材の端部を前記外壁に沿わせるように屈曲させた状態で仮保持する仮保持部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るプロテクタおよびワイヤハーネスは、ケースの外壁には、開口部からケースの外側に引き出された配索材の端部を外壁に沿わせるように屈曲させた状態で仮保持する仮保持部が設けられる。この構成により、プロテクタおよびワイヤハーネスは、例えば、仮保持部に配索材の端部を引っ掛けることによって、比較的容易に配索材の端部をケースに対して仮固定することができる。この結果、プロテクタおよびワイヤハーネスは、より適正に配索材の端部を仮固定することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るプロテクタが適用されるワイヤハーネスの例示的な斜視図である。
図2は、実施形態に係るプロテクタの例示的な分解斜視図である。
図3は、実施形態に係るプロテクタの仮保持部の近傍の例示的な平面図である。
図4は、実施形態に係るプロテクタの仮保持部の例示的な平面図であって、配索材の端部が取り外された状態の図である。
図5は、実施形態に係るプロテクタの仮保持部の例示的な側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、下記実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。なお、本明細書では、序数は、部品や、部材、部位、位置、方向等を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
【0010】
[実施形態]
図1は、実施形態に係るプロテクタ1が適用されるワイヤハーネスWHの斜視図である。図1に示される本実施形態のプロテクタ1は、車両に配索されるワイヤハーネスWHに組み込まれるものである。ここで、ワイヤハーネスWHは、例えば、車両に搭載される各機器間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられる配索材Wを束にして集合部品とし、コネクタ40等で配索材Wを各機器に接続するようにしたものである。本実施形態のワイヤハーネスWHは、導電性を有する配索材Wと、配索材Wを保護するプロテクタ1と、を備えている。プロテクタ1は、例えば、車両に搭載された不図示のスライドシートやスライドドア等に配索される配索材Wの一部を余長部分として内部に収容して保護するものである。なお、ワイヤハーネスWHは、この他、さらに、コルゲートチューブや、グロメット、電気接続箱、固定具、コネクタなど種々の構成部品を含んで構成されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
矢崎総業株式会社
端子
4日前
矢崎総業株式会社
配線板
2日前
矢崎総業株式会社
端子台
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
表示装置
9日前
矢崎総業株式会社
放熱構造
9日前
矢崎総業株式会社
接続端子
11日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
23日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
23日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
23日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
10日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
4日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
4日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
3日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
3日前
矢崎総業株式会社
表示装置
1か月前
矢崎総業株式会社
保持装置
4日前
矢崎総業株式会社
接続端子
11日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
伝熱部材
4日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
グロメット
1か月前
矢崎総業株式会社
電流センサ
1か月前
矢崎総業株式会社
グロメット
1か月前
矢崎総業株式会社
グロメット
1か月前
矢崎総業株式会社
電線ホルダ
1か月前
矢崎総業株式会社
プロテクタ
23日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
1か月前
矢崎総業株式会社
電流センサ
1か月前
続きを見る
他の特許を見る